歴戦の名艦たちの最後の地(呉港周辺)そして重巡青葉は何を思う
何週間かに渡って、記事にしてきた呉周辺の関連施設なのですが、一つの締めくくりとして呉港周辺の名艦の最後の地を
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話題を呼んだ映画 「この世界の片隅に」にも呉大空襲の様子が描かれていましたが、昭和20年(1945年)3月19日、7月24日、7月28日と空襲を受けました。
もはや大型艦は燃料もないため動けず、電源を陸上から引くしまつ。
呉港のあちらこちらで投錨して浮き砲台になっていました。
戦艦長門も煙突をとっぱられていました。
大破着底時の写真です。
こちらは大和ミュージアムに展示してある戦艦伊勢のもので2m近い大きなパネルになっています!

主砲が上を向いた状態で大破着底しており、最後まで抵抗をつづけたんですね!
こちらは空母天城の大破転覆時の写真です。

モデルアート社の「帝国海軍航空母艦総ざらい」から抜粋しています。
良く見る写真ですが、痛々しい様子の写真です。
もっとも有名な写真が転覆時の写真とは不憫です。
完成したのは良いが、既に載せる飛行機も動く燃料もありませんでした。
とても無念だったに違いありません。
この他にも呉港周辺には様々な名艦がその最後に大破着底した場所があります。
戦艦榛名、戦艦伊勢、戦艦日向、空母天城、重巡青葉、重巡利根、軽巡大淀、重雷装巡洋艦北上、装甲巡洋艦出雲、潜水艦伊404、伊205、伊206、そして、未成艦空母阿蘇etc

その沈没した場所の多くには慰霊碑が建っています。
重雷装巡洋艦北上と未成艦空母阿蘇は少し離れた場所に投錨していました。
(雲龍型空母5番艦の空母阿蘇は特攻兵器の標的艦として、既に破損している状態で、浮かんでいるだけの状態でした。完成率は60%未満です。)

北上さんは大破していましたが、動力は生きていたので戦後改修され、復員船として使われました。
最後にネット上に、とても感動したイラストがありましたので載せさせていただきました。

sachisfactoryさんのニコニコ静画に投稿されているイラストです。
重巡青葉
色々な失敗もした船です。
サボ島沖海戦では、重巡青葉の不注意な発信「我レアオバ」で米軍の猛攻撃を一身に受け大破。
途中、旗艦である重巡青葉を身を呈して庇った重巡古鷹は猛攻を受け沈んでしまいました。
(T_T)
折角復帰したら、潜水艦の雷撃を受け、また修理など不運なことも多くありましたが、それでも終戦まで何とか生き残りました。
艦尾は引きちぎれ、艦首を上にして大破着底の状態でした。
その重巡青葉(の船魂である艦娘)が、広島のきのこ雲、そして終戦後の青空をどの様に見ていたかを一枚のイラストで描いてあり、とても感動しました!。゚(゚´Д`゚)゚。
全てが終わったという安堵とこれからの希望もあったのかも知れません。
取材をするなら、平和な世の中でしたいはずですし。
蛇足ながら、重巡青葉の最後の姿の写真です。
(Wikipediaより抜粋)
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今日は3.11、東日本大震災の日になります。
ご冥福をお祈りいたします。
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良く見る写真ですが、痛々しい様子の写真です。
もっとも有名な写真が転覆時の写真とは不憫です。
完成したのは良いが、既に載せる飛行機も動く燃料もありませんでした。
とても無念だったに違いありません。
この他にも呉港周辺には様々な名艦がその最後に大破着底した場所があります。
戦艦榛名、戦艦伊勢、戦艦日向、空母天城、重巡青葉、重巡利根、軽巡大淀、重雷装巡洋艦北上、装甲巡洋艦出雲、潜水艦伊404、伊205、伊206、そして、未成艦空母阿蘇etc

その沈没した場所の多くには慰霊碑が建っています。
重雷装巡洋艦北上と未成艦空母阿蘇は少し離れた場所に投錨していました。
(雲龍型空母5番艦の空母阿蘇は特攻兵器の標的艦として、既に破損している状態で、浮かんでいるだけの状態でした。完成率は60%未満です。)

北上さんは大破していましたが、動力は生きていたので戦後改修され、復員船として使われました。
最後にネット上に、とても感動したイラストがありましたので載せさせていただきました。

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重巡青葉
色々な失敗もした船です。
サボ島沖海戦では、重巡青葉の不注意な発信「我レアオバ」で米軍の猛攻撃を一身に受け大破。
途中、旗艦である重巡青葉を身を呈して庇った重巡古鷹は猛攻を受け沈んでしまいました。
(T_T)
折角復帰したら、潜水艦の雷撃を受け、また修理など不運なことも多くありましたが、それでも終戦まで何とか生き残りました。
艦尾は引きちぎれ、艦首を上にして大破着底の状態でした。
その重巡青葉(の船魂である艦娘)が、広島のきのこ雲、そして終戦後の青空をどの様に見ていたかを一枚のイラストで描いてあり、とても感動しました!。゚(゚´Д`゚)゚。
全てが終わったという安堵とこれからの希望もあったのかも知れません。
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