呉海上自衛隊資料館(てつのくじら館)はどでかい潜水艦とともに
呉市周辺施設の案内をしてきましたが、今回で一通りの案内をしたことになります。
呉市周辺には艦船好きにはたまらない設備がたくさんあります。
今まで「大和ミュージアム」の案内
↓
大和ミュージアムを詳しく案内!
ここでは10分の1大和を中心として、多くの艦船模型や実物の展示など中々楽しめました。
呉クルーズの案内
↓
呉クルーズは船でいっぱい!
呉海上自衛隊では艦種としてはもっとも多い港になります。
大戦の名前を受け継いだ護衛艦もたくさんあり、「練習艦かしま」はお気に入りです。ヘリコプター「護衛艦いせ」はもうすぐ呉では見れなくなりますが、代わりに「護衛艦かが」がやって来る様です。
こちらでは非常に評判の良かった映画「この世界の片隅に」の舞台でを紹介したりしています。
↓
聖地巡礼的な?広島と呉のご紹介!
そして、大和ミュージアムのすぐ横には「海上自衛隊呉資料館(愛称:てつのくじら館)」があります。

建物の前にどん!と展示しているのは、実物の「潜水艦あきしお」です!

さて、私のたまに出す問題です!潜水艦のアンカー(いかり)はどこにあるのでしょう?
写真にその出口が少し見えています。
答えは、艦底にあります。信号機の横あたりに少しくぼんだところが写っているかと思いますが、そこから錨が出ます。
(今のあきしおでは埋められていますが実際には錨がついて穴が開いています)
写真を撮っておけば良かったのですが、潜水艦の錨はマッシュルームの様な形状をしているので「マッシュルームアンカー」という名前を付けられています。
海上自衛隊呉資料館は3階建てになっています。
【展示内容】
1階:海上自衛隊の歴史
2階:掃海艇の活躍
3階:潜水艦の活躍
そして、潜水艦あきしおへの連絡通路を通じて、潜水艦あきしおの中に入ることが出来ます。
呉海上自衛隊資料館HP
↓
呉海上自衛隊資料館(てつのくじら館)
主だったもの(写真を撮ったもの)の紹介です。
2階に展示してあるのは掃海艇と機雷、掃海に関する展示です。

20mm機関砲です!
実物は迫力ありますね。
そして3階です。3階は潜水艦の関連展示です。
アメリカ海軍が採用し、海上自衛隊も一時採用していた無人ヘリコプターダッシュです。

操作が難しく、事故が多発の為80年代に採用中止になりました。魚雷2本を搭載できるらしいです。
今だとずっと良いものが出来そうですが・・・
無人にする意味がそれ程ないのかも知れません。
サブマリナーの食事

美味しそうですね。
問題その2です。
海上自衛隊で最も食事がおいしいのはどの艦種でしょうか?
答えは潜水艦との事です。まあ、私が実際食べた訳ではないのでそう聞いたという事ですが、潜水艦は一回海に潜ると長期間水の中に潜っていなければなりません。
大海原を見て爽快な気分になることもなく、非常にストレスがたまると言います。
従って、潜水艦乗りはストレス耐性の高い適正が必要だし、業務以外の大きな楽しみである食事には非常に気を使っているとのことです。
なのでシェフも腕のいい選りすぐりのシェフを潜水艦に乗船しているとの事でした。
頷ける話だと思いました。
海上自衛隊潜水艦の基礎になった潜水艦くろしおの説明です。

設立当初の海上自衛隊はアメリカの貸与艦で賄われた訳ですが、つい昨年2016年10月に進水式を迎えた「護衛艦あさひ」の初代に当たる「護衛艦あさひ(初代)」も元はアメリカの「護衛駆逐艦アミック」でした。
面白いのは「護衛艦わかば」です。沈んでした帝国海軍の二等「駆逐艦梨」を引き上げて護衛艦にしたのですからね。
話がそれましたが、この「潜水艦くろしお」も元はアメリカ「潜水艦ミンゴ」 (USS Mingo, SS-261)です。
潜水艦くろしおの内部です。

他にもたくさん潜水艦の模型や説明があります。
海上自衛隊の最新鋭潜水艦と言えば、潜水艦そうりゅう型です。


この後は「潜水艦あきしお」の内部になりますが、内部は撮影禁止なので写真を撮っていません。
最後にこの海上自衛隊呉資料館の個人的な勝手な感想について
こう言っては何ですが、一言で言えば地味!です。
官が作る施設は大概そうですが、資料館を公開している理由は一般の人に公開して関心を持ってもらうこと。
すなわち面白いから関心へ、関心から理解へ、理解することで大切なことだなと感じていただく、そう言ったことだと思うのです。
私の様にマニアとは言いませんが、一般の人より関心を持っているものでさえそう思うのですから・・・
機雷除去は大変貴重で大切ですが、掃海艇に関心を持つ人がどれ程いるのか?
潜水艦は最強の海のスナイパーであり、最新技術の結晶ですが、形状が単純で区別が付きにくいものです。
明確な差がある「くろしお」と「そうりゅう」でさえ、区別のつく人がどれ程いるのか・・・
それに呉には今ではDDH(ヘリコプター護衛艦)や多くの艦種が存在しています。そちらへの関心度は高いのではないでしょうか。
佐世保に資料館があるとは言え、そうそう行けるものではなく、ここをどの様に面白いものにするのかは少しの工夫次第だと思いますが・・・
まあ、入場無料なんですけどね。営利団体でもないし。
大和ミュージアムには人がたくさん入って、こっちが結構空いているのでそんなことをいつも思います。
大和ミュージアムも凸版印刷が入る前は、入場者が結構少なかったらしいです。
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呉市周辺施設の案内をしてきましたが、今回で一通りの案内をしたことになります。
呉市周辺には艦船好きにはたまらない設備がたくさんあります。
今まで「大和ミュージアム」の案内
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大和ミュージアムを詳しく案内!
ここでは10分の1大和を中心として、多くの艦船模型や実物の展示など中々楽しめました。
呉クルーズの案内
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呉クルーズは船でいっぱい!
呉海上自衛隊では艦種としてはもっとも多い港になります。
大戦の名前を受け継いだ護衛艦もたくさんあり、「練習艦かしま」はお気に入りです。ヘリコプター「護衛艦いせ」はもうすぐ呉では見れなくなりますが、代わりに「護衛艦かが」がやって来る様です。
こちらでは非常に評判の良かった映画「この世界の片隅に」の舞台でを紹介したりしています。
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聖地巡礼的な?広島と呉のご紹介!
そして、大和ミュージアムのすぐ横には「海上自衛隊呉資料館(愛称:てつのくじら館)」があります。

