前回の夕雲建造日誌の報告が10月11日だったので前回の製作手順の説明からすでに9日間が経ってしまいました。
それでは続きです。
この夕雲はウォーターラインシリーズのいわゆる古参キットの一つで、この手の古参キットを私は勝手につるてんキットと呼んでいます。
艦橋や煙突のモールドがほとんどなく、つるつるてんてんとしているからです。
しかし、この手のつるてんキットは特に初心者の方のディテールアップの良い練習になりますし、どれも大体千円を切る価格で販売されているのでお手軽に入手できます。
前回はなぜかリノリウムのない甲板までリノリウム抑えがモールドされているので、やすりで削ることを行いました。
今回は主に艦橋とマスト周辺の製作、そして煙突の接着です。

写真はこのつるてんキットが様々な作業のあとそれなりに見られる様にまで完成したものです。
最初にゴールをイメージしておかないと。
今回は主にこの艦橋部分とマスト部分の製作をお話させていただきます。
最初は
艦橋の製作
元の艦橋はこんな感じです。

すでに水密扉と舷窓の穴あけを行っているので多少の起伏がありますが、本来はほぼ四角い角柱があるだけです。
艦橋の窓枠はなく、シールを張る仕様になっています。
そこで、窓枠をはめるところを切断します。
使うのはこの道具です。
厚さ0.15mmの精密のこぎり。

艦橋の窓枠部分を曲がらないように真っすぐ切ります。そして、窓枠の高さが0.8mmなので0.8mmの隙間が空くように窓枠部分をやすりで削ります。

この窓枠部分にいつも通り、KAモデルズの手摺、窓枠セットから一番小さい窓枠(0.8mm)を必要な長さを切り取り先に正確に曲がり角に沿って曲げておきます。
瞬間接着剤で貼り付けた後、切り取った上の天井部分を貼り付けます。

左右の張り出し部分はプラ板で補足、主砲射撃指揮所(プラの色の違う部分)はピットロードの余りキットを使用しています。
ピットロードの余り部品はこの後も目白押しで、ピットさんは金型共通化の為、例えば12.7cm砲B型しか使用しないキットにもC/D型が付属するなどパーツがすごくたくさん出てきます。
しかもモールド状態が良く古参キットは完全置き換えの対象になります。
ピットさんありがとう!
マストにつながるデッキ部分もプラ板を貼り付けています。この時は長方形にしていましたが後程形状は調整しています。
次に
マストの製作
マストは真鍮線をはんだで付けました。

プラのパーツの長さに合わせてカットした真鍮線(写真は縦が0.5mm、横が0.3mm)をはんだごてで付けます。
はんだがあまりうまくないものですいません。
前部マストにはプラパーツから切り取った見張り所などを瞬接で付けておきます。

甲板上の魚雷移送軌条を0.2mm真鍮線で再現します。
そして煙突を取り付けます。
煙突もつるてんなので伸ばしランナーでジャッキステーを取り付けておきます。

煙突前後の蒸気捨管も伸ばしランナーで再現しています。
後で思うと煙突の頭ももう少しいじれば良かったかなあ。

夕雲は改装ちゅう。覗かないでね。艦娘の夕雲です。
今日はここまでです。
それでは続きです。
この夕雲はウォーターラインシリーズのいわゆる古参キットの一つで、この手の古参キットを私は勝手につるてんキットと呼んでいます。
艦橋や煙突のモールドがほとんどなく、つるつるてんてんとしているからです。
しかし、この手のつるてんキットは特に初心者の方のディテールアップの良い練習になりますし、どれも大体千円を切る価格で販売されているのでお手軽に入手できます。
前回はなぜかリノリウムのない甲板までリノリウム抑えがモールドされているので、やすりで削ることを行いました。
今回は主に艦橋とマスト周辺の製作、そして煙突の接着です。

写真はこのつるてんキットが様々な作業のあとそれなりに見られる様にまで完成したものです。
最初にゴールをイメージしておかないと。
今回は主にこの艦橋部分とマスト部分の製作をお話させていただきます。
最初は
艦橋の製作
元の艦橋はこんな感じです。

すでに水密扉と舷窓の穴あけを行っているので多少の起伏がありますが、本来はほぼ四角い角柱があるだけです。
艦橋の窓枠はなく、シールを張る仕様になっています。
そこで、窓枠をはめるところを切断します。
使うのはこの道具です。
厚さ0.15mmの精密のこぎり。

艦橋の窓枠部分を曲がらないように真っすぐ切ります。そして、窓枠の高さが0.8mmなので0.8mmの隙間が空くように窓枠部分をやすりで削ります。

この窓枠部分にいつも通り、KAモデルズの手摺、窓枠セットから一番小さい窓枠(0.8mm)を必要な長さを切り取り先に正確に曲がり角に沿って曲げておきます。
瞬間接着剤で貼り付けた後、切り取った上の天井部分を貼り付けます。

左右の張り出し部分はプラ板で補足、主砲射撃指揮所(プラの色の違う部分)はピットロードの余りキットを使用しています。
ピットロードの余り部品はこの後も目白押しで、ピットさんは金型共通化の為、例えば12.7cm砲B型しか使用しないキットにもC/D型が付属するなどパーツがすごくたくさん出てきます。
しかもモールド状態が良く古参キットは完全置き換えの対象になります。
ピットさんありがとう!
マストにつながるデッキ部分もプラ板を貼り付けています。この時は長方形にしていましたが後程形状は調整しています。
次に
マストの製作
マストは真鍮線をはんだで付けました。

プラのパーツの長さに合わせてカットした真鍮線(写真は縦が0.5mm、横が0.3mm)をはんだごてで付けます。
はんだがあまりうまくないものですいません。
前部マストにはプラパーツから切り取った見張り所などを瞬接で付けておきます。

甲板上の魚雷移送軌条を0.2mm真鍮線で再現します。
そして煙突を取り付けます。
煙突もつるてんなので伸ばしランナーでジャッキステーを取り付けておきます。

煙突前後の蒸気捨管も伸ばしランナーで再現しています。
後で思うと煙突の頭ももう少しいじれば良かったかなあ。

夕雲は改装ちゅう。覗かないでね。艦娘の夕雲です。
今日はここまでです。