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GAKUTEN

Author:GAKUTEN
●艦これをきっかけに艦船プラモデルに戻ってきたいわゆる出戻り提督モデラーです。
 ・・プラモを始めたのは15年の年末ごろ。艦これは2か月程先行。
 ・・しかし、以前はウオーターラインシリーズを集めきっていたくらい艦船好き。
 ・・当時は戦車、飛行機、ガンプラと幅広く手掛けていたらしい記憶がわずかに。
●船だけが今復活したのは、その後も船はなぜか好きだったから。フォローはしていた。
 ・・現用艦もいけますが、太平洋戦争の船が特に好き!
●プラモデルの他に動物(主に猫)、読書、テニスが好きです。
●プラモデルの作成方針は、それぞれの船の特徴をピックアップし、自分なりのこだわりを持ちながらもスピードを意識した組み立てです。
●基本、週末の建造ですが忙しい時期には遅れがちなことも・・・
●提督モデラーの方々や最近始めた方の参考に少しでもなれば幸いです。
●艦船に歴史あり、感動的な話もあります。歴史的な話も含めて主観に基づいて書いていきます。
●コメント大歓迎。気軽にお願いします。

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2016/11/30 (Wed) 12:00
重巡鳥海建造日誌7日目 ウェザリング、揚旗索、空中線張り、艦載機搭載、そして!ほぼ完成

「1/700 フジミ 日本海軍重巡洋艦 鳥海 昭和17年(1942年)建造日誌7日目」


前回までに手摺を取り付けました。


徐々に高雄型重巡 4番艦鳥海の完成に近づいてきました。
鳥海の勇壮な姿が出来てきたところです。

これまでの重巡鳥海の建造日誌はこちら
 ↓
重巡鳥海建造日誌

ウェザリングを行います。
ウェザリングの基本ベースはレッドブラウンのエナメル溶剤にフラットブラックを少量混ぜたものを基本にしています。

これを錆の出そうなところに塗って行きます。

鳥海ウェザリング茶

一通り乾いたら、エナメル溶剤でボカシて行きます。
ここら辺は個人のセンスで。

鳥海ウェザリング済み

墨入れについて

ウェザリングの前か後で墨入れを行います。ウォッシングといって全体に薄く黒を入れる方も多くいますし、少し暗めの塗装にしたい時は私も行っています。

墨入れはフラットブラックのエナメル溶剤で薄めたものをウェザイング同様に影になりそうなところに塗り、乾いたところでエナメル溶剤で少し幅のある筆などで洗いぼかしていきます。

エナメル溶剤でラッカー溶剤は溶けないので気に入るまでやり直すことが出来ます。

次に空中線を張ります。

始めに艦橋のマストから降りる旗を上げるための揚旗索を貼って行きます。

プロの方の作品を見ると滑車の両側から降ろしているものを見ますが、とても大変そうなので滑車の裏に貼り付けるにとどめます。

尚、この頃から揚旗索は伸ばしランナーで作る方向に行っていました。
しかも鳥海は少し凝って、伸ばしランナーにウッドブラウン系の色を着色しました。

鳥海伸ばしランナーブラウン

これを貼って行きます。

鳥海揚旗索張

滑車の先から手摺まで降ろしていきます。

金属製の鮎ゲッターなどより着色はし易いし、取り扱いは楽だし、目立つしでこの後は専ら揚旗索は伸ばしランナーです。

そして、鮎ゲッターで空中線を張ります。
0.06mmの太さのアユ釣り用の金属製の釣り糸です。

鳥海空中線張

鳥海さんには、私の中では結構多めのもりもりで張りました。

そして艦載機を作って搭載です。

鳥海搭載機

鳥海の搭載機は3機ついています。

一円玉でも置いておけば、大きさが分かってよかったんですけど。

塗装指示に従って迷彩塗装です。迷彩の塗り方は結構センスで塗りましたがそれらしく塗れるものですね。

デカールが小さくて苦労します。

鳥海搭載機を載せて完成

艦載機をカタパルトと、運搬台車に乗せて完了です。
艦載機は接着せずに両面テープで張っています。
後部から鳥海さんの艦載機格納庫も見ることが出来ます。

空中線には白い碍子と呼ばれるものを塗装しています。
これは絶縁の為にあるもので陶器で作られている様です。

空中線にゼリー状の瞬間接着剤を玉の様に付けて乾燥したところで白で塗ります。

ようやく完成までこぎ着けました。
次回完成写真です。

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tag : 艦船プラモデル,製作手順,フジミ,1/700,重巡,鳥海,高雄型,ウェザリング,空中線,揚旗索,

2016/11/29 (Tue) 12:00
DDH-183 護衛艦いずも 建造日誌4日目 キャットウォークのディテールアップといずものシーRAM装備

<1/700 DDH-183 護衛艦いずも ハセガワ製 建造日誌4日目>

前回までにエッチングパーツを含め、ほぼパーツの接着が終わりました。

塗装に入る前に、護衛艦いずもの飛行甲板横、キャットウォークと言われる場所に少しディテールアップすることにしました。

いずも左舷後方のキャットウォーク

飛行甲板のサイドには白いガードが巡らされています。
ガードの上には柵が設けられる様になっていますが、取り外しができる様です。

この写真では柵は外されており、白いガードがむき出しになっています。
ところどころ、ポコポコっと盛り上がっている部分はその下に甲板照射灯が設置されています。
甲板照射灯の灯火は赤色と言うことです。

