艦娘で綴るロシア海軍の戦艦の系譜・建造年など 名前がひたすらややこしいけど時代に翻弄されたんだね
17年春イベ報酬として、当鎮守府にも参加いただいた 「ロシア戦艦ガングート」です。

「戦艦ガングート」が「オブなにがし」になって、もう一度「戦艦ガングート」に戻せるとこまでレベルアップできたら、ロシア戦艦のまとめをしようと考えていたのですが、そこまで待っていると時間がかかりそうなので、今回まとめてみました。
他の国の戦艦の系譜と比較しても面白いかも
日本戦艦の系譜まとめ
↓
艦娘で綴る日本戦艦の系譜、没年などまとめ 金剛型特集
イタリア戦艦の系譜まとめ
↓
艦娘で綴るイタリア戦艦のまとめ 特にビクトリア・ヴェネト級(リットリオ、ローマ)
ガングートの名前は、現在のフィンランドにあるハンコ半島の戦場の地名。

オブなにがしではない!「オクチャブルスカヤ・レボリュチャ」だ!貴様銃殺刑にしてやってもいいのだがな!
※オクチャブリスカヤ・レヴォリューツィヤという表記(Wikとか)もあります。ロシア語を日本語で完全に表記するのは無理!
ここでは、参考にした本の名称を使っています。
オクチャブルスカヤ⇒十月
レボリュチャ⇒革命
語感からするとこんな感じでしょう。
ついでにマラートとフルンゼは人の名前、パリスカヤ~はパリ革命政府。
<ロシア軍艦の系譜まとめ>

※完成艦は「ガングート級」「インペラトリカ・マリカ級」の2クラス。
※緑色は起工したけど未成艦。
※ガングート級は名前が変わる度に載せているので注意下さい。(白背景)
<ガングート級>

戦艦ガングート改装前
スペック一覧(新造時)
・基準排水量 2万3360トン
・満載排水量 2万6692トン
・全長 181m
・全幅 26.6m
・機関出力 4万2000hp
・速力 23ノット
・武装 30.3cm3連装砲塔(52口径)×4基、12cm(50口径)単装砲×16基、45.7cm水中魚雷発射管4門
排水量や全長から言えば、すごく大雑把に言って、日本の戦艦の戦艦摂津、河内といった、準ド級戦艦より少し大きいけど、超ド級戦艦金剛より下と言った感じ。
就役したのが、すでに第一次世界大戦(1914年7月~1918年11月)がはじまった1914年10月、1917年10月には10月革命(ソビエト革命、ポリシェビキ革命)、ロシア内戦(1917年ー22年)を経て、1941年(-45年)からは独ソ戦、緒戦で空襲により大被害を受けるが普及し後半戦を戦い抜き、50年代まで生き残りました。
2度の改名を行い、最終的に戦艦ガングートに戻っています。(2度目の改名はないという話もあり、真相は不明)

2番艦 戦艦ペテロパブロフスク(マラート)改装後
1番煙突が長門の屈曲煙突の様に後ろに曲がっており、艦橋も高くなってます。艦首も現代的な形状(クリッパー・バウ)になっています。
2次改装の時に混焼缶から重油専焼缶になり、出力は6万600hp7まで高められました。
対空兵装を強化し、速力はあいかわらず遅い22.5ノット。

海外艦は日本艦と違う形状、配置が面白いですよね。
ガングート級は時代にもまれながらも生涯を戦い抜いた姉妹達でした!
<インペラトリカ・マリア級>
ガングート級の装甲強化版と言える、このクラス。1917年2月の2月革命時に赤軍に付かなかった為、内戦後に処分されました。
・「インペラトリカ・マリア」・・・1916年10月 停泊中火薬庫に引火、爆沈。
・「エカテリーナ」・・・臨時政府の指揮下に入り名前を「スボボードナヤ・ロシア」に改名、ウクライナ人民共和国所属になり、18年赤軍によって雷撃処分。
・「ヴォルヤ」・・・ウクライナ政府⇒ドイツ接収⇒イギリス接収、ロシア白軍旗艦「ゲネラル・アレクセーエフ」に改名⇒白軍敗北後フランス接収、解体。
ガングート級のいとこ分と言えるこのクラス、運命に翻弄された悲劇の姉妹でした。
その他の艦級
ロシアは未成艦が多いです。
起工はしてるのだけれど、独ソ戦が始まって中止になったり、無茶な計画で頓挫したりで。
ソヴィエツキー級は完成すれば、排水量は6万2500tと大和やアイオワに匹敵する巨大艦でした。
独ソ戦でドイツに接収されましたが、1、2番艦の完成度は75%まで進んでしました。
時代の影響を大きく受けるのは、どこも同じですが、ロシア軍艦も時代の波に飲み込まれた姉妹たちでした・・・
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17年春イベ報酬として、当鎮守府にも参加いただいた 「ロシア戦艦ガングート」です。

