10月28日「空母いぶき」5巻が小学館から発売されました!

この空母いぶきは20XX年を舞台に空母いぶきが就役されると同時に新設された第五護衛隊を中心に描かれています。主人公は空自から海自に転属になったいぶき艦長の秋津竜太一佐です。
隣国との衝突を巡って、護衛艦隊や飛行隊の手に汗を握る展開が描かれ、潜水艦同士のぎりぎりの攻防から、F35の空中戦、われらが誇るイージス護衛艦ちょうかいの活躍など盛りだくさんです。
ベテランのかわぐちかいじさんが描いていて、かなりリアルな展開です。現在の艦隊戦では特に潜水艦に対抗する上で潜水艦を先行させることが行われます。特に空母はその国の最大の主力兵器であることから、潜水艦の警戒は最重要課題です。潜水艦に対抗できるもっとも有効なのは潜水艦なのです。
海上からソナーで探知するよりも海中で探索する方が特に隠れている相手にはより有効だからなのですが、これは正直ガチンコ勝負になります。警戒する潜水艦は自らの身を呈して警戒にあたる訳です。それでも相手を見つけることさえ出来さえすればあとは対潜ヘリでも何でもできる訳です。対潜ヘリVS潜水艦なら現状だと圧勝ですからね。
そんな緊迫のシーンが描かれています。

私は最初の3巻は電子書籍で買いました。その場で手に入るし、直ぐ読めるので本当に便利でおすすめです。
ポイント還元もありますしね。普通のタブレットでも読めます。
でも最新刊は紙の本しかないんですよね。同時発売をお願いします!
先日は、長崎で25DDの進水式が行われ新型護衛艦の名前は「あさひ」と名付けられました。護衛艦の関心も高まっている様にも感じます。
もう一つの漫画紹介は「アルキメデスの大戦」です!

こちらは、講談社のヤングマガジン連載の三田紀房さん作の漫画です。
ここでは、戦いは出て来ません。(少なくとも今のところは)主人公は東京帝国大学数学科を中退した天才 櫂 直(かい ただし)です。彼が大艦巨砲主義者の設計士 平山中将(モデルはご存知 平賀譲さん)と超ド級戦艦大和の建造を阻止せんと数学を駆使して舌戦をくり広げるという訳です。
あの庵野秀明監督も絶賛とのことです。
庵野さんと言えば、知る人ぞ知る軍艦好きです。
まあ、有名な話なのでご存知な方も多いと思いますが、かのエバンゲリオンでのキャラの名前の数々が軍艦から名づけられていますよね。
惣流・アスカ・ラングレーなんてアメリカの空母も交え三種類の名前が出てきます。赤木律子さん、綾波レイ、真希波・マリ・イラストリアスetc。枚挙にいとまがないくらいです。
まあ、このネタはこのくらいにして。
三田さんの漫画の題材はニッチ戦略を元にしているとのことです。ニッチ戦略とはマイケルポーターが提唱したマーケティング戦略の一つで要するに狭い領域を掘り進みシェアを獲得するというものです。それの応用形がランチェスター戦略で社会人で営業系の方は聞いたことがあるかと思います。
私もマーケティング関係の仕事なので多少は意識してます。
この話の中で以前紹介した友鶴事件も出てきます。(もっとも友鶴号ではなくて峰鶴号になっていますが)
確かにこの様なネタで漫画を思いつく方は中々いない様に思います。
三田さんは「ドラゴン桜」が有名だと思いますが、投資を題材にした「インベスターZ」というのも出しています。こちらも面白いです。
言ってみれば艦船プラモデルメーカーなんてニッチ戦略を地で行っているところです。
フジミさんなんてその典型。艦船プラモデルをとことん掘り進んでいます。
対してタミヤさんはホビーの世界でPPM(プロダクトポートフェリオマネージメント)を実践してらっしゃいます。
金の生る木からスターの商品まで手広くカバーしている。いろいろあって面白いです。

