色々な戦艦大和を並べてみました!本当にたくさんあるよね
先週、「艦船模型スペシャルNo.71」天一号作戦 戦艦大和を紹介したのですが、調度いいので、少し前のヨドバシカメラ西口本店で出店して、フジミ賞をいただいた副賞の「戦艦大和プレミアム1/500」のご紹介をさせていただきます。
⇒と思って書き始めたのですが、各社「戦艦大和」を紹介しているだけで結構な文字数になったので上記の紹介は次回に!
戦艦大和って艦船模型を作ったことがある方の多くが経験があるのではないでしょうか?
かく言う私の初めての艦船模型は戦艦大和でした。
母方の田舎に多分一人で遊びに行った時に暇そうにしていたのを見かねたのか親戚のおじさんが買ってくれたのを良く覚えています。
その時作ったのは タミヤさんの「戦艦大和 1/350(たぶん) フルハルモデル」でした。
ただ、私も模型自体が初めてでしたし、おじさんも素人なので
接着剤は瞬間接着剤「アロンα」のみ!
すぐ固まるし、綺麗ににつかないし四苦八苦しながら組み立てた記憶があります。
(一応、親が来るまでの何日間かで完成しました!)
それが小学校の3、4年生くらい。それから中学校、高校と艦船模型のWLをほぼ全て網羅するくらい作ってました。
もっとも大学入学と同時にすっかり忘れて以来艦これを契機に復活するまでかなりの年数が経過した訳です。
閑話休題・・・でもないか

<戦艦大和>って、今でも日本を代表する艦船だと思います。
軍艦にそれほど興味のない方でも知っているほどの知名度ですし、
各メーカーさんも様々な形態で<戦艦大和>を発売しています。
静岡模型協同組合で合同で出しているWLシリーズでは、戦艦大和型は「タミヤ」さんが権利をもっているので他の「アオシマ」さんと「ハセガワ」さんは出していませんが、フルハルモデル(艦底があるもの)、1/350や1/450はその2社も出しています。
当然、現在、静協に入っていないフジミさんやピットロードさんはその縛りもありません。
サイズ、再現時期、フルハル、WL、メーカーであまりにも多くのバリエーションがあります。
(こんな船ないですよね!)
代表的なものを挙げると
<1/350 タミヤ 戦艦大和>
2013年にリニューアルされたキットです。
リニューアルされたものを作った訳ではないのですが、タミヤさんのはやっぱり作りやすさと精度のバランスがいいですよね。
初めての方でも大丈夫だと思います。
本格的につくりたい方向けに大判エッチングパーツ2枚が入ったキットもあります。
<1/700 タミヤ 戦艦大和>
1998年初出のWLシリーズの大和です。
これもリニューアル前のしか作ったことがありませんが、タミヤさんらしい精度と作りやすさのバランスがいいキットだと思います。
パラメーターは作りやすさよりなので、初めての方でも大丈夫だと思います。
戦艦大和は坊の岬沖に沈んでいるのを発見されて以来、調査を定期的に行っている為にその度ごとに新しい事実が判明しています。
そのたびごとに最新版の大和の模型が作られている訳です。
現状、もっとも最新の考証を反映したものは
<ピットロード 1/700 日本海軍戦艦大和>
2017年12月に初出のモデルです。
最初に最終時と次いで竣工時があるのでお好みだと思います。
ご存知の通り、最終時は対空装備満載、竣工時は大型軽巡洋艦の副砲になる三連装15.5cmが艦の中央線のみに加え、煙突横にも配置されていて戦艦大和のでかさを感じることができます。
かなり細部にこだわった商品で、全国模型ホビーショーでも紹介されていました。
ピットロード社が30周年記念として発売したものです。
<フジミ 艦NEXT 戦艦大和>
いろいろな事に挑戦するフジミさんがガンプラと同様に先着材がなくても作れるようにコンパチキットを開発しました。
その第1弾がこのキットです!
2015年初出なので精密さと作りやすさを併せ持ったモデルです。
もっとも、フジミさんなので作りやすさより精密さ重視よりです。
こちらは艦船モデルを再開した比較的最近私も作ったものですが、エッチングパーツを組み込んでもそれ程時間がかからず作れました。
フルハルモデルを作って写真を撮った後、艦底を作って強引にWLキットにしたんですけどね。
フジミさんからは、特シリーズでも1/700 大和が出ていますが、こちらは2004年初出なので艦NEXTの方が精度は上です。
とは言え、そこはフジミさんなのでシャープな形状はらしさが出ています。
艦NEXT 戦艦大和建造日誌はこちら
↓
艦NEXT 戦艦大和建造日誌
先日、フジミさんのツイッターから衝撃の事実が判明しました!
艦NEXT⇒ずーっと「カンネクスト」と思い込んでましたが、「ふねNEXT」でした!( ゚Д゚)
<1/500 フジミ 戦艦大和>
今回はこのプレミアム版のエッチングパーツなどが付いているものを紹介するはずだったんですよね。
詳細は次回に譲りますが、2015年発売で当時の最新考証を盛り込んでいます。
これは私の見解なので参考にする必要もないのですが、
ここのところの調査で分かったことはそれこそ書き出すと何ページにも渡るほどたくさんある様なのですが
なかでも特徴的な新考証って
「艦尾増設機銃のブルワーク形状」
だと思っているんですよね。
こちらは呉の大和ミュージアムでの艦尾からの写真ですが、艦尾増設機銃座は従来八角形だと思われていました。
それが調査で写真の様に艦尾は正方形、前は八角形ポイ形状だと分かった訳です。