ハセガワさんのこの護衛艦いずものキットには柵がエッチングパーツとしてついています。
貧乏性の私はせっかく柵がついているのでそのままパーツを付けました。

お好みで、柵を取り付けず、ガードを白く塗るという選択もあります。

本来はこのガードを白く塗った上で柵を塗装すべきなのでしょうが、汚くなるのが嫌なので今回はそのまま船体色で塗装しています。

また、このキットには上の写真で赤で囲っている消化ホースリールやボートコンテナーはモールドされています。
しかし、それ以外にも様々なこまごまとした構造物がちょこちょこあります。

このキャットウォークにこのモールドだけだと少し寂しく見えます。

そこで、ちょっと、らしさを出すためにプラ板、伸ばしランナー、プラ棒でそのちょこちょこを付けて行きました。

いずも艦側面のディテールアップ

すいません。この全てが何なのかを理解はしていません。
給油ホースの接続口であったり、配電盤であったり、照明であったり、ブルワークの上には監視カメラが付いていたりします。

いずもキャットウォークディテールアップ2

艦橋の正面も水密扉の横に配電盤などが付いているのでそこにもプラ板でらしさを演出しました。

いずも艦橋正面

写真には前艦橋の前にシーRAMが装備されているのが見てとれると思います。

護衛艦いずもの対空兵装として
「CIWS」と「シーRAM」が各2基装備しています。

アイランド艦橋と左舷後部スポンソンにはシーRAMが設置されています。

Mk.15 mod.31 シーRAM発射機

ファランクスCIWSの架台、レーダー、光学センサーにRIM-116艦対空ミサイル11連装発射機を組み合わせたもの。
ファランクス同様自前のセンサーにより独立して接近する脅威に対して正確に対応可能。
※ニミッツ級原子力空母が装備するEX-31が21連装なので、その小型版

このキットのシーRAMは結構良くできたモールドです。

ちなみにお馴染みの

Mk15ファランクス

高性能20mm機関砲、海自の艦のほとんど全てが装備している。
護衛艦いずもには、艦首側の飛行甲板上と艦尾右舷のスポンソンに装備されています。

イージス艦や「ひゅうが」「いせ」は光学センサーを備えたブロック1Bなのに、なぜかいずもは旧式のブロック1A。
退役した別の護衛艦から転用説もある。

ファランクスについては、護衛艦こんごうの建造日誌で、まとめたことがあります。

護衛艦こんごう建造日誌はこちら

イージス護衛艦こんごう建造日誌


こんごう艦橋CIWS周辺アップ

こんごうファランクス

この写真はイージス護衛艦こんごうの建造途中のものですが、護衛艦こんごうはCIWSブロック1Bを装備しています。
白いレドームの横にカメラの様な光学センサーが付いていて、レーダーのみでなく赤外線でも追尾可能になっています。

いずものCIWSにはこれが付いていないものです。
ちなみに、現在艤装中の「護衛艦かが」はこの光学センサーがついたブロック1Bを装備します。

これらのディテールアップを一通りしたのがこちらの写真です。

いずも艦橋やらキャットウォークやらセット

今回は塗装まで行きつけませんでした。
つぎこそ塗装です。


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2016/11/28 (Mon) 12:00
DDH-183 護衛艦いずも 建造日誌3日目 飛行甲板のセーフティネットの装着とアンテナの設置

<1/700 DDH-183 護衛艦いずも ハセガワ製 建造日誌3日目>


前回までで艦橋の組み立てとエッチングパーツの装着が終わりました。

前回までの護衛艦いずもの建造日誌はこちら
 ↓

次に飛行甲板と船体のエッチングパーツの設置を行います。

飛行甲板へのセーフティネットの装着

セーフティネットを装着するに当たって、いずものエッチングパーツには取り付け用の突起があります。

なのでその突起に合わせ、飛行甲板に穴を開ける必要があります。

いずもネットエッチング合わせ
艦尾側飛行甲板

セーフティネットの突起のある場所に鉛筆でしるしを付けます。

いずもネット場所合わせ
すいません。場所がまちまちで。こちらは艦首側の飛行甲板になります。

エッチングパーツの突起の位置に合わせて鉛筆でしるしを付けました。

いずもネット用穴あけ

そして、そのしるしを付けた場所の飛行甲板に穴をあけます。
行甲板の厚さは1mmです。穴の直径は0.5mmですので中間に開けると上下に0.25mmずつ余裕があります。

確かに少々面倒ですが、芋づけするとちょっと当たっただけでも落ちてしまう可能性があります。
この様に穴を開けて接着すると頑丈でいいですね。

穴の開ける位置は正確にしないときちんと合わなくなりますね。
後は、飛行甲板の周囲に接着するだけです。

いずも飛行甲板艦首ネット取り付け

同じように艦尾の方もエッチングパーツを付けます。

いずも艦尾飛行甲板ネット取り付け

そんな感じで飛行甲板全体を付けます。

いずも飛行甲板エッチング終了艦橋をおいて見てみると結構完成した感じになってきます。

次にアンテナ類を付けていきます。

護衛艦いずもには艦橋の煙突の横と飛行甲板横にそれぞれホイップアンテナが複数付いています。

このホイップアンテナのエッチングパーツはついていないので、例によって真鍮線で代用します。
0.5mm真鍮線で代用しました。

前部艦橋の煙突横のホイップアンテナです。

艦橋アンテナ装着

アンテナは真っすぐ上ではなく、やや外側に斜めになっているので注意が必要です。

飛行甲板の横です。

いずも甲板上アンテナ

これで、パーツはほぼ接着が終わりました。
現用艦の空母の側面に比べると艦側面のパーツ数は少なくなりますが、そこそこ手数はあります。
でもこうやってブログで記事に書くと一気に行ってしまいます。

