吹雪を長女とする特型駆逐艦ってどこが凄かったのでしょうか?
ちょっと暖かくなってきましたね。
陽気でうとうとしてしまいます。
それに、模型を作るにもいい季節になってきました。
ところで、
今、ヤマシタホビーさんの駆逐艦吹雪の建造をしている途中なのですが、そこでふと疑問に思いました。
特型駆逐艦吹雪建造日誌はこちら
↓
特型駆逐艦吹雪建造日誌
よく、吹雪を長女とする吹雪型駆逐艦は革命的な駆逐艦だったと言われています。
12.7cm連装砲×3基、61cm三連装魚雷発射管×3基の重武装を載せた駆逐艦として画期的だった訳です。
それ故に特型駆逐艦なんて言われている訳ですけど、当時の他国の駆逐艦はどんな感じだったのでしょうか?
ふと疑問に思ったのでザーッと調べてみました。
(あくまでザーッとですよ)
特徴を調べるには比較しかありません。
そこで、吹雪型の前級である睦月型とイギリス、アメリカの同世代の駆逐艦と比較してみました。
<イギリス海軍駆逐艦との比較>

睦月型の主砲は12cm単装砲4門で吹雪と比べて明らかに劣っています。
でも睦月型ですでに61cm魚雷発射管を備えていたんですよね。
同世代のイギリス駆逐艦A級(Aで始める名前なのでA級)は単装砲が4基です。
魚雷発射管も53.3cm(21インチ)発射管2基です。
イギリス駆逐艦はこの後もB級→C級→D級→E級と続きますが単装砲、21インチ魚雷発射管のまま続きます。
イギリスはユーボート対策が一番だったので船団護衛を中心に考えていたのでしょうね。
<アメリカ海軍駆逐艦との比較>

アメリカはファガラット級で12.7cm主砲を搭載しますが、単装砲×5基という形です。
でもアメリカの慧眼はこれが水上、対空の両用砲だということです。
この時代すでに航空戦に移行する想定をしていたのですね。
日本の駆逐艦の主砲で一応の両用砲を搭載したのは夕雲型のD型砲塔で1940年のことになります。
これも対空用としては結構実用性に難ありでした。
本当の意味で両用法は秋月型でしょう。
でもファガラット級でも魚雷発射管は21インチ(53.3cm)のままでした。
アメリカはそのまま以後の駆逐艦も53.3cm直径の魚雷発射管のままで、かの改良生産されたフィッシャー級(175隻)も
そうでした。
もっともその時期になると、航空戦主体の戦いになっていて魚雷戦ということがほぼなくなっていましたが。
もっと深く調べると色々見えてくることもあるのでしょうが、ざっとしたものなので、そんな感じか~
てな感じで見てくれるといいです。
日本の船はそこそこ知っていますが、外国の船はあまり詳しくないのでその辺もご勘弁を。
今回の最期に以前に作った駆逐艦春風(神風型)と吹雪型駆逐艦叢雲の模型を載せてみます。
シルエットに見える時代感が一気に進んだ感じが見てとれると思います。
特に艦橋の違いが顕著でしょうか。
艦橋がキャンパス張りだと少し年代を感じますよね。
駆逐艦春風

駆逐艦叢雲

プラモデルを再開したての頃のものなのでお恥ずかしい限りですが・・・
駆逐艦春風(ピットロード 夕凪改造)建造日誌はこちら
↓
駆逐艦春風建造日誌
駆逐艦叢雲(ピットロード)の建造日誌はこちら
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駆逐艦叢雲建造日誌
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12.7cm連装砲×3基、61cm三連装魚雷発射管×3基の重武装を載せた駆逐艦として画期的だった訳です。
それ故に特型駆逐艦なんて言われている訳ですけど、当時の他国の駆逐艦はどんな感じだったのでしょうか?
ふと疑問に思ったのでザーッと調べてみました。
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睦月型の主砲は12cm単装砲4門で吹雪と比べて明らかに劣っています。
でも睦月型ですでに61cm魚雷発射管を備えていたんですよね。
同世代のイギリス駆逐艦A級(Aで始める名前なのでA級)は単装砲が4基です。
魚雷発射管も53.3cm(21インチ)発射管2基です。
イギリス駆逐艦はこの後もB級→C級→D級→E級と続きますが単装砲、21インチ魚雷発射管のまま続きます。
イギリスはユーボート対策が一番だったので船団護衛を中心に考えていたのでしょうね。
<アメリカ海軍駆逐艦との比較>

アメリカはファガラット級で12.7cm主砲を搭載しますが、単装砲×5基という形です。
でもアメリカの慧眼はこれが水上、対空の両用砲だということです。
この時代すでに航空戦に移行する想定をしていたのですね。
日本の駆逐艦の主砲で一応の両用砲を搭載したのは夕雲型のD型砲塔で1940年のことになります。
これも対空用としては結構実用性に難ありでした。
本当の意味で両用法は秋月型でしょう。
でもファガラット級でも魚雷発射管は21インチ(53.3cm)のままでした。
アメリカはそのまま以後の駆逐艦も53.3cm直径の魚雷発射管のままで、かの改良生産されたフィッシャー級(175隻)も
そうでした。
もっともその時期になると、航空戦主体の戦いになっていて魚雷戦ということがほぼなくなっていましたが。
もっと深く調べると色々見えてくることもあるのでしょうが、ざっとしたものなので、そんな感じか~
てな感じで見てくれるといいです。
日本の船はそこそこ知っていますが、外国の船はあまり詳しくないのでその辺もご勘弁を。
今回の最期に以前に作った駆逐艦春風(神風型)と吹雪型駆逐艦叢雲の模型を載せてみます。
シルエットに見える時代感が一気に進んだ感じが見てとれると思います。
特に艦橋の違いが顕著でしょうか。
艦橋がキャンパス張りだと少し年代を感じますよね。
駆逐艦春風

駆逐艦叢雲

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