「DDH-184護衛艦かが」見学レポートファイルNo2(艦内から艦橋に向けて)
今週は、平日に艦船模型のブログを入れられませんでした。
出張やらなんやらで時間が取れず・・・
(とは言いつつ艦これの掘りをしているのは脇に置いておく)
しかし、この週末で手掛けている戦艦金剛1914は完成予定なので、その辺りは掲載する予定です。
前回の「護衛艦かが」の見学レポートは、こちら
↓
護衛艦かが見学レポート
普通に日を追って、ブログを見ると前回更新分なので問題ないのですが、検索の場合もしかしたら本日分しか載らない場合もあるかとリンクを載せました。
前回は、呉から護衛艦かがに乗り込み、格納庫の紹介まで行いました。
今回は艦内施設から艦橋、エレベーターまでの紹介です!
<舷門周辺>

この日は、太陽がサンサンと照っていたのでいい天気でした。
右側にやや光っていて見にくいのですが、「護衛艦かが」と書いているのが見えるでしょうか?
これが、舷門と言い、人が出入りする為の通路になります。
しかし、「サイドランプ(車両の乗り追いするスロープ)」がある「護衛艦かが」は通常、乗員の方もこの「サイドランプ」を使用して乗り降りするために、この舷門を用いているのは艦長などごく一部の方とのことです。
「艦内通路入り口付近」
さて、再度通路に戻ると「護衛艦かが」にまつわる様々なものが掲げられています。
<「護衛艦かが」ロゴマーク>

護衛艦が好きな方はご存知の方もいらっしゃると思いますが、新しい艦が出来るとそのロゴマークも決められます。
ロゴマークは一般募集されて、最終的に護衛艦かがの艤装クルーが投票で決定したとのことです。
「護衛艦かが」ロゴマーク決定のお知らせ(海上自衛隊HP)
↓
海上自衛隊HP 護衛艦かがロゴ決定のお知らせ
加賀藩の名産である金箔と加賀友禅をモチーフにし、加賀藩前田家の家紋である梅を中心とした日本を代表する花そしてその花言葉に護衛艦隊員の心得などの意味を込めた非常に素晴らしいロゴマークです!
(群馬県の大学生の方のデザインです)
<加賀友禅>

石川県金沢市の辺りが旧加賀藩になる訳ですが、石川県(金沢市?)から送られた加賀友禅です。
<艦内施設>
ここから、艦内通路を歩きながら、艦内施設を見せていただきました。

この通路の様子を見るとお分かりになる通り、直線性の高い非常に見渡しの良い通路になっています。
直線性が高い方が緊急時に移動がしやすくあるための配慮である様に感じました。
艦内施設は様々な箇所を見せていただきましたが、個人が使用する箇所や医療施設は外させてもらっています。
食堂などは広くとられていますが、一斉に集まるために行列がすごいとのことです。
行列ができない工夫もできるのでは?なんて思ったりしましたけど。
護衛艦かがの食事はピカイチらしいですよ!護衛艦で一番おいしいとクルーの方はおっしゃっていました!
これは、いずも型の護衛艦は特にですが、災害時には医療施設も兼ねることができますし、避難民を乗せることも考慮されています。
日本の艦にしては珍しく、艦内の広さに余裕がある造りで、食材の種類やストックも豊富、そして上の様な理由により外から受け入れる際での食事の大事さなどが現れたものであるのではと思いました。
<火災対策用具>
<防火服>

<避難用呼吸容具>

脇の通路に入ると、この様な呼吸容具がたくさん配置されています。
火災発生の際は、いたるところにある消火栓やスプリンクラーで消化するのですが、本来は軍艦です。
ひどい火災時には通路を密閉してのガスによって酸素をなくすことによる消化も行われます。
その際に、防火服と呼吸容具が必要になるのです。
航空母艦加賀はミッドウェー海戦で急降下爆撃機の1000ポンド爆弾数発による火災で沈みました。(異説はある)
以前のブログにも書きましたが、火災対策が不十分だったために沈んだ船は数知れずでその最も大きい被害を受けたのがミッドウェー海戦における一航戦の赤城、加賀、二航戦の蒼龍ではないでしょうか?
通常、加賀の様に戦艦をベースに作った艦が火災だけで沈みにくいのですが、航空燃料に火が付き、手が付けられない状況になり、最後は船体に亀裂が発生して沈んだと言います。
特に航空燃料をたくさん載せるヘリコプター搭載護衛艦には火災対策は大変重要です。
「護衛艦かが」は、これでもか!!というくらいの火災対策がされています。
<お風呂>