次はいよいよ塗装に移ります。



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2016/11/27 (Sun) 12:00
「失敗の本質」に見るミッドウェー作戦 その1 連合艦隊のシナリオ

「失敗の本質 日本組織論的研究」 中公文庫に見るミッドウェー作戦

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今週の楽天ランキングでも、文庫>人文・思想・社会分野で6位に位置する人気の本ですね。
このランキングを見ると3位の「思考の整理学」以外は一部を除いて最近の本ですよね。
特に「思考の整理学」と「失敗の本質」は1986年と1991年初版の本ですので今だに上位をキープしていることから人気の高い本ですね。

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余談ですが、今週5位の「珈琲店タレーランの事件簿(5)」も早速買って読みました。

途中ちょっと間延びするところはあったのと、結構伏線が分かりやす過ぎるのがちょっとという部分がありましたが、このホンワカするところが結構好きです。
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珈琲店タレーランの事件簿(5) [ 岡崎琢磨 ]
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今回は「失敗の本質」について、軽く触れたいと思います。

(私はこの失敗の本質を皮切りに「本質シリーズ」(こういう呼び方があるかは知りませんが)を一通り読むきっかけになりました。)

この本は最近では小池百合子都知事の談話の中でも抜粋されていたり、会社の経営者でも良く話が出てきたりと、経営や政治的な有り方、組織論などの参考になる本として捉えられています。
(この間本屋で見たら小池知事がこの本の帯に出ていましたね。)

内容をすごく簡単に言うと、

大東亜戦争における6つの作戦を代表として、日本軍の戦略・組織における失敗を分析し、それが尚今日の日本の様々な組織でも引き継がれているのではないかとの認識の元に、今日的課題の提示と解明がなされています。

そして、この「失敗の本質」における目的は

「大東亜戦争における日本軍の作戦の失敗例からその組織的欠陥を析出し、組織としての日本軍の失敗に込められたメッセージを現代的に解読する事」としています。

私はサラリーマンをやっている訳ですが、実際、会社という組織にいても、その様な場面には多々出くわします。

この「本質シリーズ」はこれ以外にも「戦略の本質」や「撤退の本質」など複数ありますので、いずれ紹介することもあるかと思います。「撤退の本質」では私の好きな作戦「キスカ島撤退作戦」などが載っています。

「失敗の本質」
1章
失敗の事例研究

ここでは次の6つの作戦を取り扱っています。

1、ノモンハン事件・・・失敗の序曲
2、ミッドウェー作戦・・・海戦のターニングポイント
3、ガダルカナル作戦・・・陸戦のターニングポイント
4、インパール作戦・・・賭の失敗
5、レイテ海戦・・・自己認識の失敗
6、沖縄戦・・・終局段階での失敗

2章
失敗の本質・・・戦略・組織における日本軍の失敗の分析
3章
失敗の教訓・・・日本軍の失敗の本質と今日的課題

今回は「失敗の本質」の内容云々の是非を問うわけではありません。

1章の事例は陸軍関連の作戦が多いのですが、海軍中心の事例が二つ、その中のミッドウェー作戦について簡単に触れさせていただきます。

ミッドウェー作戦 -海戦のターニングポイント


ミッドウェー海戦を簡単にまとめると

海戦の時期
昭和17年6月5日~6日
真珠湾攻撃が昭和16年12月8日なので、ちょうど半年後になります!

山本五十六連合艦隊司令長官の頭には「半年や一年は暴れて見せますよ」の発言が頭にあったのかも知れません。

場所


北太平洋上、ハワイ諸島の北西にある火山島から珊瑚によりできた環礁で、ミッドウェー諸島と呼ばれます。

ミッドウェー島場所

島は自然保護区になっていて、2013年以降は無人島になっているようです。

それまでは一部の関係者が住んでいたので(2009年で60人)、グーグルマップで見ると空港や舗装された道路などのストリートビューも見れます。

日本海軍の戦略思想

明治40年(1907年)に制定された「帝国国防方針」と「用兵綱領」以来、日本海軍の仮想敵は米国海軍でした。
その為、日本海軍は長年にわたって米国海軍に対して一定の兵力比を維持することに努力してきました。
対米70%か65%かこれに関しても多くの攻防があったわけです。

軍令部の基本方針は「漸減邀撃作戦」です。

言葉の意味の通り、広大な太平洋上を挟んで米軍を少しずつ減らし、日本近海で艦隊決戦によって一気に撃滅するというものです。

本の内容と多少脱線しますが、このパターンって心当たりありませんか?

