駆逐艦山雲(駆逐艦朝雲でもいい)建造日誌!
大戦時の駆逐艦と照らし合わせながら25DDの名前あてを行うという企画を勝手に7月中順から8月にかけて行ってきました。⇒ プラモデルで綴る25DD名前予想風編
⇒プラモデルで綴る25DD名前予想雲編
この中で、私は結構高い確率で25DDの名前は山雲と踏んでいたのですが、実際はあさひ!全く外れたのでした。
その時に、2カ月強で駆逐艦の艦船プラモデル7隻を作る!と自分に誓いを立て、雪風、天津風、春風(夕凪)、叢雲、夕雲、山雲(朝雲)、秋雲(おまけ)を2カ月+1週間くらい?で作り上げました。
この7隻にはフジミ、ピットロード、ハセガワ、アオシマなどの各メーカーのそれぞれのモデルをそれぞれエッチング強度を変えて出来栄えの差を見るというのも目的の一つでした。
これまでに、山雲(朝雲)、秋雲を除く駆逐艦の建造日誌も含めて記載してきました。
ここでは残りの山雲(朝雲)と次回には秋雲をちゃちゃっと説明します。
この2隻はほぼ素組みで手軽に作っています。
キットはこれ「1/700 スカイウェーブシリーズ 朝潮型駆逐艦 朝雲(あさぐも)1941」です。

艦娘はこの娘!今まで気づかなかったけど、この娘、まだ当鎮守府に来ておりません。
ドロップエリアは結構あるようですね。たまたまかな~。

箱は朝雲ですが、デカールは色々とついています

この戦没年度を見ていただくと分かる通り、満潮と朝雲と山雲の3隻は同じ日に戦没しています。
この3隻!ご存知、スリガオ海峡夜戦で時雨を除いて(扶桑姉さまと山城さんを含め)壮絶な全滅をした西村艦隊の一員です!
なので、

この娘 山雲としても
(なんでこの娘、おっとりした話口調なんでしょうね。潜水艦スカルピンを撃沈した戦功を持つ駆逐艦なのですが・・・)
そして対潜護衛艦 DDK113 やまぐもに引き継いでいます。(あさぐもはDDK115 でこの時も盟友としてともに働いたのですね)

この娘 終始ツンツンしている満潮にしてもいいし
(この娘 満潮が少々ひねくれるのも無理はないですね。鼠輸送で損害を受け修理中に同じ第8駆逐隊の大潮は潜水艦の雷撃で、荒潮と朝潮は、よりによってダンピールの悲劇で反跳爆撃という新しい戦法の犠牲者になり復帰したら自分しか残っていない状況に、その後はたらいまわしの編成で最後はスリガオ海峡で全滅の憂き目に・・・)

そして、終始怒っているこの娘、霞にしてもOKです。
(まあ、辿ってきた戦歴を見ると無理もないか・・・。スリガオ海峡沖夜戦の時は、霞さんは第2遊撃部隊すなわち志摩艦隊の一員でした。最後は大和と運命を共にします。結構活躍した艦です。)
どうも朝潮型は悲劇的な結末をたどった艦が多い様に思います。
大戦後期、1944年秋ごろにはそこまで生き残っていた、満潮、朝雲、山雲、霞は2番砲塔を取り除いて25mm3連装機銃を2基設置していました。陽炎型なんかもそういう改造をしてましたよね。夕雲型は12.7cm砲D型ということで(対空対応可能ということで)、改造をしませんでした。
でもこのキット、1941としているとこがミソです。
すなわち朝潮型のどの駆逐艦にしてもOKなのです!
では、なんで、デカールの付属はこの4隻なんでしょうね。1944にすれば、この4隻の必然が出るのですが・・・
(つまり1944年までに10隻いた姉妹の6隻は没している・・・)
まあ、そんな訳で私はこの娘を山雲として作ることにしました。
(っていっても、デカールを貼るでもなく、心の内に決めただけです)
あっ!でも、ピットの朝雲ってどんなキットなんやろ?って方はこれを朝雲として見て下さい。霞って?という方は霞として、大潮でも満潮でも荒潮でも霰でも朝潮型のどの見方でもOKです。
前段が長くなりました。本題に入ります。
箱の中身です
このキットはディスプレイ台もついていて、フルハルでもウォーターラインでも楽しめるキットになっています。私は基本1/700はウォーターラインで切ることにしているので船底とディスプレイ台はどんどん余ります。