トゥアハー・デ・ダナン (フルメタル・パニック!)で、テッサやメリッサ、かなめが入っていたお風呂をご記憶の方もいらっしゃる(いるか?そんな人?)かと思いますが、まさにそんな感じのお風呂ですね。
(その映像を入れたくてたまらないのをグッと抑えている( ^ω^)・・・)
<シャワー>

「護衛艦かが」では水は豊富らしいです。
毎朝の掃除が半端なくしっかりとしている為に水回りやトイレなどの生活施設も非常にきれいです。
(この掃除が大変キツイらしい)
ここは水回りですが、その他の場所にもまさに埃ひとつない掃除の徹底ぶりです。
<艦橋>

「護衛艦かが」の艦橋を内部から入った訳ですが、外観が分からなければイメージが沸かないだろうなと言うことで、先に外観写真を載せました。
全通甲板式のヘリコプター護衛艦である「護衛艦かが」にはアイランド方式の艦橋が設置されています。
この艦橋に内側の通路を通って入りました。
多層構造になっているので艦内には階段が非常に多いです。
<艦橋から外を見た風景>

全体を広く見渡せます。艦橋内には双眼鏡も多数置いてます。
<艦長の椅子>

<方位盤など>

いつも思うのですが、最新鋭設備の塊の様な「護衛艦かが」なのですが、アナログな設備も結構あるのですよ。
時計や方位盤など。
ひとめで分かりやすいなどの理由だそうですが・・・。
今回はここまでです。
一応、基本は艦船模型・艦船プラモデルのブログなので以前作成した「DDH-183 護衛艦いずも(ハセガワ)」をリンクしておきます。
↓
護衛艦いずも建造日誌
次回は、飛行甲板に降ります。
ご期待いただけると幸いです。
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今週は、平日に艦船模型のブログを入れられませんでした。
出張やらなんやらで時間が取れず・・・
(とは言いつつ艦これの掘りをしているのは脇に置いておく)
しかし、この週末で手掛けている戦艦金剛1914は完成予定なので、その辺りは掲載する予定です。
前回の「護衛艦かが」の見学レポートは、こちら
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護衛艦かが見学レポート
普通に日を追って、ブログを見ると前回更新分なので問題ないのですが、検索の場合もしかしたら本日分しか載らない場合もあるかとリンクを載せました。
前回は、呉から護衛艦かがに乗り込み、格納庫の紹介まで行いました。
今回は艦内施設から艦橋、エレベーターまでの紹介です!
<舷門周辺>

この日は、太陽がサンサンと照っていたのでいい天気でした。
右側にやや光っていて見にくいのですが、「護衛艦かが」と書いているのが見えるでしょうか?
これが、舷門と言い、人が出入りする為の通路になります。
しかし、「サイドランプ(車両の乗り追いするスロープ)」がある「護衛艦かが」は通常、乗員の方もこの「サイドランプ」を使用して乗り降りするために、この舷門を用いているのは艦長などごく一部の方とのことです。
「艦内通路入り口付近」
さて、再度通路に戻ると「護衛艦かが」にまつわる様々なものが掲げられています。
<「護衛艦かが」ロゴマーク>

護衛艦が好きな方はご存知の方もいらっしゃると思いますが、新しい艦が出来るとそのロゴマークも決められます。
ロゴマークは一般募集されて、最終的に護衛艦かがの艤装クルーが投票で決定したとのことです。
「護衛艦かが」ロゴマーク決定のお知らせ(海上自衛隊HP)
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海上自衛隊HP 護衛艦かがロゴ決定のお知らせ
加賀藩の名産である金箔と加賀友禅をモチーフにし、加賀藩前田家の家紋である梅を中心とした日本を代表する花そしてその花言葉に護衛艦隊員の心得などの意味を込めた非常に素晴らしいロゴマークです!
(群馬県の大学生の方のデザインです)
<加賀友禅>

