健気な艦娘 潜水母艦大鯨が艦これプラモデルから新発売!

アオシマさんから「艦これプラモデルNo.36 潜水母艦大鯨」の新発売情報が発表されました。

ご存知の通り、潜水母艦大鯨はロンドン軍縮条約で制限を受けた空母を後に補う為に最初から空母に改造されることを念頭において設計された艦です。
空母龍鳳としては、フジミさんやピットロードさんからキットが出ています。
しかし、潜水母艦大鯨としては初のキット化!
同様の潜水母艦は
剣埼→祥鳳
高崎→瑞鳳(但し、起工は潜水艦母艦だけれど、完成は空母)
がありますね。

側面から見れば分かる様に、甲板上面はほぼフラットな設計になっています。

艦橋だって、ジム顔をしたトップの部分を取ればそのまま空母になりそうな形をしてますよね!

空母に改装できる船体を秘匿するために、ダミー煙突も付けられていたらしいです。
(しかし、煙突の後ろには先取りしたエレベーターがくっきりと・・・)
潜水母艦大鯨はその建造過程で溶接による船体接合をしたのはいいのですが、全溶接化は大型艦としては初めての試みでした。結局建造過程でゆがみが生じ、二度も船体を切断して再接合を行う苦労を乗り越えて完成した船です。
建艦の歴史にリベットか溶接かの問題は常にあった課題に感じます。
ドイツなどは完成させた技術の様ですが・・・。
また、水上機母艦瑞穂ちゃん同様、ディーゼルエンジンを搭載していました。
剣埼や瑞穂もそうですが、ディーゼルもうまく行かないのでトラブルが多発した様です。
結局、空母改造の折には陽炎型駆逐艦と同様のタービンエンジンに交換されています。
その空母改造の際にはドーリットル空襲にあい、被弾していたりして、なんかついていなかったりするのですが、完成後は裏方で頑張っていた健気な艦です。
ドーリットル空襲についてはこちら
↓
対米国艦隊作戦第三法!戦艦大和から発信!


潜水母艦の役割は、潜水艦に休憩所と給油、補給を与えるのが主な役割です。
空母に改造することが前提だった潜水母艦大鯨は全長215mと大きな構造ですし、船体についても高速艦に改造を念頭にいれた余裕のある造りをしていました。その為、潜水母艦としては破格の豪華さで潜水艦に大歓迎!
貨物船や客船を改造して潜水母艦に充てた例が多くあります。
少し前に当ブログで紹介した「軽巡大淀」は丙型軽巡として潜水艦隊旗艦を目的として設計された軽巡ですが、これは潜水艦の索敵能力を補う為に多数又は大型の水上機を載せることを目的にした高速の軽巡でした。
軽巡大淀建造日誌
↓
スーパーな軽巡大淀建造日誌

潜水母艦大鯨は空母龍鳳に改造された後、マリアナ沖海戦で一度だけ海戦に出撃しています。
その後はほとんど載せる飛行機もなく、船団護衛に当たったりの日々を過ごし、最後は呉港で防空艦となり、被弾・中破したものの終戦まで生き残りました。
空母龍鳳の被弾場所はこちら
↓
歴戦の名艦の眠る地呉。そして重巡青葉は何を思うだろう
しかし、アオシマさんはほぼ毎月の様にマイナー艦プラモデル化を発表しています。
私の様なマイナー艦好きが結構いらっしゃると言うことなんでしょうか?
ともかくうれしい限りなんですけどね。
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アオシマさんから「艦これプラモデルNo.36 潜水母艦大鯨」の新発売情報が発表されました。

ご存知の通り、潜水母艦大鯨はロンドン軍縮条約で制限を受けた空母を後に補う為に最初から空母に改造されることを念頭において設計された艦です。
空母龍鳳としては、フジミさんやピットロードさんからキットが出ています。
しかし、潜水母艦大鯨としては初のキット化!
同様の潜水母艦は
剣埼→祥鳳
高崎→瑞鳳(但し、起工は潜水艦母艦だけれど、完成は空母)
がありますね。

側面から見れば分かる様に、甲板上面はほぼフラットな設計になっています。

艦橋だって、ジム顔をしたトップの部分を取ればそのまま空母になりそうな形をしてますよね!

空母に改装できる船体を秘匿するために、ダミー煙突も付けられていたらしいです。
(しかし、煙突の後ろには先取りしたエレベーターがくっきりと・・・)
潜水母艦大鯨はその建造過程で溶接による船体接合をしたのはいいのですが、全溶接化は大型艦としては初めての試みでした。結局建造過程でゆがみが生じ、二度も船体を切断して再接合を行う苦労を乗り越えて完成した船です。
建艦の歴史にリベットか溶接かの問題は常にあった課題に感じます。
ドイツなどは完成させた技術の様ですが・・・。
また、水上機母艦瑞穂ちゃん同様、ディーゼルエンジンを搭載していました。
剣埼や瑞穂もそうですが、ディーゼルもうまく行かないのでトラブルが多発した様です。
結局、空母改造の折には陽炎型駆逐艦と同様のタービンエンジンに交換されています。
その空母改造の際にはドーリットル空襲にあい、被弾していたりして、なんかついていなかったりするのですが、完成後は裏方で頑張っていた健気な艦です。
ドーリットル空襲についてはこちら
↓
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潜水母艦の役割は、潜水艦に休憩所と給油、補給を与えるのが主な役割です。
空母に改造することが前提だった潜水母艦大鯨は全長215mと大きな構造ですし、船体についても高速艦に改造を念頭にいれた余裕のある造りをしていました。その為、潜水母艦としては破格の豪華さで潜水艦に大歓迎!
貨物船や客船を改造して潜水母艦に充てた例が多くあります。
少し前に当ブログで紹介した「軽巡大淀」は丙型軽巡として潜水艦隊旗艦を目的として設計された軽巡ですが、これは潜水艦の索敵能力を補う為に多数又は大型の水上機を載せることを目的にした高速の軽巡でした。
軽巡大淀建造日誌
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スーパーな軽巡大淀建造日誌

潜水母艦大鯨は空母龍鳳に改造された後、マリアナ沖海戦で一度だけ海戦に出撃しています。
その後はほとんど載せる飛行機もなく、船団護衛に当たったりの日々を過ごし、最後は呉港で防空艦となり、被弾・中破したものの終戦まで生き残りました。
空母龍鳳の被弾場所はこちら
↓
歴戦の名艦の眠る地呉。そして重巡青葉は何を思うだろう
しかし、アオシマさんはほぼ毎月の様にマイナー艦プラモデル化を発表しています。
私の様なマイナー艦好きが結構いらっしゃると言うことなんでしょうか?
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