では組み立てて行きます。
まずは船体に甲板を接着して、組み立て、リノリウムの部分のみ塗装します。
接着面に塗料が付くと接着が悪くなるので、マスキングテープなどでラフにマスキングしておきます。

そして、船体、主砲、艦橋、魚雷発射管と各パーツをそれぞれ組み立てて行きます。
今度は、リノリウムの部分をマスキングした後に、エアーブラシで塗装します。

あらかじめ、船体に付けられるパーツはできるだけ先に付けておきます。最初、素組みのつもりでしたが、手摺だけは付けて塗装しました。軍艦色は横須賀港を母港としていたのでMrカラー軍艦色(2)です。

ピットロードさんの魚雷発射管は中々凝っています。
このパーツは付属のNEO5パーツからで、魚雷が発射管と別パーツになっていて下から付ける様になっています。
塗装は魚雷胴体をシルバー、先端を黒にしているのですが、上からはほとんど見えません。

煙突回りを昨日、紹介したミクロンマスキングテープでぐるりと巻き、黒で塗装です。

さて出来上がりです。

横からはこんな感じ

後ろからはこんな感じです。

朝潮型は特型の理想的な兵装を配備しながら、最大速力も35ノットと海軍が待ち望んでいたスペックを備えていた優秀な駆逐艦でした。そして、次の陽炎型、夕雲型に続いていきます。
朝潮型は終戦まで生き残った艦は一隻もありませんでした。
このキット、駆逐艦の素組みに簡単塗装ということで、次に紹介する秋雲と2隻で2日間で出来ました。
まとまった時間が取れれば、1隻1日で作れます。
初心者の方でも手軽に取り組められるキットだと思います。
箱のデザインもう少しなんとかならないかな~。
基本の箱にシールで商品分けと経済的でピットロードさんらしいけど。
大戦時の駆逐艦と照らし合わせながら25DDの名前あてを行うという企画を勝手に7月中順から8月にかけて行ってきました。⇒ プラモデルで綴る25DD名前予想風編
⇒プラモデルで綴る25DD名前予想雲編
この中で、私は結構高い確率で25DDの名前は山雲と踏んでいたのですが、実際はあさひ!全く外れたのでした。
その時に、2カ月強で駆逐艦の艦船プラモデル7隻を作る!と自分に誓いを立て、雪風、天津風、春風(夕凪)、叢雲、夕雲、山雲(朝雲)、秋雲(おまけ)を2カ月+1週間くらい?で作り上げました。
この7隻にはフジミ、ピットロード、ハセガワ、アオシマなどの各メーカーのそれぞれのモデルをそれぞれエッチング強度を変えて出来栄えの差を見るというのも目的の一つでした。
これまでに、山雲(朝雲)、秋雲を除く駆逐艦の建造日誌も含めて記載してきました。
ここでは残りの山雲(朝雲)と次回には秋雲をちゃちゃっと説明します。
この2隻はほぼ素組みで手軽に作っています。
キットはこれ「1/700 スカイウェーブシリーズ 朝潮型駆逐艦 朝雲(あさぐも)1941」です。

艦娘はこの娘!今まで気づかなかったけど、この娘、まだ当鎮守府に来ておりません。
ドロップエリアは結構あるようですね。たまたまかな~。

箱は朝雲ですが、デカールは色々とついています

この戦没年度を見ていただくと分かる通り、満潮と朝雲と山雲の3隻は同じ日に戦没しています。
この3隻!ご存知、スリガオ海峡夜戦で時雨を除いて(扶桑姉さまと山城さんを含め)壮絶な全滅をした西村艦隊の一員です!
なので、

この娘 山雲としても
(なんでこの娘、おっとりした話口調なんでしょうね。潜水艦スカルピンを撃沈した戦功を持つ駆逐艦なのですが・・・)
そして対潜護衛艦 DDK113 やまぐもに引き継いでいます。(あさぐもはDDK115 でこの時も盟友としてともに働いたのですね)

