イタリア 艦娘レポートその壱(南イタリア編)
先週は国内、海外出張と忙しい週でした。
正直疲れた…😞
イタリア現地の観光地レポートを少し模型と軍艦に関する話を交えて!

今回、仕事でイタリアのバーリ市(プーリア州)という町を訪れました。
日本からバーリ市に直行航路はないのでローマを経由します。
遺跡に溢れる町、ローマレポートも後日行いたいと思います!

バーリ市は長靴の形のアキレス腱に当たる場所にあります!
このバーリ市は海産物が豊かで現地の人は魚やイカ、貝、小さなタコなどを生のままでレモンなどをかけて食べる文化があります。
バーリ市はプーリア州の州都、サンタクロースの元になったセントニコラウスと関係の深い街です。
れっきとした港町で、ドイツ空軍による連合軍に対する空襲が行われて商船28隻が撃沈又は破壊されたことがあります。
港に寄りたかったんですけど、時間がなくて行けませんでした。
自分一人の出張ではないので仕方がないですよね(´;ω;`)ウゥゥ

ここバーリ周辺には訪れるべき世界遺産があります。世界遺産好きの私としては、仕事が終わってからでも是非訪れたい場所でした!
それが「アルベロベッロのトゥルッリ」です!

アルベロベッロというのは土地の名前、トゥルッリというのは三角屋根の建物のことです。
まるでおもちゃの国の様な建物ですよね。

バーリ市から車で約40分程度の場所にあります!
(かなりとばしていたようですが)
イタリアはこの時期サマータイムですが、8時くらいまで結構明るいのです。
訪れたこの時間がだいたい6時くらいだったはずですが、この明るさ!
この地方にはアルベロベッロに行くまでも時々このトゥルッリを見ます。
なんでこんな屋根の家にしているかというと
暴君ともいわれる1600年ころの領主ジャンジローラモ2世が漆喰を使わない家のみの建設を許可した為といわれています。
ではなぜ、漆喰を使ってはならないかというと、当時、ここはナポリ王国の領地なのですが、ナポリ王国はスペイン・ハプスブルグ家が王位を継いでいてナポリに徴税官を置いていました。
漆喰を使った家が課税の対象になるのでスペインに税金を払いたくない領主が漆喰を使わない家のみを許可した訳です。
当時は相当大変だったと思いますが、そのおかげで現在世界遺産に登録されています。

この町をあるいていると「アルベロベッロのミニチュア」という店を見つけました!
てか、私を連れてきてくれた方がここのオーナーと知り合いらしい。

この町をミニチュアで再現したのが店の奥にありました。
奥にいるオレンジの服のおっさんがこの店のオーナー!
ミニチュアの家を拡大したのがこちら!

なんとこの家の全てはトゥルッリを作っている素材と同じ石灰岩をくみ上げて造っているのです!
かなりの手間がかかるのは模型を作っている諸氏には想像つくはずですよね!
値段も結構します!
高いので€485(約59000円)! さすがに高すぎでしょ!
私も€10くらいのを買いました。 約1200円、冷静になると高いですが、手作りだしお土産としてはこんなもんかな。
もう一つの見どころはここ!あまりガイドブックにも載ってないらしいですよ
<ポリニャーノ・ア・マーレ>

目の前にはアドリア海です!
泳いでいる方が結構いました!