日露戦争における日本海海戦のパターンですよね。

蔚山沖海戦で旅順艦隊を叩き、最後はバルチック艦隊を日本海海戦で撃滅する。

しかし、様々な出来事が重なり、なんとか勝つことができた戦いでもありました。

ロシア自体にも大きな問題を抱えていたことから何とか条約にこぎつけた訳ですが、泥沼の戦いになってもおかしくない状況でした。
本来なら国力に勝る国との戦いがどんなに無謀化を学び取る場でなければなかったのでしょうが国民には大勝利の宣伝のみでその本質を知らせることはありませんでした。

山本連合艦隊司令長官の考え

ともかく、この様な軍令部の方針に対して山本司令長官は、アメリカとの国力差から絶対に長期戦に引き込まれてはならないと考えていたが、旧来の邀撃作戦ではその危険性を回避できないと考えていました。

すなわち、攻撃の時期や場所を自主的に決めて来攻できる優勢な敵に対して、劣勢な者が受け身に立っては勝ち目がない。

劣勢な日本海軍が米国海軍に対して優位に立つには多少の危険をおかしても、奇襲によって積極的な作戦を行い攻勢を継続し相手を守勢に持ち込み「米国海軍および米国民をして救うべからざる程度にその士気を阻喪せしめ」る他ないという山本長官の判断でした。

この山本長官の方針は、軍令部の方針と相いれない為、なし崩し的に中止の方向にもっていこうとします。しかし、ドーリットル空襲も一つの引き金になり実施に一気に傾いて行きます。

ドーリットル空襲についてはこちら。
(艦これの秋イベがこちらをモチーフにしているのでマニアックなネタにも関わらず結構人気記事です。)
  ↓
対米国艦隊作戦第三法 大和から発信


ミッドウェー作戦における目的とシナリオ

この作戦は次の様なシナリオでした。

ミッドウエー攻略 ⇒ 米空母部隊の誘出 ⇒ 捕捉撃滅

連合艦隊司令部のシナリオ

そして連合艦隊司令部は戦略的奇襲が成り立つとの判断の前提のもとに次のシナリオを描いていました。

連合艦隊のシナリオ

N-2日(エヌ マイナス: 2日:ミッドウェー島攻略2日前)

赤城、加賀、蒼龍、飛龍を中南雲第一航空艦隊
心とする第一機動部隊はミッドウェー島を奇襲し、基地航空機と施設を撃滅する。
母艦艦載機の半数は敵艦隊の出現に備えて待機する。

N-1日

状況に変化がなければ、ミッドウェー島攻撃を継続

N日

敵情に変化がなければミッドウェー島上陸作戦に協力

N+7日まで

同島の北方400海里付近に進出し敵艦隊の進出に備える。
ミッドウェー島の飛行場が使用可能になり次第、戦闘機を同島に進出させる。

N+7日以降

命により、同海域を離れトラックの基地に向かう。

この様なシナリオでした。しかし、戦いというのはこちらの思うとおりに行かないことが多いものです。

次回、失敗の本質における「米海軍のシナリオ」と「戦いの経緯」について要約します。



アマゾンのカテゴリ 「戦略・戦術」部門だと1位でした。
やっぱ、人気の本なんですね。

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tag : ,失敗の本質,タレーランの事件簿,ミッドウエー,戦略,連合艦隊,山本長官,,

2016/11/26 (Sat) 12:00
ダンピール海峡の悲劇、米軍が採った新爆撃法とは?そして友情

ダンピール海峡の悲劇、米軍の採った新爆撃法とは?

本日、11月26日は「艦これ劇場版」の上映開始日ですね。
映画の成功をお祈りしています。

この映画ではアイアンボトムサウンドが舞台になると思われますが、

アイアンボトムサウンドにおける第一次ソロモン海戦での重巡鳥海の活躍はこちらで紹介
  ↓
第一次ソロモン海戦での鳥海の活躍

ビスマルク海からソロモン海に入る手前にパプアニューギニアとニューブリテン島に挟まれたダンピール海峡という場所があります。

地図
ダンピール海峡地図

ここでダンピール海峡の悲劇と呼ばれる戦いの記録があります。

時期的には昭和18年(1943年)3月2日から3日にかけてで、第三次ソロモン海戦、ケ号作戦を経た後になります。

背景

すでにガダルカナル島は失われ、昭和17年末に行われた陸軍南海支隊による陸路からのポートモレスビー攻略作戦とオーエンスタンレー山脈を越えての侵攻作戦は補給作戦のずさんさから大失敗に終わりました。

敗走した南海支隊も玉砕。東部ニューギニアを防衛する上でラエへの増援輸送が急務になりました。

「八十一号作戦」と呼ばれるこの作戦には、陸軍第五十一師団五個大隊6912名、物件2500t、これに海軍第二十三防空隊240名を含む400名を陸軍の輸送船7隻と海軍の運送船「野島」に分譲、これを駆逐艦八隻が護衛に当たりました。

参加駆逐艦は

「荒潮」「朝雲」「時津風」「白雪」「浦波」「雪風」「朝潮」「敷浪」です。

この内、「時津風」には上陸指揮官の安達中将が乗艦し、

三水戦旗艦「白雪」には木村少将が

白雪小

「雪風」には中野師団長が乗艦しました。

ゆきんこ小

雪風右前洋上
雪風建造日誌はこちらです。当ブログでは島風建造日誌、飛鷹建造日誌に次ぐ、人気記事です。
  ↓
雪風と天津風建造日誌

船団航行速度は輸送船団の為遅く、わずか9ノット。超ノロノロ運転です。

三月二日の朝、まずはB17、B24、P38、計40機が上空に現れ、直衛の零戦33機と空中戦闘に入りました。

この爆撃で、旭盛丸が被弾沈没、陸兵1500名の内、918名が「朝雲」「雪風」に収容された為、甲板は満員になりました。

この日「朝雲」と「雪風」は揚陸作戦を指揮するために、一足先にラエに向かい再び護衛に就くために引き返しています。
(それくらい船団の速度は遅いのですね)

