ドイツ軍重巡洋艦の系譜まとめ 提督!プリンに体重詐称の疑いがあります!
前回から続いている「ドイツ軍艦の系譜」ですが、今回は前回までの戦艦に引き続いて、今回は
「ドイツ軍 重巡洋艦の系譜」です!
「ドイツ軍 戦艦の系譜はこちら」
↓
艦娘で綴るドイツ戦艦の系譜
もともとは2018年冬イベントで「戦艦ビスマルク」 通称 ビス娘が当鎮守府に来られたのがきっかけですが、
当鎮守府には
(←あっ!これは「艦これ(艦隊これくしょん)」での話です!)
あと、「重巡洋艦プリンツ・オイゲン」(通称プリンちゃん)と「伊号第26号潜水艦」(通称 ニム)の二人だけがいないのですよ。
「プラモで作ったら来る!」との迷信で少し前にニムを造ったので、駆逐艦吹雪の後は「重巡プリンツ・オイゲン」を作る予定です。
なので、今回はドイツ重巡を調査しました!

※カモーン!プリンちゃん!
前回、ドイツ戦艦の系譜表を載せたのですが、純粋な重巡だけを載せると、「アドミラル・ヒッパー級」の3隻しかいないことになり寂しいので戦艦と一緒にまとめました。
第一次世界大戦で敗北し「ヴェルサイユ条約」を受け入れざる終えなかったドイツですが、その条約下で認められたのが10000トン以下の装甲艦でした。
それが、ドイッチュランド級装甲艦ですが、これは後ほど重巡に組み入れられたので今回の表には重巡に入れてあります。
もともと、条約を破棄した後の重巡洋艦を考えていたドイツは、1935年に英独海軍協定を締結し、大型の重巡洋艦を作り始めます。
それが「アドミラル・ヒッパー級」で基準排水量で14000トン、満載排水量は18000トンの大型重巡になり、世間には10000トンだよと公表しました。
これを人間の体重で言うと 体重80kgくらいの人が
「私の体重50kgなんだよね!」
って言っているようなもので「そんなの通用する訳ない!」と思うのですが結構世間の目は欺かれたのでした。
日露戦争当時なら戦艦三笠が常備排水量15300トンなので、戦艦で通用するサイズです。
日本の妙高型とかが10000トンの制限の中、11000トンくらいになったのって可愛いものだったんですね。
(二次改装後には13000トンくらいになってますが)
未完に終わりましたが、4番艦と5番艦は更に調子に乗って詐称の度合いが酷く・・・・・・
<ドイツ戦艦及び重巡の系譜>

「アドミラル・ヒッパー級 重巡洋艦」
5隻の建造計画がありましたが、完成したのは3隻
長女の「アドミラル・ヒッパー」、次女の「ブリュッヒャー」、そして3女が我らが「プリンツ・オイゲン」、未完で終わりましたが、4女が「ザイドリッツ」、末の妹が「リユッツォウ」です。
ザイドリッツも建造途中で放置、途中空母への改装が決定されますが、物資の不足により途中で中止、最後は自沈。
この末娘更に可哀そうなのです
1940年に未完のままソ連に身売りに出されます。独ソ戦以前はドイツはソ連と条約を結んでいたし、実利になるということで水上艦を売りに出そうとされるのはあの「戦艦テルピッツ」でさえ真剣に検討されたくらいです。
この「リユッツォウ」はソ連に引き渡されたあと「ペトロパブロフスク」という名前に変更され、レニングラードで艤装工事が進められます。しかし、独ソ戦が開始、そのまま浮き砲台になります。
その後、→1944年 タリン→53年 ドニエプル→56年 PKZ-112と最後は記号になった挙句60年に未完のまま解体されてしまいました。
アドミラル・ヒッパー

