駆逐艦夕雲 1/700 ハセガワ WLシリーズ製作

<駆逐艦夕雲 完成写真>
駆逐艦夕雲にはなんとなく、不憫さを感じてしまいます。
漸減邀撃作戦に対する駆逐艦としては最終形で最新鋭の量産型駆逐艦にも関わらず、いやそれだからこそ
19隻いた同型艦は全て終戦までに戦没しました。
(漸減邀撃作戦自体が結果的にはナンセンスだった訳ですが・・・)
結構功労艦なのになんとなく、雪風擁する陽炎型や島風に押され気味です。
プラモデル界でもなんとなく、優遇されているのかいないのか。タミヤさんから水中モーター版が出ていたりしますが
結構今のディテール感からすれば物足りないようですし、1/300というサイズが中途半端な感じがします。
WLでも放置されている感が否めません。
というのも、ハセガワさんの夕雲は1972年発売の古参キット、ピットロードさんが1995年に発売しており、
こちらの方が新しくディテールが作り込まれているようです。
最近フルハル版にリニューアルされています。恐らく、フルハルと洋上版の選択可能キットだと思われます。
当初私も夕雲自体にそれ程思い入れがなかったので、何となく安い方のWLラインシリーズのものを購入したのですが
キスカ島撤退作戦を始め、鼠輸送作戦、功労艦であることを知り俄然思い入れが強くなりました。
特にキスカ島撤退作戦は完璧に成功した奇跡の撤退作戦と呼ばれる大好きな話です。
第二次ベララベラ海戦で米駆逐艦シャバリアと相打ちになる格好で沈没しました。
キスカ島撤退作戦については「キスカ島奇跡の撤退」が新潮文庫から出ていますが、
「撤退の本質」 日経ビジネス文庫(ビジネス本して有名な「失敗の本質」のシリーズ)にも載っています。
興味のある方は一読することをお勧めします。
そんなことで、伸ばしランナーや真鍮線を使ってできるだけエコにディテールアップを試してみました!
駆逐艦夕雲 1/700 ウオーターラインシリーズ

キットは先ほども書きましたが、1972年のいわゆる古参キットです。
当然、キットのディテールの甘さは当初から予想されました。

箱裏に色指定があります。
船体中央部の普段なら滑り止め甲板または多くの古参キットではつるつるの表面が多いのですが、
リノリウム抑えがモールドされています。

箱の中身です。これとは別にもちろん説明書が入っていました。
何となく、はめ込みの穴が大きすぎる気がします。
島風製作時では久しぶり過ぎて存在を知らなかったXランナーも今ではお馴染みです。
次回から製作レビューに移ります。

<駆逐艦夕雲 完成写真>
駆逐艦夕雲にはなんとなく、不憫さを感じてしまいます。
漸減邀撃作戦に対する駆逐艦としては最終形で最新鋭の量産型駆逐艦にも関わらず、いやそれだからこそ
19隻いた同型艦は全て終戦までに戦没しました。
(漸減邀撃作戦自体が結果的にはナンセンスだった訳ですが・・・)
結構功労艦なのになんとなく、雪風擁する陽炎型や島風に押され気味です。
プラモデル界でもなんとなく、優遇されているのかいないのか。タミヤさんから水中モーター版が出ていたりしますが
結構今のディテール感からすれば物足りないようですし、1/300というサイズが中途半端な感じがします。
WLでも放置されている感が否めません。
というのも、ハセガワさんの夕雲は1972年発売の古参キット、ピットロードさんが1995年に発売しており、
こちらの方が新しくディテールが作り込まれているようです。
最近フルハル版にリニューアルされています。恐らく、フルハルと洋上版の選択可能キットだと思われます。
当初私も夕雲自体にそれ程思い入れがなかったので、何となく安い方のWLラインシリーズのものを購入したのですが
キスカ島撤退作戦を始め、鼠輸送作戦、功労艦であることを知り俄然思い入れが強くなりました。
特にキスカ島撤退作戦は完璧に成功した奇跡の撤退作戦と呼ばれる大好きな話です。
第二次ベララベラ海戦で米駆逐艦シャバリアと相打ちになる格好で沈没しました。
キスカ島撤退作戦については「キスカ島奇跡の撤退」が新潮文庫から出ていますが、
「撤退の本質」 日経ビジネス文庫(ビジネス本して有名な「失敗の本質」のシリーズ)にも載っています。
興味のある方は一読することをお勧めします。
そんなことで、伸ばしランナーや真鍮線を使ってできるだけエコにディテールアップを試してみました!
駆逐艦夕雲 1/700 ウオーターラインシリーズ

キットは先ほども書きましたが、1972年のいわゆる古参キットです。
当然、キットのディテールの甘さは当初から予想されました。

箱裏に色指定があります。
船体中央部の普段なら滑り止め甲板または多くの古参キットではつるつるの表面が多いのですが、
リノリウム抑えがモールドされています。

箱の中身です。これとは別にもちろん説明書が入っていました。
何となく、はめ込みの穴が大きすぎる気がします。
島風製作時では久しぶり過ぎて存在を知らなかったXランナーも今ではお馴染みです。
次回から製作レビューに移ります。
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