この娘 終始ツンツンしている満潮にしてもいいし
(この娘 満潮が少々ひねくれるのも無理はないですね。鼠輸送で損害を受け修理中に同じ第8駆逐隊の大潮は潜水艦の雷撃で、荒潮と朝潮は、よりによってダンピールの悲劇で反跳爆撃という新しい戦法の犠牲者になり復帰したら自分しか残っていない状況に、その後はたらいまわしの編成で最後はスリガオ海峡で全滅の憂き目に・・・)

そして、終始怒っているこの娘、霞にしてもOKです。
(まあ、辿ってきた戦歴を見ると無理もないか・・・。スリガオ海峡沖夜戦の時は、霞さんは第2遊撃部隊すなわち志摩艦隊の一員でした。最後は大和と運命を共にします。結構活躍した艦です。)
どうも朝潮型は悲劇的な結末をたどった艦が多い様に思います。
大戦後期、1944年秋ごろにはそこまで生き残っていた、満潮、朝雲、山雲、霞は2番砲塔を取り除いて25mm3連装機銃を2基設置していました。陽炎型なんかもそういう改造をしてましたよね。夕雲型は12.7cm砲D型ということで(対空対応可能ということで)、改造をしませんでした。
でもこのキット、1941としているとこがミソです。
すなわち朝潮型のどの駆逐艦にしてもOKなのです!
では、なんで、デカールの付属はこの4隻なんでしょうね。1944にすれば、この4隻の必然が出るのですが・・・
(つまり1944年までに10隻いた姉妹の6隻は没している・・・)
まあ、そんな訳で私はこの娘を山雲として作ることにしました。
(っていっても、デカールを貼るでもなく、心の内に決めただけです)
あっ!でも、ピットの朝雲ってどんなキットなんやろ?って方はこれを朝雲として見て下さい。霞って?という方は霞として、大潮でも満潮でも荒潮でも霰でも朝潮型のどの見方でもOKです。
前段が長くなりました。本題に入ります。
箱の中身です
このキットはディスプレイ台もついていて、フルハルでもウォーターラインでも楽しめるキットになっています。私は基本1/700はウォーターラインで切ることにしているので船底とディスプレイ台はどんどん余ります。

では組み立てて行きます。
まずは船体に甲板を接着して、組み立て、リノリウムの部分のみ塗装します。
接着面に塗料が付くと接着が悪くなるので、マスキングテープなどでラフにマスキングしておきます。

そして、船体、主砲、艦橋、魚雷発射管と各パーツをそれぞれ組み立てて行きます。
今度は、リノリウムの部分をマスキングした後に、エアーブラシで塗装します。

あらかじめ、船体に付けられるパーツはできるだけ先に付けておきます。最初、素組みのつもりでしたが、手摺だけは付けて塗装しました。軍艦色は横須賀港を母港としていたのでMrカラー軍艦色(2)です。

ピットロードさんの魚雷発射管は中々凝っています。
このパーツは付属のNEO5パーツからで、魚雷が発射管と別パーツになっていて下から付ける様になっています。
塗装は魚雷胴体をシルバー、先端を黒にしているのですが、上からはほとんど見えません。

煙突回りを昨日、紹介したミクロンマスキングテープでぐるりと巻き、黒で塗装です。

![]() ピットロード SPW35 1/700 スカイウェーブ 日本海軍朝潮型駆逐艦 朝雲 新装備パーツ付 プラモデル(F0370) |
さて出来上がりです。

横からはこんな感じ

後ろからはこんな感じです。

朝潮型は特型の理想的な兵装を配備しながら、最大速力も35ノットと海軍が待ち望んでいたスペックを備えていた優秀な駆逐艦でした。そして、次の陽炎型、夕雲型に続いていきます。
朝潮型は終戦まで生き残った艦は一隻もありませんでした。
このキット、駆逐艦の素組みに簡単塗装ということで、次に紹介する秋雲と2隻で2日間で出来ました。
まとまった時間が取れれば、1隻1日で作れます。
初心者の方でも手軽に取り組められるキットだと思います。
箱のデザインもう少しなんとかならないかな~。
基本の箱にシールで商品分けと経済的でピットロードさんらしいけど。
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