※Wikiより写真を転載 以下の写真も同じ
公称排水量:10,000トン、基準排水量:14,050トン、満載排水量:18,200トン
全長:202.8m、水線長:195.5m、全幅:21.3m、吃水:5.8m(基準)、7.7m(満載))
機関:ラ・モント式重油専焼高温高圧缶12基+ブローム・ウント・フォス式ギヤード・タービン3基3軸
最大出力:132,000hp、速力:32.5ノット、航続距離:20ノット/6,800海里
兵装;SKC/34 20.3cm(60口径)砲:連装4基8門、SKC/33 10.5cm(65口径)高角砲:連装6基12門、
37mm(83口径)機関砲:連装6基12門、20mm(65口径)機関砲:単装8基8門、
533mm水上魚雷発射管:3連装4基12門
航空兵装:Ar 196×3機、カタパルト1基
1945年キール港ドッグ内で空襲の為、大破着底
ブリュッヒャー

1940年4月の初の作戦、ヴェーザー演習作戦で要塞砲と魚雷で沈没。結構、不運の娘。(多分、艦これに実装されても運は一桁)
プリンツ・オイゲン

排水量:基準:15,000トン、満載:18,400トン
全長:212.5m、幅:21.8m、吃水:7.2m、
出力:136,000shp(98MW)
速力:33.5ノット(62.04km/h)
航続距離:7,200海里(20ノット時)
乗員:1,600名
兵装:20.3cm砲x8門、10.5cm砲x12門、37mm機関砲x12門、20mm機関砲x8門、533mm魚雷発射管x12門
搭載機:Ar 196x3機
上のアドミラル・ヒッパーと比較していただくと、上の姉妹と全長、幅もプリンの方が大きくなっています。
未完に終わりましたが、「ザイドリッツ」と「リユッツォウ」は満載排水量で19800トンまで大きくなっていました。
ご存知、戦艦ビスマルクとライン演習作戦に参加、ツェルベルス作戦で無事フランスからドーバー海峡を抜けて本国にたどり着く、大型艦艇で唯一終戦まで生き残った強運艦。
アメリカに折衝され、プリンツ・ユージンって発音になるんですね。
(そっか!オイゲンって英語名になるとユージンになるんだ (・_・D フムフム)
ビキニ環礁で例のクロスロード作戦に長門や酒匂、サラトガなどと強制参加させられ二度の爆撃にも耐えた後、クェゼリン環礁に運ばれてそこで沈没、現在に至る。浅瀬なのでお尻は水上に出ているらしい・・・・・・
(恥ずかしいよ~)
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前回から続いている「ドイツ軍艦の系譜」ですが、今回は前回までの戦艦に引き続いて、今回は
「ドイツ軍 重巡洋艦の系譜」です!
「ドイツ軍 戦艦の系譜はこちら」
↓
艦娘で綴るドイツ戦艦の系譜
もともとは2018年冬イベントで「戦艦ビスマルク」 通称 ビス娘が当鎮守府に来られたのがきっかけですが、
当鎮守府には
(←あっ!これは「艦これ(艦隊これくしょん)」での話です!)
あと、「重巡洋艦プリンツ・オイゲン」(通称プリンちゃん)と「伊号第26号潜水艦」(通称 ニム)の二人だけがいないのですよ。
「プラモで作ったら来る!」との迷信で少し前にニムを造ったので、駆逐艦吹雪の後は「重巡プリンツ・オイゲン」を作る予定です。
なので、今回はドイツ重巡を調査しました!

※カモーン!プリンちゃん!
前回、ドイツ戦艦の系譜表を載せたのですが、純粋な重巡だけを載せると、「アドミラル・ヒッパー級」の3隻しかいないことになり寂しいので戦艦と一緒にまとめました。
第一次世界大戦で敗北し「ヴェルサイユ条約」を受け入れざる終えなかったドイツですが、その条約下で認められたのが10000トン以下の装甲艦でした。
それが、ドイッチュランド級装甲艦ですが、これは後ほど重巡に組み入れられたので今回の表には重巡に入れてあります。
もともと、条約を破棄した後の重巡洋艦を考えていたドイツは、1935年に英独海軍協定を締結し、大型の重巡洋艦を作り始めます。
それが「アドミラル・ヒッパー級」で基準排水量で14000トン、満載排水量は18000トンの大型重巡になり、世間には10000トンだよと公表しました。
これを人間の体重で言うと 体重80kgくらいの人が
「私の体重50kgなんだよね!」
って言っているようなもので「そんなの通用する訳ない!」と思うのですが結構世間の目は欺かれたのでした。
日露戦争当時なら戦艦三笠が常備排水量15300トンなので、戦艦で通用するサイズです。
日本の妙高型とかが10000トンの制限の中、11000トンくらいになったのって可愛いものだったんですね。
(二次改装後には13000トンくらいになってますが)
未完に終わりましたが、4番艦と5番艦は更に調子に乗って詐称の度合いが酷く・・・・・・
<ドイツ戦艦及び重巡の系譜>

