平成25年度予算で承認された護衛艦(通称DD25)の進水式が予定通りなら今年2016年の10月に迫っている様です。
以前の記事にも書いたのですか、艦の名前は進水式の時に公表されます。せっかくの機会なので、その名前を予想して見ることにしました。
護衛艦の命名には決まりがあります。とはいっても、その範囲は極めて広いので、予想に先立ち根拠をいくつかあげてみます。
まず、25DDの能力と特徴についてすぐ前に竣工したあきづき型と比較して見ましょう。
比較した表は他の方のブログなどでも有りますので、目的はあきづき型との違いと特徴を見ることです。
赤字の部分があきづき型との主な相違点です。
機関は燃費向上の目的で艦名には関係なさそうです。
その他の相違点はVLSのセル数が少なくなったこと。(これはスぺースはあるので追加可能)
【あきづき型がBMD(弾道ミサイル防衛)対応中のイージス艦の防空目的(僚艦防空)に対して
25DDは再度個艦防空になります。】
対潜装備がより向上したこと。
が特徴になりそうです。
潜望鏡自動探知識別装置は読んで字の如しですが、マルチスタチック機能というのは船首にあるOQQ-24ソナーと
曳航式ソナーOQR-4を使用し他の艦と送信と受信を別にすることで正確な距離と深度を測定するというものです。
他国の潜水艦の高性能化に対応したものと思われます。
しかし、あきづき型は特徴的な僚艦防空を目的とした船になっているのに比べ、25DDの対潜システムは
今後の汎用護衛艦の標準装備になりそうな気がします。
以前の記事にも書いたのですか、艦の名前は進水式の時に公表されます。せっかくの機会なので、その名前を予想して見ることにしました。
護衛艦の命名には決まりがあります。とはいっても、その範囲は極めて広いので、予想に先立ち根拠をいくつかあげてみます。
まず、25DDの能力と特徴についてすぐ前に竣工したあきづき型と比較して見ましょう。
比較した表は他の方のブログなどでも有りますので、目的はあきづき型との違いと特徴を見ることです。
名称 | 未定(25DD) | あきづき |
艦種 | 汎用護衛艦(DD) | 汎用護衛艦(DD115) |
基準排水量 | 5,000t | 5,050t |
全長 | 151m×18.3m | |
速力 | 30ノット | 30ノット |
機関 | COGLAG | COGAG |
出力 | 64000馬力 | |
装備(水上・対空) | 62口径5インチ砲×1 高性能20mm機関砲×2 対艦ミサイル1式 VLS1式(16セル) (アスロックと共用) | 62口径5インチ砲×1 高性能20mm機関砲×2 対艦ミサイル1式 VLS1式(32セル) (アスロックと共用) |
装備(対潜) | アスロック 3連装短魚雷×2 魚雷防御装置1式 | アスロック 3連装短魚雷×2 魚雷防御装置1式 |
電子装備 | 多機能レーダー(FCS-3)1式 対水上レーダー 1式 (潜望鏡自動探知識別装置有)後付け予定 ソナー(マルチスタチック機能付き)1式 情報処理装置1式 | 多機能レーダー(FCS-3)1式 対水上レーダー 1式 (潜望鏡自動探知識別装置なし) ソナー(マルチスタチック機能無し)1式 情報処理装置1式 |
ヘリコプター | 1機 | 1機 |
赤字の部分があきづき型との主な相違点です。
機関は燃費向上の目的で艦名には関係なさそうです。
その他の相違点はVLSのセル数が少なくなったこと。(これはスぺースはあるので追加可能)
【あきづき型がBMD(弾道ミサイル防衛)対応中のイージス艦の防空目的(僚艦防空)に対して
25DDは再度個艦防空になります。】
対潜装備がより向上したこと。
が特徴になりそうです。
潜望鏡自動探知識別装置は読んで字の如しですが、マルチスタチック機能というのは船首にあるOQQ-24ソナーと
曳航式ソナーOQR-4を使用し他の艦と送信と受信を別にすることで正確な距離と深度を測定するというものです。
他国の潜水艦の高性能化に対応したものと思われます。
しかし、あきづき型は特徴的な僚艦防空を目的とした船になっているのに比べ、25DDの対潜システムは
今後の汎用護衛艦の標準装備になりそうな気がします。
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