そして、運命の3月3日午前7時50分頃。ラエまであと100マイルの距離。

ポートモレスビーを発進した米第五空軍の大編隊がこの船団に襲い掛かりました。

高度三千メートルにB17が約20機、これにP38が約50機護衛についており、これを軽空母 瑞鳳の零戦41機が迎撃している間に低空で侵入してきた70機以上の米中型爆撃機A20、B25が低空で侵入し爆撃を行いました。

米軍が採用した新爆撃法とは

「敵機は海面に爆弾を落としてゆきます!」見張り員の報告です。

ここで、米軍はスキップボミングという新しい爆撃法を採用しました。

海面すれすれの低空(高度30メートルくらい)で500ポンド(250kg)を投下します。
爆弾は目標の手前、10メートルくらいで水平に海面を打ち、ちょうど石で水切りを行う様にジャンプして輸送船の艦腹に命中、爆発するのです。

米軍はここダンピール海峡で初めてこの爆撃法を採用しましたが、のちに日本軍はレイテ沖海戦の前に採用して戦果を挙げています。(時既に遅しですが)

この攻撃で陸軍の輸送船は全滅しました!

駆逐艦も「白雪」「荒潮」はスキップボミングを受け、船体断裂の上沈没。

荒潮

そして「雪風」の妹「時津風」もスキップボミングで航行不能になり、漂流しのち米軍により沈没されました。
(乗員は先に雪風に収容)

時津風小


そして駆逐艦 朝潮のとった行動とは

海軍の輸送船「野島」も沈没。

どうしようもない状況の中、救助中止、撤退命令がでました。

輸送船多数が燃え盛る中で、しかし、「朝潮」は単艦「野島」の乗員の救助に向かいます。

朝潮


というのも、出撃前、「野島」艦長松本大佐と「朝潮」座乗の第八駆逐隊佐藤大佐は一期違いの旧知の仲、

「足の遅い野島は米空軍の犠牲になるに違いない。骨だけは拾ってください」という約束に対して

佐藤大佐は「いや、私の朝潮が護衛する限り、けっして見殺しにはしない。きっと「野島」の乗員は拾いにいくぞ!」とかたく約束をしていました。

そして、一艦のみで救助に向かい「荒潮」と「野島」の乗員を救助し、駆逐艦4隻の後を追って北に向かいました。

>しかし、時すでに遅く、撤退する「朝潮」に米軍機40機が二回に渡り来襲!

「朝潮」は集中攻撃を浴び、数分で轟沈しました!

この時、「朝潮」艦長吉井中佐と「荒潮」艦長久保中佐は戦死、佐藤大佐は生き残っていましたが、「朝潮」と運命を共にしました。

佐藤大佐の壮烈な最後は魔のダンピール海峡の悲劇の中、清々しい感銘を海軍全員に与えました。
そして同大佐は功績抜群として、感状を与えられ二階級特進の上、中将進級せしめられました。

後日談

この後も陸軍はあくまでも輸送作戦の継続を主張!これに対し海軍は無理!と拒否。「第八十一作戦」は中止、惨敗に終わりました。
なお、この海戦に米軍はビスマルク海海戦となずけていますが、帝国海軍は海戦の名前を付けず秘匿しました。

そもそも制空権のない中、昼間強行突破に無理があり、三水戦参謀は全滅の恐れがあることを主張していました。
これに対し、第八艦隊主席参謀神大佐は「全滅覚悟でやっていただきたい」と強硬に主張し、実施しました。

この神大佐は大和の海上特攻の推進者の一人でもあり、殴り込み特攻の好きな方です。

「朝雲」艦長岩佐中佐は参謀本部に対し「こんな無謀な作戦をたてるということは、ひいては日本民族を滅亡させるようなものだ!よく考えてからやっていただきたい!」と怒鳴ったそうです。

艦娘朝雲

山雲左舷前
朝雲(山雲として建造)建造日誌はこちら
 ↓
山雲(朝雲)建造日誌

この様なずさんな計画が実施され、ただでさえ少ない資源や貴重な人材が無用に失われていった記録でもあります。

戦いの記録はこちらにも
 ↓
戦いの記録

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tag : 戦いの記録,ダンピール海峡,悲劇,,雪風,時津風,朝潮,朝雲,艦娘,スキップボミング,

2016/11/25 (Fri) 12:00
初雪⇒吹雪型3番艦⇒艦これ気象学

昨日は(これを書いている今日は)東京は、54年ぶり、都内で11月に初雪が観測されました。

初雪

窓から外を見た時に白雪が舞っていましたが、数日前から予報されていたので特に驚くこともなかった訳です。
観測史上初の積雪でもあった様です。

ところで、初雪と言えば、吹雪型(特型Ⅰ型)3番艦、白雪と言えば吹雪型2番艦がとっさに頭に出てくる方は、立派な駆逐艦脳です。

叢雲左舷前
<こちらは吹雪型駆逐艦叢雲です。吹雪、白雪、初雪、深雪と来て5番艦が叢雲ですね。>

叢雲建造日誌も御覧下さい。
 ↓
吹雪型駆逐艦叢雲建造日誌

ましてや、艦娘の初雪や

初雪無題

白雪が

白雪

出てくる方は完全に艦これ脳です。

駆逐艦(一等駆逐艦)の名前は天象・気象・海洋・季節から採られているので、気象にまつわる名前が多くなります。
こちらを参照ください。
  ↓
帝国海軍艦船命名基準


ちなみに二等駆逐艦は植物の名前です。(例:松、楢、柿、樺etc)