海沿いの駐車場のこの猫ちゃん。
観光客が沢山いるのに堂々たるものです。
何をおもっているんですかね~
<アドリア海:別の場所から>

<薄暗いポリニャーノ・ア・マーレ>

この街並みのレストランかなり人気らしいですよ。
古い建物をそのまま使ったレストランが並びます
バーリーから30分くらいの場所なのでここで泊る方も多いとか
この近くを訪れた際には是非! おすすめの場所です!
最後にターラント市紹介
バーリーから車で一時間、結局いけませんでした!(´;ω;`)ウゥゥ
イオニア海を望む古代ローマ帝国時代からの港であり軍港!
ここではイギリス海軍による「タラント空襲」が行われた地です。
イギリス海軍の主力は空母「イラストリアス」、戦艦ウォースパイトさんも同行してます。

イギリス海軍の第一波でイタリア海軍は戦艦1隻沈没戦艦コンテ・ディ・カブールに魚雷1本、戦艦リットリオに2本が命中した。コンテ・ディ・カブールは沈没を防ぐために故意に浅瀬に座礁させた。約1時間後に第2波(2機照明弾、2機爆弾、5機魚雷)が到着した。第2波の攻撃では戦艦リットリオと戦艦カイオ・ドゥイリオにそれぞれ1本魚雷が命中した。
この空襲で魚雷1本を受けただけの「戦艦コンテ・ディ・カブール」は終戦まで使い物にならない被害を受けました。
魚雷3本を受けた戦艦リットリオ(イタリア)は排水できて復帰。さすがはイタリア王立海軍最新鋭戦艦ですね。(でも修理に4カ月かかってしまいます)

「リベも爆弾を受けたけど不発だったんだよ!」
リベッチオさん!運がいいと来てる!
※リベッチオ改の運16ってのは低すぎやしませんかね~。
イギリス海軍の被害はわずかにソードフィッシュ2機のみ!
ところで、この空襲は1940年11月6日です。
真珠湾攻撃が1941年12月8日です。このタラント空襲を参考にしたという話です。
タラント空襲、真珠湾攻撃、マレー沖海戦のこの3つの戦いは大艦巨砲主義から航空万能論への転換の一員になった空襲といわれています。
とまあ、本来ならこの地方独特のパスタ オレキエッテ(耳たぶの様な形のショートパスタ)や、ソースで戻す感じのまるで固焼きそばみたいな日本では見たことがないパスタ アサシーノなんて紹介するんですけど。
次回はローマ案内。
主にサンタンジェロ城を中心に。
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※祝!雪風の水着実装 可愛いです!
先週は国内、海外出張と忙しい週でした。
正直疲れた…😞
イタリア現地の観光地レポートを少し模型と軍艦に関する話を交えて!

今回、仕事でイタリアのバーリ市(プーリア州)という町を訪れました。
日本からバーリ市に直行航路はないのでローマを経由します。
遺跡に溢れる町、ローマレポートも後日行いたいと思います!

バーリ市は長靴の形のアキレス腱に当たる場所にあります!
このバーリ市は海産物が豊かで現地の人は魚やイカ、貝、小さなタコなどを生のままでレモンなどをかけて食べる文化があります。
バーリ市はプーリア州の州都、サンタクロースの元になったセントニコラウスと関係の深い街です。
れっきとした港町で、ドイツ空軍による連合軍に対する空襲が行われて商船28隻が撃沈又は破壊されたことがあります。
港に寄りたかったんですけど、時間がなくて行けませんでした。
自分一人の出張ではないので仕方がないですよね(´;ω;`)ウゥゥ

ここバーリ周辺には訪れるべき世界遺産があります。世界遺産好きの私としては、仕事が終わってからでも是非訪れたい場所でした!
それが「アルベロベッロのトゥルッリ」です!

アルベロベッロというのは土地の名前、トゥルッリというのは三角屋根の建物のことです。
まるでおもちゃの国の様な建物ですよね。

バーリ市から車で約40分程度の場所にあります!
(かなりとばしていたようですが)
イタリアはこの時期サマータイムですが、8時くらいまで結構明るいのです。
訪れたこの時間がだいたい6時くらいだったはずですが、この明るさ!
この地方にはアルベロベッロに行くまでも時々このトゥルッリを見ます。
なんでこんな屋根の家にしているかというと
暴君ともいわれる1600年ころの領主ジャンジローラモ2世が漆喰を使わない家のみの建設を許可した為といわれています。
ではなぜ、漆喰を使ってはならないかというと、当時、ここはナポリ王国の領地なのですが、ナポリ王国はスペイン・ハプスブルグ家が王位を継いでいてナポリに徴税官を置いていました。
漆喰を使った家が課税の対象になるのでスペインに税金を払いたくない領主が漆喰を使わない家のみを許可した訳です。
当時は相当大変だったと思いますが、そのおかげで現在世界遺産に登録されています。