「アドミラル・ヒッパー級 重巡洋艦」
5隻の建造計画がありましたが、完成したのは3隻
長女の「アドミラル・ヒッパー」、次女の「ブリュッヒャー」、そして3女が我らが「プリンツ・オイゲン」、未完で終わりましたが、4女が「ザイドリッツ」、末の妹が「リユッツォウ」です。
ザイドリッツも建造途中で放置、途中空母への改装が決定されますが、物資の不足により途中で中止、最後は自沈。
この末娘更に可哀そうなのです
1940年に未完のままソ連に身売りに出されます。独ソ戦以前はドイツはソ連と条約を結んでいたし、実利になるということで水上艦を売りに出そうとされるのはあの「戦艦テルピッツ」でさえ真剣に検討されたくらいです。
この「リユッツォウ」はソ連に引き渡されたあと「ペトロパブロフスク」という名前に変更され、レニングラードで艤装工事が進められます。しかし、独ソ戦が開始、そのまま浮き砲台になります。
その後、→1944年 タリン→53年 ドニエプル→56年 PKZ-112と最後は記号になった挙句60年に未完のまま解体されてしまいました。
アドミラル・ヒッパー

※Wikiより写真を転載 以下の写真も同じ
公称排水量:10,000トン、基準排水量:14,050トン、満載排水量:18,200トン
全長:202.8m、水線長:195.5m、全幅:21.3m、吃水:5.8m(基準)、7.7m(満載))
機関:ラ・モント式重油専焼高温高圧缶12基+ブローム・ウント・フォス式ギヤード・タービン3基3軸
最大出力:132,000hp、速力:32.5ノット、航続距離:20ノット/6,800海里
兵装;SKC/34 20.3cm(60口径)砲:連装4基8門、SKC/33 10.5cm(65口径)高角砲:連装6基12門、
37mm(83口径)機関砲:連装6基12門、20mm(65口径)機関砲:単装8基8門、
533mm水上魚雷発射管:3連装4基12門
航空兵装:Ar 196×3機、カタパルト1基
1945年キール港ドッグ内で空襲の為、大破着底
ブリュッヒャー

1940年4月の初の作戦、ヴェーザー演習作戦で要塞砲と魚雷で沈没。結構、不運の娘。(多分、艦これに実装されても運は一桁)
プリンツ・オイゲン

排水量:基準:15,000トン、満載:18,400トン
全長:212.5m、幅:21.8m、吃水:7.2m、
出力:136,000shp(98MW)
速力:33.5ノット(62.04km/h)
航続距離:7,200海里(20ノット時)
乗員:1,600名
兵装:20.3cm砲x8門、10.5cm砲x12門、37mm機関砲x12門、20mm機関砲x8門、533mm魚雷発射管x12門
搭載機:Ar 196x3機
上のアドミラル・ヒッパーと比較していただくと、上の姉妹と全長、幅もプリンの方が大きくなっています。
未完に終わりましたが、「ザイドリッツ」と「リユッツォウ」は満載排水量で19800トンまで大きくなっていました。
ご存知、戦艦ビスマルクとライン演習作戦に参加、ツェルベルス作戦で無事フランスからドーバー海峡を抜けて本国にたどり着く、大型艦艇で唯一終戦まで生き残った強運艦。
アメリカに折衝され、プリンツ・ユージンって発音になるんですね。
(そっか!オイゲンって英語名になるとユージンになるんだ (・_・D フムフム)
ビキニ環礁で例のクロスロード作戦に長門や酒匂、サラトガなどと強制参加させられ二度の爆撃にも耐えた後、クェゼリン環礁に運ばれてそこで沈没、現在に至る。浅瀬なのでお尻は水上に出ているらしい・・・・・・
(恥ずかしいよ~)
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