ところで、「艦これ×気象」で検索すると「艦これ気象学」なるものが出てきました。

ちょっと前に話題になった様ですが、気象庁の雲研究家の方が、巻雲をググっても巻雲の画像が出ないのをきっかけに
ツイッターで話題になったみたいですね。

気象に関する事を艦娘になぞらえて書かれています。

艦これ気象学白雪改

「雪は天から送られた手紙である」・・・なかなかいいフレーズですな。

深雪改

深雪に関しては、「艦娘の深雪」はやや劣勢で「魔法高校の劣等生」の深雪さんの方がやや優勢に見えます。

気象に関する駆逐艦の名前のみではなく、霧島さんや雲龍、多摩や加賀さんなども絡ませているのはなかなかやり手ですな。

加賀市中谷博士

先ほどの言葉は中谷宇吉郎博士の言なんですね。


艦娘と気象のこんなアプローチもあるんだなと思いました。

興味ある方はググってみて下さいね。


そしてCommandant Testと秋津洲ゲットです!

関係ないですが、艦これ 秋イベの報告です。まあ、1/3は艦これブログみたいなものなので。
E-3クリアしました。
クリア報酬の フランス水上機母艦 艦娘「Commandant Teste」をゲットできたのはもちろんなのですが

Comm.png

クリア時に待望の二式大艇母艦 秋津洲をゲットできました!

秋津洲

イベント時のボスドロップでまだ持っていない艦娘GET率が明らかに高くなっている気がします。

1月発売のアオシマさんの秋津洲ですがこちらも予約済みです。
製作が追い付いていないのが現状ですが・・・

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2016/11/24 (Thu) 12:00
重巡鳥海建造日誌6日目 基本の技術ですが、手摺の設置です!

「1/700 フジミ 日本海軍重巡洋艦 鳥海 昭和17年(1942年)建造日誌6日目」


前回までに上部構造物の艤装まで行いました。

前回まではこちら
  ↓
重巡鳥海建造日誌

今回は、重巡鳥海の手摺の設置です。

このどちらとも基本の技術でベテランの方には当たり前のことなのですが、初心者の頃はどうしたらいいのか悩んだ記憶があります。

主に塗装と手摺の関係に悩む訳ですが

手すりの設置順序

A)手摺を設置してから塗装する。
B)塗装してから手摺を付ける。

当たり前ですが、塗装と手摺の設置はこの2通りになります。

それぞれのメリットとデメリットは

A)手摺→塗装の順序
メリット:しっかりと付く
     場所によっては、マスキングを行いにくく、塗装に影響が出る。
デメリット:取り回しの時に外れたり曲げたりする。

B)塗装→手摺の順序
メリット:塗装をしてから設置できるので手すりなどを気にせずに塗装できる。
デメリット:どうしても接着が甘くなる。
       塗装後の接着なので周りの塗装を溶かしたり、塗装の上に接着剤がはみ出し塗装が汚くなる危険がある。

私はプラモデルを始めた当初はBの方法で行っていました。
しかし、どうしても接着が甘くなるのが嫌なので今はできるだけAの方法で行っています。

厳密に言うと、複雑な船になると、AとBの混合型になってきます。

今回の重巡鳥海は比較的プラモデル再開後の作成なのでBの方法で手摺を付けています。
(ちなみに少し前の空母飛鷹は主にAの方法で付けています)

重巡鳥海の手摺設置

塗装→手摺設置の順序

鳥海端を削る

手すりを設置する0.5mm程度の幅をアートナイフで塗装を削り取ります。

鳥海瞬間接着剤を塗る

もちろん、先に接着する手摺を船の形に添って曲げておきます。
手すりを接着するプラ部分に瞬間接着剤を塗る方法と、エッチングパーツに接着剤を塗る方法があります。

ちなみに私は瞬間接着剤は
タミヤのゼリータイプ瞬間接着剤をちょこっとに、流し込みタイプの瞬間接着剤を混ぜて使用しています。



流し込みタイプだけだと粘りがなさ過ぎて固まるまで落ち着かないのですが、ゼリータイプは接着力が弱いのとそのまま固まるとだまっぽくなります。

この二つを混ぜるといい感じです。

鳥海手摺り貼り付け

手すりを付けた後は、マスキングテープを細く切ったもので保持しておきます。

鳥海手摺り貼り付け終了

手すりを設置した後がこちらです。
高雄型の勇壮な姿が結構、さまになってきました!

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関係ないけど、秋イベで鈴谷をゲット。全く意識がなかったけど、艦これ初めて一年以上で出くわすとは。
うっかり見落とすとこだった。さり気にうれしいですな。
これで日本の重巡が全員そろいました!

鈴谷ゲット

鈴谷は最上型なのでもとは軽巡の設計です。なので名前は川の名前、しかも由来は樺太の鈴谷(すすや)川。
現在の日本にないので、DEの名前に付けられることもなかったのです。

そして立て続けに「陽炎型駆逐艦 時津風」ゲット、雪風の妹分です。
イベントではレア艦が次々出て良いですなあ。普段建造もほとんどしないもので。
周回して取ったのは島風くらいです。

時津風ゲット

この娘、ダンピールの悲劇のヒロインです。
駆逐艦の話を出していると良く出る舞台なので近日まとめないとなあ。


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2016/11/23 (Wed) 12:00
DDH-183 護衛艦いずも 建造日誌2日目 艦橋の組み立てとエッチング、ディテールアップ

<1/700 DDH-183 護衛艦いずも ハセガワ製 建造日誌2日目>

東京は今日の夜から一部で雪が降るとの予報ですが、皆さんは体調の方は大丈夫でしょうか?私はちょっとした風邪をひいて、ちょっとの咳が長引いています。皆様も体調管理にはお気を付け下さい。