大和ミュージアムでもその様になっています。
あと、艦尾形状が丸くなっている形状「クルーザースターン」ではなく、一部真っすぐに切り立った形状の「カットオブスターン」であることも大和の特徴ですよね。
(当初、水上機をハインマットという布で走行しながら収容することを考えられた為で水上機母艦瑞穂なんかも装備してました。結局使えないことになったわけです)

その様な調査結果による新考証は再現されている訳です。
1/700 より大きい形状では最新考証かなと思います。
大和ミュージアムレポート
↓
大和ミュージアムレポート2017
<ハセガワ 1/450 戦艦大和>
従来からあるハセガワさんの1/450シリーズに期間限定でエッチングパーツセットのキットが現在発売されています。
エッチングパーツ込みでこの値段はお得です。
2013年初出で当時の最新考証を再現しているとのことです。
とはいえ、大和に限らずハセガワさんの1/450シリーズ作ったことないんですよね。
今回は各社の宣伝回になってしまいました。
_(._.)_
本当に戦艦大和って各社沢山あってその関心の高さと人気度合いがうかがわれます!
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先週、「艦船模型スペシャルNo.71」天一号作戦 戦艦大和を紹介したのですが、調度いいので、少し前のヨドバシカメラ西口本店で出店して、フジミ賞をいただいた副賞の「戦艦大和プレミアム1/500」のご紹介をさせていただきます。
⇒と思って書き始めたのですが、各社「戦艦大和」を紹介しているだけで結構な文字数になったので上記の紹介は次回に!
戦艦大和って艦船模型を作ったことがある方の多くが経験があるのではないでしょうか?
かく言う私の初めての艦船模型は戦艦大和でした。
母方の田舎に多分一人で遊びに行った時に暇そうにしていたのを見かねたのか親戚のおじさんが買ってくれたのを良く覚えています。
その時作ったのは タミヤさんの「戦艦大和 1/350(たぶん) フルハルモデル」でした。
ただ、私も模型自体が初めてでしたし、おじさんも素人なので
接着剤は瞬間接着剤「アロンα」のみ!
すぐ固まるし、綺麗ににつかないし四苦八苦しながら組み立てた記憶があります。
(一応、親が来るまでの何日間かで完成しました!)
それが小学校の3、4年生くらい。それから中学校、高校と艦船模型のWLをほぼ全て網羅するくらい作ってました。
もっとも大学入学と同時にすっかり忘れて以来艦これを契機に復活するまでかなりの年数が経過した訳です。
閑話休題・・・でもないか