「戦艦ガングート」が「オブなにがし」になって、もう一度「戦艦ガングート」に戻せるとこまでレベルアップできたら、ロシア戦艦のまとめをしようと考えていたのですが、そこまで待っていると時間がかかりそうなので、今回まとめてみました。
他の国の戦艦の系譜と比較しても面白いかも
日本戦艦の系譜まとめ
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艦娘で綴る日本戦艦の系譜、没年などまとめ 金剛型特集
イタリア戦艦の系譜まとめ
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艦娘で綴るイタリア戦艦のまとめ 特にビクトリア・ヴェネト級(リットリオ、ローマ)
ガングートの名前は、現在のフィンランドにあるハンコ半島の戦場の地名。

オブなにがしではない!「オクチャブルスカヤ・レボリュチャ」だ!貴様銃殺刑にしてやってもいいのだがな!
※オクチャブリスカヤ・レヴォリューツィヤという表記(Wikとか)もあります。ロシア語を日本語で完全に表記するのは無理!
ここでは、参考にした本の名称を使っています。
オクチャブルスカヤ⇒十月
レボリュチャ⇒革命
語感からするとこんな感じでしょう。
ついでにマラートとフルンゼは人の名前、パリスカヤ~はパリ革命政府。
<ロシア軍艦の系譜まとめ>

※完成艦は「ガングート級」「インペラトリカ・マリカ級」の2クラス。
※緑色は起工したけど未成艦。
※ガングート級は名前が変わる度に載せているので注意下さい。(白背景)
<ガングート級>

戦艦ガングート改装前
スペック一覧(新造時)
・基準排水量 2万3360トン
・満載排水量 2万6692トン
・全長 181m
・全幅 26.6m
・機関出力 4万2000hp
・速力 23ノット
・武装 30.3cm3連装砲塔(52口径)×4基、12cm(50口径)単装砲×16基、45.7cm水中魚雷発射管4門
排水量や全長から言えば、すごく大雑把に言って、日本の戦艦の戦艦摂津、河内といった、準ド級戦艦より少し大きいけど、超ド級戦艦金剛より下と言った感じ。
就役したのが、すでに第一次世界大戦(1914年7月~1918年11月)がはじまった1914年10月、1917年10月には10月革命(ソビエト革命、ポリシェビキ革命)、ロシア内戦(1917年ー22年)を経て、1941年(-45年)からは独ソ戦、緒戦で空襲により大被害を受けるが普及し後半戦を戦い抜き、50年代まで生き残りました。
2度の改名を行い、最終的に戦艦ガングートに戻っています。(2度目の改名はないという話もあり、真相は不明)

2番艦 戦艦ペテロパブロフスク(マラート)改装後
1番煙突が長門の屈曲煙突の様に後ろに曲がっており、艦橋も高くなってます。艦首も現代的な形状(クリッパー・バウ)になっています。
2次改装の時に混焼缶から重油専焼缶になり、出力は6万600hp7まで高められました。
対空兵装を強化し、速力はあいかわらず遅い22.5ノット。

海外艦は日本艦と違う形状、配置が面白いですよね。
ガングート級は時代にもまれながらも生涯を戦い抜いた姉妹達でした!
<インペラトリカ・マリア級>
ガングート級の装甲強化版と言える、このクラス。1917年2月の2月革命時に赤軍に付かなかった為、内戦後に処分されました。
・「インペラトリカ・マリア」・・・1916年10月 停泊中火薬庫に引火、爆沈。
・「エカテリーナ」・・・臨時政府の指揮下に入り名前を「スボボードナヤ・ロシア」に改名、ウクライナ人民共和国所属になり、18年赤軍によって雷撃処分。
・「ヴォルヤ」・・・ウクライナ政府⇒ドイツ接収⇒イギリス接収、ロシア白軍旗艦「ゲネラル・アレクセーエフ」に改名⇒白軍敗北後フランス接収、解体。
ガングート級のいとこ分と言えるこのクラス、運命に翻弄された悲劇の姉妹でした。
その他の艦級
ロシアは未成艦が多いです。
起工はしてるのだけれど、独ソ戦が始まって中止になったり、無茶な計画で頓挫したりで。
ソヴィエツキー級は完成すれば、排水量は6万2500tと大和やアイオワに匹敵する巨大艦でした。
独ソ戦でドイツに接収されましたが、1、2番艦の完成度は75%まで進んでしました。
時代の影響を大きく受けるのは、どこも同じですが、ロシア軍艦も時代の波に飲み込まれた姉妹たちでした・・・
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