ライン演習の時には間に合わなかったこの装備!重巡洋艦プリンツ・オイゲン
亀の歩みで建造中のドイツ海軍 重巡洋艦プリンツ・オイゲンですが、今週はこの部分について。

タミヤのキットをまま作ると艦橋ま横に目立つ球形の何かが見てとれます。
これは、ドイツの大型艦艇に特徴的に装備されている測距儀で同様の設備は「戦艦ビスマルク級」にも「シャルンホルスト級」にも見られます。
「ドイツ戦艦の系譜とライン演習作戦」についてはこちら こちらの写真にも見てとれます!
↓
ドイツ戦艦の系譜
同様に「重巡洋艦アドミラル・ヒッパー級」にも見られます。
ただ、ポケット戦艦 ドイッチュラント級には見られません。
「ドイツ重巡洋艦の系譜」はこちら
↓
ドイツ重巡洋艦の系譜
この測距儀、当時のナチスドイツらしく、艦がどのような状態でも水平を保つという優れものだったらしいです。
まあ、精密に作るがゆえに故障も多かったらしいです。
下の写真はライン演習に出撃した「重巡洋艦プリンツ・オイゲン」の1941年5月22日以降の写真です。

後部マスト横の球形の測距儀カバーは存在するように見えますが、艦橋横の丸く囲った部分にはカバーはありません。
特注の部品だったからか、「ライン演習作戦時」の「重巡洋艦プリンツ・オイゲン」にこのカバーは間に合わなかったということです!
そんな訳で、カバーを取り外し、測距儀を取り付けました!
赤丸部分 (測距儀はピットロードの日本海軍装備セットから拝借)。
写真と見比べるとどうしてもオーバースケールに見えるのですが、サイズ的には6mm程度で4000/700=5.7mmなので、さほどオーバースケールという訳ではありません。
しかし、主に中心部分の形状の違いがより大きく見せているように思います。
(手持ちの測距儀がもうこれしか残ってなくて・・・・・・)
測距儀の土台はランナーの残った部分を軽く引き伸ばし適度な太さに調整して作りました。
今見ると、ちょっと細いかも・・・・・・

同時に4m測距儀の下の方にある測距儀もこの時はむき出しなのでこちらも艦船装備セットから拝借しています。
ところで、この測距儀のカバーですが、重巡洋艦プリンツ・オイゲンはライン演習作戦後、6月1日にフランスのブレスト港に帰投する訳ですがこのフランス滞在時に鉄道で運んで無事設置したそうです。
ですから、ツェルベルス作戦(チャネルダッシュ)時には装着されています。
(フランスからドーバー海峡を抜けてドイツに帰投した作戦)
その他のディテールアップです。
黄色く囲った張り出し部分は艦橋後ろはエッチングパーツ、前の方は自作です。
青く囲った部分はウイング、キール運河などの幅の狭い場所を通る際に艦の舷側と運河の端までの距離を測るためのもので帝政ドイツ艦隊からあったものです。
これも、ドイツの大型艦を見るとほとんど全ての艦艇についているのを見てとれます。
ホーサリールはドイツ艦用のものを使用。独特の形状ですよね。
ところで!上の5月22日の重巡洋艦プリンツ・オイゲンの写真で気が付いた方もいらっしゃると思います!
バルチックスキーム迷彩がない!

ライン演習作戦については、この記事の最初の方のリンクを参照にしていただければと思います。
概要的には現ポーランドのゴーテンハーフェンを出発時はバルチックスキーム迷彩塗装をしていました。
22日にノルウェイのベルゲン、グリムスタッドフィヨルドに立ち寄りここで燃料補給と塗装を塗りなおしています。
この時にバルチックスキームを塗りつぶしているのです(´;ω;`)ウッ…
(ビスマルクも同様に塗りなおしている模様)
paint over=塗りつぶす
しかし、イギリスの海軍基地スカパ・フローとノルウェイのベルゲンは目と鼻の先。
日課の様に訪れる英軍偵察機に塗りつぶした塗装の様子もはっきりと確認されています。
そんな訳でライン演習作戦でイギリス戦艦部隊と接触した時にはすでにバルチックスキーム迷彩塗装ではありませんが、もっともかっこいいと思う5月18日の作戦にゴーテンハーフェン出航時の塗装を参考にしています。
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亀の歩みで建造中のドイツ海軍 重巡洋艦プリンツ・オイゲンですが、今週はこの部分について。