石川県金沢市の辺りが旧加賀藩になる訳ですが、石川県(金沢市?)から送られた加賀友禅です。
<艦内施設>
ここから、艦内通路を歩きながら、艦内施設を見せていただきました。

この通路の様子を見るとお分かりになる通り、直線性の高い非常に見渡しの良い通路になっています。
直線性が高い方が緊急時に移動がしやすくあるための配慮である様に感じました。
艦内施設は様々な箇所を見せていただきましたが、個人が使用する箇所や医療施設は外させてもらっています。
食堂などは広くとられていますが、一斉に集まるために行列がすごいとのことです。
行列ができない工夫もできるのでは?なんて思ったりしましたけど。
護衛艦かがの食事はピカイチらしいですよ!護衛艦で一番おいしいとクルーの方はおっしゃっていました!
これは、いずも型の護衛艦は特にですが、災害時には医療施設も兼ねることができますし、避難民を乗せることも考慮されています。
日本の艦にしては珍しく、艦内の広さに余裕がある造りで、食材の種類やストックも豊富、そして上の様な理由により外から受け入れる際での食事の大事さなどが現れたものであるのではと思いました。
<火災対策用具>
<防火服>

<避難用呼吸容具>

脇の通路に入ると、この様な呼吸容具がたくさん配置されています。
火災発生の際は、いたるところにある消火栓やスプリンクラーで消化するのですが、本来は軍艦です。
ひどい火災時には通路を密閉してのガスによって酸素をなくすことによる消化も行われます。
その際に、防火服と呼吸容具が必要になるのです。
航空母艦加賀はミッドウェー海戦で急降下爆撃機の1000ポンド爆弾数発による火災で沈みました。(異説はある)
以前のブログにも書きましたが、火災対策が不十分だったために沈んだ船は数知れずでその最も大きい被害を受けたのがミッドウェー海戦における一航戦の赤城、加賀、二航戦の蒼龍ではないでしょうか?
通常、加賀の様に戦艦をベースに作った艦が火災だけで沈みにくいのですが、航空燃料に火が付き、手が付けられない状況になり、最後は船体に亀裂が発生して沈んだと言います。
特に航空燃料をたくさん載せるヘリコプター搭載護衛艦には火災対策は大変重要です。
「護衛艦かが」は、これでもか!!というくらいの火災対策がされています。
<お風呂>

トゥアハー・デ・ダナン (フルメタル・パニック!)で、テッサやメリッサ、かなめが入っていたお風呂をご記憶の方もいらっしゃる(いるか?そんな人?)かと思いますが、まさにそんな感じのお風呂ですね。
(その映像を入れたくてたまらないのをグッと抑えている( ^ω^)・・・)
<シャワー>

「護衛艦かが」では水は豊富らしいです。
毎朝の掃除が半端なくしっかりとしている為に水回りやトイレなどの生活施設も非常にきれいです。
(この掃除が大変キツイらしい)
ここは水回りですが、その他の場所にもまさに埃ひとつない掃除の徹底ぶりです。
<艦橋>

「護衛艦かが」の艦橋を内部から入った訳ですが、外観が分からなければイメージが沸かないだろうなと言うことで、先に外観写真を載せました。
全通甲板式のヘリコプター護衛艦である「護衛艦かが」にはアイランド方式の艦橋が設置されています。
この艦橋に内側の通路を通って入りました。
多層構造になっているので艦内には階段が非常に多いです。
<艦橋から外を見た風景>

全体を広く見渡せます。艦橋内には双眼鏡も多数置いてます。
<艦長の椅子>

<方位盤など>

いつも思うのですが、最新鋭設備の塊の様な「護衛艦かが」なのですが、アナログな設備も結構あるのですよ。
時計や方位盤など。
ひとめで分かりやすいなどの理由だそうですが・・・。
今回はここまでです。
一応、基本は艦船模型・艦船プラモデルのブログなので以前作成した「DDH-183 護衛艦いずも(ハセガワ)」をリンクしておきます。
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護衛艦いずも建造日誌
次回は、飛行甲板に降ります。
ご期待いただけると幸いです。
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