<戦艦大和>って、今でも日本を代表する艦船だと思います。
軍艦にそれほど興味のない方でも知っているほどの知名度ですし、
各メーカーさんも様々な形態で<戦艦大和>を発売しています。
静岡模型協同組合で合同で出しているWLシリーズでは、戦艦大和型は「タミヤ」さんが権利をもっているので他の「アオシマ」さんと「ハセガワ」さんは出していませんが、フルハルモデル(艦底があるもの)、1/350や1/450はその2社も出しています。
当然、現在、静協に入っていないフジミさんやピットロードさんはその縛りもありません。
サイズ、再現時期、フルハル、WL、メーカーであまりにも多くのバリエーションがあります。
(こんな船ないですよね!)
代表的なものを挙げると
<1/350 タミヤ 戦艦大和>
2013年にリニューアルされたキットです。
リニューアルされたものを作った訳ではないのですが、タミヤさんのはやっぱり作りやすさと精度のバランスがいいですよね。
初めての方でも大丈夫だと思います。
本格的につくりたい方向けに大判エッチングパーツ2枚が入ったキットもあります。
<1/700 タミヤ 戦艦大和>
1998年初出のWLシリーズの大和です。
これもリニューアル前のしか作ったことがありませんが、タミヤさんらしい精度と作りやすさのバランスがいいキットだと思います。
パラメーターは作りやすさよりなので、初めての方でも大丈夫だと思います。
戦艦大和は坊の岬沖に沈んでいるのを発見されて以来、調査を定期的に行っている為にその度ごとに新しい事実が判明しています。
そのたびごとに最新版の大和の模型が作られている訳です。
現状、もっとも最新の考証を反映したものは
<ピットロード 1/700 日本海軍戦艦大和>
2017年12月に初出のモデルです。
最初に最終時と次いで竣工時があるのでお好みだと思います。
ご存知の通り、最終時は対空装備満載、竣工時は大型軽巡洋艦の副砲になる三連装15.5cmが艦の中央線のみに加え、煙突横にも配置されていて戦艦大和のでかさを感じることができます。
かなり細部にこだわった商品で、全国模型ホビーショーでも紹介されていました。
ピットロード社が30周年記念として発売したものです。
<フジミ 艦NEXT 戦艦大和>
いろいろな事に挑戦するフジミさんがガンプラと同様に先着材がなくても作れるようにコンパチキットを開発しました。
その第1弾がこのキットです!
2015年初出なので精密さと作りやすさを併せ持ったモデルです。
もっとも、フジミさんなので作りやすさより精密さ重視よりです。
こちらは艦船モデルを再開した比較的最近私も作ったものですが、エッチングパーツを組み込んでもそれ程時間がかからず作れました。
フルハルモデルを作って写真を撮った後、艦底を作って強引にWLキットにしたんですけどね。
フジミさんからは、特シリーズでも1/700 大和が出ていますが、こちらは2004年初出なので艦NEXTの方が精度は上です。
とは言え、そこはフジミさんなのでシャープな形状はらしさが出ています。
艦NEXT 戦艦大和建造日誌はこちら
↓
艦NEXT 戦艦大和建造日誌
先日、フジミさんのツイッターから衝撃の事実が判明しました!
艦NEXT⇒ずーっと「カンネクスト」と思い込んでましたが、「ふねNEXT」でした!( ゚Д゚)
<1/500 フジミ 戦艦大和>
今回はこのプレミアム版のエッチングパーツなどが付いているものを紹介するはずだったんですよね。
詳細は次回に譲りますが、2015年発売で当時の最新考証を盛り込んでいます。
これは私の見解なので参考にする必要もないのですが、
ここのところの調査で分かったことはそれこそ書き出すと何ページにも渡るほどたくさんある様なのですが
なかでも特徴的な新考証って
「艦尾増設機銃のブルワーク形状」
だと思っているんですよね。
こちらは呉の大和ミュージアムでの艦尾からの写真ですが、艦尾増設機銃座は従来八角形だと思われていました。
それが調査で写真の様に艦尾は正方形、前は八角形ポイ形状だと分かった訳です。

大和ミュージアムでもその様になっています。
あと、艦尾形状が丸くなっている形状「クルーザースターン」ではなく、一部真っすぐに切り立った形状の「カットオブスターン」であることも大和の特徴ですよね。
(当初、水上機をハインマットという布で走行しながら収容することを考えられた為で水上機母艦瑞穂なんかも装備してました。結局使えないことになったわけです)

その様な調査結果による新考証は再現されている訳です。
1/700 より大きい形状では最新考証かなと思います。
大和ミュージアムレポート
↓
大和ミュージアムレポート2017
<ハセガワ 1/450 戦艦大和>
従来からあるハセガワさんの1/450シリーズに期間限定でエッチングパーツセットのキットが現在発売されています。
エッチングパーツ込みでこの値段はお得です。
2013年初出で当時の最新考証を再現しているとのことです。
とはいえ、大和に限らずハセガワさんの1/450シリーズ作ったことないんですよね。
今回は各社の宣伝回になってしまいました。
_(._.)_
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