艦娘で綴る日本海軍の駆逐艦 第1G <峯風型、神風型>
5月に入り、暖かい天気や少し肌寒い天気と移り変わりが激しいですが、皆様も健康には気を付けてください。
私は、GW最初にテニスの練習時の軽い肉離れが2週間たちだいぶ治ってきたものの運動をするには少し不安があり今週いっぱいは休もうかと思っております。
仕事的にも新しい部署に異動して、2か月が経過して少しずつ慣れてきたかなって感じですかね。
そういえば、今日明日と静岡での模型ホビーショーですね。
ツイッターでのFF(フォロー&フォロワー)の方々も多く出品されるようで、準備が大変そうでした。
2018年 静岡ホビーショーHPにリンクを付けておきました。興味のある方は・・・
↓
静岡ホビーショー
入場無料ですからね。それぞれの方の満足=成功を祈願しております。
来年あたりは行きたいかな。
そう言えば、昨年の静岡ホビーショーでタミヤさんの「駆逐艦島風」の45年ぶりのリニューアルが発表されていましたね。
今年も何か面白いニュースがあればいいんですけど
そんな訳で駆逐艦島風繋がりで(と言っても初代ですが)今週は峯風型駆逐艦にします。

以前に日本駆逐艦の系譜と称して、勝手ながら「日本の駆逐艦を6つのグループ分け」して分類しました。
艦娘で綴る日本駆逐艦の形式分け
↓
艦娘で綴る日本駆逐艦の分類分け
第1Gの最初に当たるのが「峯風型、神風型、睦月型」になります。
全艦大戦に参加!純日本式で建造された初の駆逐艦!
<峯風型>
1920年から1921年までに竣工した12隻
峯風、澤風、沖風、島風(Ⅰ)、灘風、矢風、羽風、汐風、秋風、夕風、太刀風、帆風
<改峯風型(野風型)>
1922年に竣工した3隻(後部備砲と魚雷発射管の配置が神風型と同じ)
野風、波風、沼風
<峯風型4番艦 駆逐艦島風(Ⅰ)>

※Wikipedia 駆逐艦島風写真
峯風型要目 (計画)
基準排水量:1,215英トン、常備排水量:1,345英トン
全長:102.57 m
ととても可愛いサイズです。
ご存知の通り、日本の軍艦はイギリスを見習って作られていきましたし、日露の頃まではイギリスから購入した船も多数ありました。純国産化する上で日本の駆逐艦にはテーマがありました。
日本の駆逐艦のテーマは(船体的な意味で)
①凌波性の向上(波を超える能力)
②航続距離の延長
①は荒波の立つ太平洋で波がある状況でも高速を出すために必要。
②は大型艦の擁する艦隊についていけるだけの航続距離
ということですよね。
その為の解決方法として考えられたのが艦橋前にウェルデッキという一段下がった甲板を設けて艦首甲板を超えて来た波を受け止めることでした。
峯風型の一つ前の駆逐艦が「江風型駆逐艦」です。
江風(Ⅰ)と谷風(Ⅰ)の2隻があります。

※Wikipedia 駆逐艦江風写真
艦橋がかなり前にあります。
その後の駆逐艦を見慣れているとアンバランスに見えます。
そして、参考にしたのがG132級以降のドイツの水雷艇です。
形状だけをみると、峯風型、神風型にそっくりですよね。
水雷艇なので排水量は400トン強だし、全長も65m強ですけど。
ドイツ水雷艇 G137

ウェルデッキが見てとれます。
ユトランド沖海戦以降、日本海軍の目はイギリスよりドイツに向いていたとも言いますしそう言った関連の一つなのかも知れません。
こうやって技術って継承していくんですよね!
峯風型駆逐艦は39ノットの高速を出すことができました。特に4番艦の島風は40.7ノットと二代目島風が40.9ノットを出すまでは最高速度記録ホルダーでした。
峯風型で一定の成果は出ており、当時の他国の駆逐艦の能力をしのぐものでしたが、帝国海軍の求める荒波でも乗り越える本当の意味での凌波性や航続距離もまだまだでしたし、そこから特型駆逐艦や艦隊型駆逐艦の完成形陽炎型へ発展していきます。
そして、特型駆逐艦の完成、老朽化などにより哨戒艇などへの艦種変更、任務も空母機動部隊へ随伴してトンボ釣り(着陸できなかった飛行機から乗務員を救出する役割)、船団護衛、沿岸警備などに役割に移っていきました。
一応、駆逐艦島風(Ⅰ) ピットロードを作った時の建造日誌です。(艦船模型を始めた頃なので恥ずかしい限りですが)
↓
駆逐艦島風(Ⅰ)建造日誌
あれ!表題に峯風型と神風型と書きながら神風型には触れるに至りませんでした。
まあ、次回と言うことで。
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5月に入り、暖かい天気や少し肌寒い天気と移り変わりが激しいですが、皆様も健康には気を付けてください。
私は、GW最初にテニスの練習時の軽い肉離れが2週間たちだいぶ治ってきたものの運動をするには少し不安があり今週いっぱいは休もうかと思っております。
仕事的にも新しい部署に異動して、2か月が経過して少しずつ慣れてきたかなって感じですかね。
そういえば、今日明日と静岡での模型ホビーショーですね。
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来年あたりは行きたいかな。
そう言えば、昨年の静岡ホビーショーでタミヤさんの「駆逐艦島風」の45年ぶりのリニューアルが発表されていましたね。
今年も何か面白いニュースがあればいいんですけど
そんな訳で駆逐艦島風繋がりで(と言っても初代ですが)今週は峯風型駆逐艦にします。