建物の前にどん!と展示しているのは、実物の「潜水艦あきしお」です!

さて、私のたまに出す問題です!潜水艦のアンカー(いかり)はどこにあるのでしょう?
写真にその出口が少し見えています。
答えは、艦底にあります。信号機の横あたりに少しくぼんだところが写っているかと思いますが、そこから錨が出ます。
(今のあきしおでは埋められていますが実際には錨がついて穴が開いています)
写真を撮っておけば良かったのですが、潜水艦の錨はマッシュルームの様な形状をしているので「マッシュルームアンカー」という名前を付けられています。
海上自衛隊呉資料館は3階建てになっています。
【展示内容】
1階:海上自衛隊の歴史
2階:掃海艇の活躍
3階:潜水艦の活躍
そして、潜水艦あきしおへの連絡通路を通じて、潜水艦あきしおの中に入ることが出来ます。
呉海上自衛隊資料館HP
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呉海上自衛隊資料館(てつのくじら館)
主だったもの(写真を撮ったもの)の紹介です。
2階に展示してあるのは掃海艇と機雷、掃海に関する展示です。

20mm機関砲です!
実物は迫力ありますね。
そして3階です。3階は潜水艦の関連展示です。
アメリカ海軍が採用し、海上自衛隊も一時採用していた無人ヘリコプターダッシュです。

操作が難しく、事故が多発の為80年代に採用中止になりました。魚雷2本を搭載できるらしいです。
今だとずっと良いものが出来そうですが・・・
無人にする意味がそれ程ないのかも知れません。
サブマリナーの食事

美味しそうですね。
問題その2です。
海上自衛隊で最も食事がおいしいのはどの艦種でしょうか?
答えは潜水艦との事です。まあ、私が実際食べた訳ではないのでそう聞いたという事ですが、潜水艦は一回海に潜ると長期間水の中に潜っていなければなりません。
大海原を見て爽快な気分になることもなく、非常にストレスがたまると言います。
従って、潜水艦乗りはストレス耐性の高い適正が必要だし、業務以外の大きな楽しみである食事には非常に気を使っているとのことです。
なのでシェフも腕のいい選りすぐりのシェフを潜水艦に乗船しているとの事でした。
頷ける話だと思いました。
海上自衛隊潜水艦の基礎になった潜水艦くろしおの説明です。

設立当初の海上自衛隊はアメリカの貸与艦で賄われた訳ですが、つい昨年2016年10月に進水式を迎えた「護衛艦あさひ」の初代に当たる「護衛艦あさひ(初代)」も元はアメリカの「護衛駆逐艦アミック」でした。
面白いのは「護衛艦わかば」です。沈んでした帝国海軍の二等「駆逐艦梨」を引き上げて護衛艦にしたのですからね。
話がそれましたが、この「潜水艦くろしお」も元はアメリカ「潜水艦ミンゴ」 (USS Mingo, SS-261)です。
潜水艦くろしおの内部です。

他にもたくさん潜水艦の模型や説明があります。
海上自衛隊の最新鋭潜水艦と言えば、潜水艦そうりゅう型です。


この後は「潜水艦あきしお」の内部になりますが、内部は撮影禁止なので写真を撮っていません。
最後にこの海上自衛隊呉資料館の個人的な勝手な感想について
こう言っては何ですが、一言で言えば地味!です。
官が作る施設は大概そうですが、資料館を公開している理由は一般の人に公開して関心を持ってもらうこと。
すなわち面白いから関心へ、関心から理解へ、理解することで大切なことだなと感じていただく、そう言ったことだと思うのです。
私の様にマニアとは言いませんが、一般の人より関心を持っているものでさえそう思うのですから・・・
機雷除去は大変貴重で大切ですが、掃海艇に関心を持つ人がどれ程いるのか?
潜水艦は最強の海のスナイパーであり、最新技術の結晶ですが、形状が単純で区別が付きにくいものです。
明確な差がある「くろしお」と「そうりゅう」でさえ、区別のつく人がどれ程いるのか・・・
それに呉には今ではDDH(ヘリコプター護衛艦)や多くの艦種が存在しています。そちらへの関心度は高いのではないでしょうか。
佐世保に資料館があるとは言え、そうそう行けるものではなく、ここをどの様に面白いものにするのかは少しの工夫次第だと思いますが・・・
まあ、入場無料なんですけどね。営利団体でもないし。
大和ミュージアムには人がたくさん入って、こっちが結構空いているのでそんなことをいつも思います。
大和ミュージアムも凸版印刷が入る前は、入場者が結構少なかったらしいです。
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