この町をあるいていると「アルベロベッロのミニチュア」という店を見つけました!
てか、私を連れてきてくれた方がここのオーナーと知り合いらしい。

この町をミニチュアで再現したのが店の奥にありました。
奥にいるオレンジの服のおっさんがこの店のオーナー!
ミニチュアの家を拡大したのがこちら!

なんとこの家の全てはトゥルッリを作っている素材と同じ石灰岩をくみ上げて造っているのです!
かなりの手間がかかるのは模型を作っている諸氏には想像つくはずですよね!
値段も結構します!
高いので€485(約59000円)! さすがに高すぎでしょ!
私も€10くらいのを買いました。 約1200円、冷静になると高いですが、手作りだしお土産としてはこんなもんかな。
もう一つの見どころはここ!あまりガイドブックにも載ってないらしいですよ
<ポリニャーノ・ア・マーレ>

目の前にはアドリア海です!
泳いでいる方が結構いました!

海沿いの駐車場のこの猫ちゃん。
観光客が沢山いるのに堂々たるものです。
何をおもっているんですかね~
<アドリア海:別の場所から>

<薄暗いポリニャーノ・ア・マーレ>

この街並みのレストランかなり人気らしいですよ。
古い建物をそのまま使ったレストランが並びます
バーリーから30分くらいの場所なのでここで泊る方も多いとか
この近くを訪れた際には是非! おすすめの場所です!
最後にターラント市紹介
バーリーから車で一時間、結局いけませんでした!(´;ω;`)ウゥゥ
イオニア海を望む古代ローマ帝国時代からの港であり軍港!
ここではイギリス海軍による「タラント空襲」が行われた地です。
イギリス海軍の主力は空母「イラストリアス」、戦艦ウォースパイトさんも同行してます。

イギリス海軍の第一波でイタリア海軍は戦艦1隻沈没戦艦コンテ・ディ・カブールに魚雷1本、戦艦リットリオに2本が命中した。コンテ・ディ・カブールは沈没を防ぐために故意に浅瀬に座礁させた。約1時間後に第2波(2機照明弾、2機爆弾、5機魚雷)が到着した。第2波の攻撃では戦艦リットリオと戦艦カイオ・ドゥイリオにそれぞれ1本魚雷が命中した。
この空襲で魚雷1本を受けただけの「戦艦コンテ・ディ・カブール」は終戦まで使い物にならない被害を受けました。
魚雷3本を受けた戦艦リットリオ(イタリア)は排水できて復帰。さすがはイタリア王立海軍最新鋭戦艦ですね。(でも修理に4カ月かかってしまいます)

「リベも爆弾を受けたけど不発だったんだよ!」
リベッチオさん!運がいいと来てる!
※リベッチオ改の運16ってのは低すぎやしませんかね~。
イギリス海軍の被害はわずかにソードフィッシュ2機のみ!
ところで、この空襲は1940年11月6日です。
真珠湾攻撃が1941年12月8日です。このタラント空襲を参考にしたという話です。
タラント空襲、真珠湾攻撃、マレー沖海戦のこの3つの戦いは大艦巨砲主義から航空万能論への転換の一員になった空襲といわれています。
とまあ、本来ならこの地方独特のパスタ オレキエッテ(耳たぶの様な形のショートパスタ)や、ソースで戻す感じのまるで固焼きそばみたいな日本では見たことがないパスタ アサシーノなんて紹介するんですけど。
次回はローマ案内。
主にサンタンジェロ城を中心に。
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