以前に日本駆逐艦の系譜と称して、勝手ながら「日本の駆逐艦を6つのグループ分け」して分類しました。
艦娘で綴る日本駆逐艦の形式分け
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艦娘で綴る日本駆逐艦の分類分け
第1Gの最初に当たるのが「峯風型、神風型、睦月型」になります。
全艦大戦に参加!純日本式で建造された初の駆逐艦!
<峯風型>
1920年から1921年までに竣工した12隻
峯風、澤風、沖風、島風(Ⅰ)、灘風、矢風、羽風、汐風、秋風、夕風、太刀風、帆風
<改峯風型(野風型)>
1922年に竣工した3隻(後部備砲と魚雷発射管の配置が神風型と同じ)
野風、波風、沼風
<峯風型4番艦 駆逐艦島風(Ⅰ)>

※Wikipedia 駆逐艦島風写真
峯風型要目 (計画)
基準排水量:1,215英トン、常備排水量:1,345英トン
全長:102.57 m
ととても可愛いサイズです。
ご存知の通り、日本の軍艦はイギリスを見習って作られていきましたし、日露の頃まではイギリスから購入した船も多数ありました。純国産化する上で日本の駆逐艦にはテーマがありました。
日本の駆逐艦のテーマは(船体的な意味で)
①凌波性の向上(波を超える能力)
②航続距離の延長
①は荒波の立つ太平洋で波がある状況でも高速を出すために必要。
②は大型艦の擁する艦隊についていけるだけの航続距離
ということですよね。
その為の解決方法として考えられたのが艦橋前にウェルデッキという一段下がった甲板を設けて艦首甲板を超えて来た波を受け止めることでした。
峯風型の一つ前の駆逐艦が「江風型駆逐艦」です。
江風(Ⅰ)と谷風(Ⅰ)の2隻があります。

※Wikipedia 駆逐艦江風写真
艦橋がかなり前にあります。
その後の駆逐艦を見慣れているとアンバランスに見えます。
そして、参考にしたのがG132級以降のドイツの水雷艇です。
形状だけをみると、峯風型、神風型にそっくりですよね。
水雷艇なので排水量は400トン強だし、全長も65m強ですけど。
ドイツ水雷艇 G137

ウェルデッキが見てとれます。
ユトランド沖海戦以降、日本海軍の目はイギリスよりドイツに向いていたとも言いますしそう言った関連の一つなのかも知れません。
こうやって技術って継承していくんですよね!
峯風型駆逐艦は39ノットの高速を出すことができました。特に4番艦の島風は40.7ノットと二代目島風が40.9ノットを出すまでは最高速度記録ホルダーでした。
峯風型で一定の成果は出ており、当時の他国の駆逐艦の能力をしのぐものでしたが、帝国海軍の求める荒波でも乗り越える本当の意味での凌波性や航続距離もまだまだでしたし、そこから特型駆逐艦や艦隊型駆逐艦の完成形陽炎型へ発展していきます。
そして、特型駆逐艦の完成、老朽化などにより哨戒艇などへの艦種変更、任務も空母機動部隊へ随伴してトンボ釣り(着陸できなかった飛行機から乗務員を救出する役割)、船団護衛、沿岸警備などに役割に移っていきました。
一応、駆逐艦島風(Ⅰ) ピットロードを作った時の建造日誌です。(艦船模型を始めた頃なので恥ずかしい限りですが)
↓
駆逐艦島風(Ⅰ)建造日誌
あれ!表題に峯風型と神風型と書きながら神風型には触れるに至りませんでした。
まあ、次回と言うことで。
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