伊400号と伊401号、それに伊14号潜水艦の艦橋装備の話です!
何やら前回を見直してみると、潜水艦の艦橋の造りが簡単すぎると文句をつけていた様子でした。
前回までの建造日誌はこちら
↓
伊400号、401号、伊14号潜水艦建造日誌

では、伊400号型の艦橋はどの様になっていたのでしょうか?
秘蔵の 歴史群像 vol.17 「伊号潜水艦」(Gakken)をひも解いて見てみましょう。
この本の中には米軍によって撮影された豊富な潜水艦の写真等あります。
中でも伊号400型は充実です。
<伊400号潜水艦艦橋>

第一潜望鏡と第二潜望鏡は格納されて先端のみ見えています。
三番目にあたる真ん中付近で出ているのが「短波用マスト」。
日本の潜水艦はほぼこの順番です。
もっとアップの伊号400型潜水艦の艦橋写真はこちら

装備については大体こんな感じです。
因みに
22号電探は二号電波探信儀二型の略で水上用レーダーのこと。
13号電探は三式一号三型電波探信儀の略で陸上見張り用電探。対空レーダーとして使われました。
水上艦の22号電探はラッパが二つ繋がったような形ですが、潜水艦は一つです。
ここでは写っていませんが、短波用マストの先端にもアンテナが付いていて、これも13号電探の役割をはたしていました。
伊58のこのアンテナに13号電探をつなげたところ、50km先の航空機を探知できたことから採用されました。
ただ、このアンテナは無指向性のものです。
そこで八木アンテナです。
このアンテナが指向性の対空電探として向きを定める役割を果たしたようです。
状況によって切り替えながら使用していました。
上の写真の第一潜望鏡と第二潜望鏡の間の調度人がいる辺り、ここにはこんな装備がついています。

これは、魚とりの籠でも、ごみ籠でもなく、逆探ということで、伊14、伊400、伊361、波101の写真で確認することができます。
以上を一応模型に反映させたのがこちら「伊400型潜水艦艦橋」

非常にお粗末ですいません。
22号電探はピットロードの新艦船装備セット③に付属のパーツををカットして使用。
13号電探は上下のアンテナ部分を窓枠をカットして使用。支柱は0.2㎜真鍮線です。
逆探は第2潜望鏡の横に向かって左側に張り出して設置されているので足場を作っています。
双眼鏡はフジミの双眼鏡セットを使用。
艦橋の前に2基設置、艦橋の後ろの1基は艦橋から向かって右の方向の少し張り出したところに設置しているので設置用の足場を付けました。
次は伊14号潜水艦の艦橋です!

伊14号潜水艦の電探などの配置はかなり伊400型に近い様子が見てとれます。
それを反映させたのがこちら
<伊14号潜水艦 艦橋>

ポイントは前の双眼鏡の後ろに探照灯を測距儀を加工してつくり、その下にはエナメル線で配線までしたところです!
上の写真の逆探はさすがに作れなかったので(作れれば凄いのですが)真鍮線を2本平行して付けました。
もはや目で視認できない作業だったのですが、こうやって写真を拡大すると平行してくっついてて奇跡ですね。
伊400号潜水艦、伊401号潜水艦、伊14号潜水艦ともに短波用マストは最後に付けます。
本当は艦橋の上に色々つけても作業中に手で触れて外してしまうリスクが多いので最後にしたいくらいなのですが、調べたら付けたくなってしまうのが人情なんですねぇ。
ここのところ、調べた結果を模型に反映させるのが楽しくなっています。
製作時間より調べている時間が長いくらいで作業がはかどりません。
(´;ω;`)ウッ…
これらの装備を知りながら改めて箱絵を見ると非常に良く描かれているのが分かります。

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秘蔵の 歴史群像 vol.17 「伊号潜水艦」(Gakken)をひも解いて見てみましょう。
この本の中には米軍によって撮影された豊富な潜水艦の写真等あります。
中でも伊号400型は充実です。
<伊400号潜水艦艦橋>

第一潜望鏡と第二潜望鏡は格納されて先端のみ見えています。
三番目にあたる真ん中付近で出ているのが「短波用マスト」。
日本の潜水艦はほぼこの順番です。
もっとアップの伊号400型潜水艦の艦橋写真はこちら

装備については大体こんな感じです。
因みに
22号電探は二号電波探信儀二型の略で水上用レーダーのこと。
13号電探は三式一号三型電波探信儀の略で陸上見張り用電探。対空レーダーとして使われました。
水上艦の22号電探はラッパが二つ繋がったような形ですが、潜水艦は一つです。
ここでは写っていませんが、短波用マストの先端にもアンテナが付いていて、これも13号電探の役割をはたしていました。
伊58のこのアンテナに13号電探をつなげたところ、50km先の航空機を探知できたことから採用されました。
ただ、このアンテナは無指向性のものです。
そこで八木アンテナです。
このアンテナが指向性の対空電探として向きを定める役割を果たしたようです。
状況によって切り替えながら使用していました。
上の写真の第一潜望鏡と第二潜望鏡の間の調度人がいる辺り、ここにはこんな装備がついています。

これは、魚とりの籠でも、ごみ籠でもなく、逆探ということで、伊14、伊400、伊361、波101の写真で確認することができます。
以上を一応模型に反映させたのがこちら「伊400型潜水艦艦橋」

非常にお粗末ですいません。
22号電探はピットロードの新艦船装備セット③に付属のパーツををカットして使用。
13号電探は上下のアンテナ部分を窓枠をカットして使用。支柱は0.2㎜真鍮線です。
逆探は第2潜望鏡の横に向かって左側に張り出して設置されているので足場を作っています。
双眼鏡はフジミの双眼鏡セットを使用。
艦橋の前に2基設置、艦橋の後ろの1基は艦橋から向かって右の方向の少し張り出したところに設置しているので設置用の足場を付けました。
次は伊14号潜水艦の艦橋です!

伊14号潜水艦の電探などの配置はかなり伊400型に近い様子が見てとれます。
それを反映させたのがこちら
<伊14号潜水艦 艦橋>

ポイントは前の双眼鏡の後ろに探照灯を測距儀を加工してつくり、その下にはエナメル線で配線までしたところです!
上の写真の逆探はさすがに作れなかったので(作れれば凄いのですが)真鍮線を2本平行して付けました。
もはや目で視認できない作業だったのですが、こうやって写真を拡大すると平行してくっついてて奇跡ですね。
伊400号潜水艦、伊401号潜水艦、伊14号潜水艦ともに短波用マストは最後に付けます。
本当は艦橋の上に色々つけても作業中に手で触れて外してしまうリスクが多いので最後にしたいくらいなのですが、調べたら付けたくなってしまうのが人情なんですねぇ。
ここのところ、調べた結果を模型に反映させるのが楽しくなっています。
製作時間より調べている時間が長いくらいで作業がはかどりません。
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