タミヤのキットをまま作ると艦橋ま横に目立つ球形の何かが見てとれます。
これは、ドイツの大型艦艇に特徴的に装備されている測距儀で同様の設備は「戦艦ビスマルク級」にも「シャルンホルスト級」にも見られます。
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同様に「重巡洋艦アドミラル・ヒッパー級」にも見られます。
ただ、ポケット戦艦 ドイッチュラント級には見られません。
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ドイツ重巡洋艦の系譜
この測距儀、当時のナチスドイツらしく、艦がどのような状態でも水平を保つという優れものだったらしいです。
まあ、精密に作るがゆえに故障も多かったらしいです。
下の写真はライン演習に出撃した「重巡洋艦プリンツ・オイゲン」の1941年5月22日以降の写真です。

後部マスト横の球形の測距儀カバーは存在するように見えますが、艦橋横の丸く囲った部分にはカバーはありません。
特注の部品だったからか、「ライン演習作戦時」の「重巡洋艦プリンツ・オイゲン」にこのカバーは間に合わなかったということです!
そんな訳で、カバーを取り外し、測距儀を取り付けました!
赤丸部分 (測距儀はピットロードの日本海軍装備セットから拝借)。
写真と見比べるとどうしてもオーバースケールに見えるのですが、サイズ的には6mm程度で4000/700=5.7mmなので、さほどオーバースケールという訳ではありません。
しかし、主に中心部分の形状の違いがより大きく見せているように思います。
(手持ちの測距儀がもうこれしか残ってなくて・・・・・・)
測距儀の土台はランナーの残った部分を軽く引き伸ばし適度な太さに調整して作りました。
今見ると、ちょっと細いかも・・・・・・

同時に4m測距儀の下の方にある測距儀もこの時はむき出しなのでこちらも艦船装備セットから拝借しています。
ところで、この測距儀のカバーですが、重巡洋艦プリンツ・オイゲンはライン演習作戦後、6月1日にフランスのブレスト港に帰投する訳ですがこのフランス滞在時に鉄道で運んで無事設置したそうです。
ですから、ツェルベルス作戦(チャネルダッシュ)時には装着されています。
(フランスからドーバー海峡を抜けてドイツに帰投した作戦)
その他のディテールアップです。
黄色く囲った張り出し部分は艦橋後ろはエッチングパーツ、前の方は自作です。
青く囲った部分はウイング、キール運河などの幅の狭い場所を通る際に艦の舷側と運河の端までの距離を測るためのもので帝政ドイツ艦隊からあったものです。
これも、ドイツの大型艦を見るとほとんど全ての艦艇についているのを見てとれます。
ホーサリールはドイツ艦用のものを使用。独特の形状ですよね。
ところで!上の5月22日の重巡洋艦プリンツ・オイゲンの写真で気が付いた方もいらっしゃると思います!
バルチックスキーム迷彩がない!

ライン演習作戦については、この記事の最初の方のリンクを参照にしていただければと思います。
概要的には現ポーランドのゴーテンハーフェンを出発時はバルチックスキーム迷彩塗装をしていました。
22日にノルウェイのベルゲン、グリムスタッドフィヨルドに立ち寄りここで燃料補給と塗装を塗りなおしています。
この時にバルチックスキームを塗りつぶしているのです(´;ω;`)ウッ…
(ビスマルクも同様に塗りなおしている模様)
paint over=塗りつぶす
しかし、イギリスの海軍基地スカパ・フローとノルウェイのベルゲンは目と鼻の先。
日課の様に訪れる英軍偵察機に塗りつぶした塗装の様子もはっきりと確認されています。
そんな訳でライン演習作戦でイギリス戦艦部隊と接触した時にはすでにバルチックスキーム迷彩塗装ではありませんが、もっともかっこいいと思う5月18日の作戦にゴーテンハーフェン出航時の塗装を参考にしています。
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