この空母いぶきは20XX年を舞台に空母いぶきが就役されると同時に新設された第五護衛隊を中心に描かれています。主人公は空自から海自に転属になったいぶき艦長の秋津竜太一佐です。
隣国との衝突を巡って、護衛艦隊や飛行隊の手に汗を握る展開が描かれ、潜水艦同士のぎりぎりの攻防から、F35の空中戦、われらが誇るイージス護衛艦ちょうかいの活躍など盛りだくさんです。
ベテランのかわぐちかいじさんが描いていて、かなりリアルな展開です。現在の艦隊戦では特に潜水艦に対抗する上で潜水艦を先行させることが行われます。特に空母はその国の最大の主力兵器であることから、潜水艦の警戒は最重要課題です。潜水艦に対抗できるもっとも有効なのは潜水艦なのです。
海上からソナーで探知するよりも海中で探索する方が特に隠れている相手にはより有効だからなのですが、これは正直ガチンコ勝負になります。警戒する潜水艦は自らの身を呈して警戒にあたる訳です。それでも相手を見つけることさえ出来さえすればあとは対潜ヘリでも何でもできる訳です。対潜ヘリVS潜水艦なら現状だと圧勝ですからね。
そんな緊迫のシーンが描かれています。
私は最初の3巻は電子書籍で買いました。その場で手に入るし、直ぐ読めるので本当に便利でおすすめです。
ポイント還元もありますしね。普通のタブレットでも読めます。
楽天ブックス |
でも最新刊は紙の本しかないんですよね。同時発売をお願いします!
先日は、長崎で25DDの進水式が行われ新型護衛艦の名前は「あさひ」と名付けられました。護衛艦の関心も高まっている様にも感じます。
もう一つの漫画紹介は「アルキメデスの大戦」です!

こちらは、講談社のヤングマガジン連載の三田紀房さん作の漫画です。
ここでは、戦いは出て来ません。(少なくとも今のところは)主人公は東京帝国大学数学科を中退した天才 櫂 直(かい ただし)です。彼が大艦巨砲主義者の設計士 平山中将(モデルはご存知 平賀譲さん)と超ド級戦艦大和の建造を阻止せんと数学を駆使して舌戦をくり広げるという訳です。
あの庵野秀明監督も絶賛とのことです。
庵野さんと言えば、知る人ぞ知る軍艦好きです。
まあ、有名な話なのでご存知な方も多いと思いますが、かのエバンゲリオンでのキャラの名前の数々が軍艦から名づけられていますよね。
惣流・アスカ・ラングレーなんてアメリカの空母も交え三種類の名前が出てきます。赤木律子さん、綾波レイ、真希波・マリ・イラストリアスetc。枚挙にいとまがないくらいです。
まあ、このネタはこのくらいにして。
三田さんの漫画の題材はニッチ戦略を元にしているとのことです。ニッチ戦略とはマイケルポーターが提唱したマーケティング戦略の一つで要するに狭い領域を掘り進みシェアを獲得するというものです。それの応用形がランチェスター戦略で社会人で営業系の方は聞いたことがあるかと思います。
私もマーケティング関係の仕事なので多少は意識してます。
この話の中で以前紹介した友鶴事件も出てきます。(もっとも友鶴号ではなくて峰鶴号になっていますが)
確かにこの様なネタで漫画を思いつく方は中々いない様に思います。
三田さんは「ドラゴン桜」が有名だと思いますが、投資を題材にした「インベスターZ」というのも出しています。こちらも面白いです。
言ってみれば艦船プラモデルメーカーなんてニッチ戦略を地で行っているところです。
フジミさんなんてその典型。艦船プラモデルをとことん掘り進んでいます。
対してタミヤさんはホビーの世界でPPM(プロダクトポートフェリオマネージメント)を実践してらっしゃいます。
金の生る木からスターの商品まで手広くカバーしている。いろいろあって面白いです。
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