前回で船体の組み立てを行いました。

今回は艦橋の組み立てを行います。

1.艦橋の組み立て
2.エッチングパーツの紹介
3.艦橋のちょっとしたディテールアップ
4.エッチングパーツの艦橋への設置

の4本立てでお送りします。

始めに護衛艦いずもの写真を見て見ましょう。

海上自衛隊護衛艦いずも全景
<海上自衛隊HP ギャラリー 護衛艦いずも>より掲載

いずもは護衛艦ですが、実質上のヘリコプター空母です。

艦橋は前部艦橋と後部艦橋に分かれ、中央部は少し開いた状態になっています。(かがは塞がれる)

カラー的には所々、赤色の部分が目につきますね。甲板側面の赤い部分は主にアンテナの基部(赤は発信用、因みに緑は受信用)で、艦橋横のそれは主に消化ホースリールだったりします。

1.艦橋の組み立て

といっても護衛艦の艦橋はステルス対策もあり、比較的単純であり、パーツも大きなもので一体で作ってくれているのであっという間です。

いずも艦橋point

この写真をみていただくと分かると思うのですが、もちろんこのままでもいいのですが、艦橋横のモールドは少し弱く、薄めです。
なにか寂しさを感じてしまいます。

いずも艦橋側面アップ

いずもの艦橋横のアップ写真ですが、艦橋の横には結構いろいろついてますよね。
まず、照明がずらりと並び、監視カメラもところどころ設置されています。
これらを細かく再現はできないのですが、(ていうかする気はないのですが)何となく色々付いている感は出したいと思います。

いずも艦橋写真1

これは艦橋の上空写真ですが、何かある感はありますよね。そんな感じを出せればいいかなっと。

2.エッチングパーツのご紹介

いずもエッチングパーツセット

前回の記事にも書きましたが、護衛艦いずものキットにはエッチングパーツ用の説明書があり、詳細に設置場所を図示し、曲げ方まで丁寧に書いてあります。

ハセガワさんとしても是非、エッチングパーツもセットでお買いもとめ、お楽しみ下さいという意図が伺われます。
もっぱら純正エッチングで楽にある程度こだわりつつ時間をかけずに作りたいと思っている私にとっても大歓迎です!


「エッチングパーツは上級者用です」と書いていることも多く、初心者には確かに厳しい時もありますが、この護衛艦いずもの様に丁寧に作って行けば比較的初心者の方でも作れる護衛艦のジャンルでこの様な優しい設計にするということは非常にいいですね。

3.艦橋のちょっとしたディテールアップ

前部艦橋のディテールアップ

前部艦橋の飛行甲板側です。伸ばしランナーを1mmくらいかな。にカットし貼り付けました。(黄色い線の上の辺り)
実際には照明と配電盤らしきものがセットであるのですが、何かある感を出すのではこの位でいいかなと思っています。

ちょっとオーバースケールですが、何かある感を出すのにはこの位の大きさは必要かなと思いました。
監視カメラはおまけみたいなもので、一応斜めに貼っています。

窓枠はリューターやアートナイフで開口しています。

後部艦橋のディテールアップ

後部艦橋も同等です。なお、後部艦橋も開口しています。

4.エッチングパーツの艦橋への設置

先ほどご紹介したエッチングパーツを艦橋に付けていきましょう。
エッチングパーツは折り目を軽くしてあり、無理に曲げなくても自然に曲がる様に設計しています。
あとは曲げる方向と角度さえ間違わなければできます!

ちょっと数は多いですけどね。

それと、艦橋横の水密扉はプラ板をカットしたものを貼っています。
モールドは浅くあるのですが、あまり目立ちません。少し目立たせた方が良いと感じました。

最初に乗せた護衛艦いずもの写真でも艦橋の水密扉は目立っていますよね。

いずも艦橋左側

艦橋中央部は少し開口した形になっており、中央にはウインチなどがあります。ここからは艦艇燃料補給用の蛇管などが置かれていますが、これを再現するのも面白かったかも知れません。

後部艦橋ウインチなど

ちなみに後部艦橋の左側はこんな感じです。

後部艦橋左側

アップにすると扉に大小があるのがばれて嫌なのですが、後部艦橋の左側にはたくさん水密扉があります。

いずも艦橋エッチング上から

このころはまだ暑さが残る時期でした。リンセも変な恰好で暇アピールしてます。

いずもリンセ変な恰好

基本的な艦橋のエッチングは終わりました。
次は飛行甲板のエッチングに続きます。

いずも艦橋エッチング上から

艦橋のエッチングパーツ接着して塗装前の状態って好きなんですよ。
なんかかっこいいですよね。


プラモデルの連続記事って、仕事の忙しい時って結構作りながら、記事を書きながら、そして今は艦これの秋イベもしながらで大変なんですよね。楽しんでやっているんで続けられますけど。
でもアニメでも料理でも、みんな一緒か・・・楽しむことが大事ですね。

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2016/11/22 (Tue) 12:00
DDH-183 護衛艦いずも 建造日誌1日目 ついに護衛艦いずもの紹介です!

<1/700 DDH-183 護衛艦いずも ハセガワ製 建造日誌1日目>

私が長く休んでいた艦船プラモデルを再開したきっかけは
一つは良く紹介している艦これですが、
もう一つは今年の1月に横須賀で護衛艦いずもを見たことです。

yahoo!ニュースなどで「護衛艦ひゅうが」や「いせ」と言った全通甲板式の護衛艦があることを知ったのですが、

いずものでかさは半端なかったですね。

全長248m、全幅38m、基準排水量19500tと言えば、全長だけだと航空母艦加賀が全長247.65mなのでほぼ同じ長さです。

いずも縮小

そう言った意味で、私にとって 「護衛艦いずも」はちょっと特別なのです。

空母飛鷹の前に護衛艦いずもを作ったのですが、しばらくその紹介です。

と言っても、護衛艦は大戦時の艦と比べて構造がシンプルです。
そんなに時間はかからなかったイメージがあります。

ピットロードさんからも12月31日(なんと年末)「護衛艦いずも、かが」が発売ということで、このハセガワ製のいずもと比較して見ていただくのもいいかも知れません。

さっそくキットの紹介です!

いずも箱

いずもの箱です。私は、小型艦を作ることが多いので普段と見慣れぬ大きさです。

いずも中身一通り

今回のハセガワさんの説明書はとても分かりやすいですよ。
なんと言っても決め手はエッチングパーツ専用の説明書も入っていると言うことです。

エッチング指示書

接着場所の指示はもちろん、曲げる方向や角度も実寸大の説明がついていて誰でもエッチングパーツが取り扱える設計になっています。

他社というか、今まで普通だった 「一体これどこに付けるんだ?ていうか写真の場所はどこ?」ってことはなく NOストレスでエッチングパーツも取り扱えます。

護衛艦初心者の方も丁寧に作りさえすれば、立派ないずもが出来る様にされているハセガワさんの配慮が感じとれます。


まず、最初は船体の接着です。

船体は両サイドを接着し、艦底を取り付けます。

いずも船体の接着

底板を取り付けているとやや艦底尾部にはみ出しがでたり足りない部分があります。

いずも尾部が余る

ここは、でっぱりはやすりで削って、不足部分はパテで埋めました。
艦尾艦底なので気にならない方はそのままでも良いかと思います。

飛行甲板を接着します。

いずも飛行甲板接着

艦首は少し隙間が気になるのでパテで埋めました。

いずも艦首2

結構ここまではサクサクいけます。

izumoリンセひま

次回からエッチングパーツの接着が始まるかな。

エッチングがなければ最後までサクサク行ける感じですよ。
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2016/11/21 (Mon) 12:00
7度傾いていた空母飛鷹!?どんな風に見えるか試してみた!

7度傾いていた空母 飛鷹はどの様に見えるか見て見ましょう

ご承知の通り、空母飛鷹は、日本郵船の豪華客船 出雲丸からの改造空母です。

空母飛鷹の建造日誌はこちら
 ↓
空母飛鷹建造日誌

その大きさは赤城や加賀、翔鶴、瑞鶴といった大型空母と比べると見劣りしますが、飛龍や蒼龍といった中型空母と比べても
それほどひけを取りません。

飛鷹の飛行甲板の全長は210.3m、蒼龍、飛龍が216.9mです。ちなみに赤城さんは249.2m、加賀さんは248.6mです。

改造空母(あの、ちと、ちよでさえ)は普通、飛行甲板の下に艦橋を持っていったのですが、隼鷹型だけは島(アイランド)型艦橋といって、艦橋を飛行甲板の上に設置したものでした。

しかも、それまでの島型艦橋の多くが煙突と分離していたのですが、飛鷹、隼鷹は煙突と一体型になった大型の島型艦橋になっていました。

日本海軍は排煙と気流の関係から島型の大型艦橋を嫌っていましたが、煙突を外側に26度傾斜させて、高さを飛行甲板から17m以上にすれば支障がないことが確認されて実施に踏み切った訳です。

飛鷹艦橋

この煙突と一体型になった島型艦橋は以降、空母大鳳や大和型3番艦を改造した空母信濃にも採用されました。

そういった意味で、非常に進んでいた、空母飛鷹、隼鷹ですが、ある意味抜けているというか、急いで改造したので欠点に目をつぶったのか「空母「飛鷹」海戦記」 志柿謙吉著 によると、燃料が満載時や空の時にはこの大型艦橋側の右側に7度傾いていたということです。


7度傾くとどんな風に見えるか気になったので模型で再現して見ました!

まずは傾いていない状況です。

飛鷹正面

次に7度傾いた状況を再現です。

7度を模型で再現すると飛鷹の全幅は
27.3m⇒1/700模型では39mm
7度傾いていたということは、tan7=0.12
39*0.12=4.7mm
約5mm弱左サイドを上げて見ました。

飛鷹7度傾く

たかが、7度ですがすごく傾いて見えますね。確かにこんなに傾いて飛行機の離着陸は無理でしょうね。

こんなんでは当然支障が出ると、1943年に内地に戻った際に左舷の空所にバラストを積んで傾斜を緩和し、3度までの傾きになりました。

3度傾いた状況を再現しました!

3度は同様の計算で
tan3=0.052 39*0.052=2.0mmを左サイドを上げて見ました。

飛鷹3度傾く

確かに緩和されたけど、これで離着陸ができるんでしょうか?
開戦当初の熟練飛行士ならなんとかするかも知れませんが、後期の飛行士には無理だったでしょうね。

とはいえ、これは燃料が満載か空の時です。燃料タンクに空きが出れば、重油を左サイドに移すことでバランスを取ることが出来ます。

さて、次からは空母飛鷹=いずも丸⇒護衛艦いずも ということで少し前に作った護衛艦いずもの建造日誌です。

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