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GAKUTEN

Author:GAKUTEN
●艦これをきっかけに艦船プラモデルに戻ってきたいわゆる出戻り提督モデラーです。
 ・・プラモを始めたのは15年の年末ごろ。艦これは2か月程先行。
 ・・小中学の頃はウオーターラインシリーズを集めきっていたくらいガチの艦船好き。
 ・・当時は戦車、飛行機、ガンプラと幅広く手掛けていたらしい記憶がわずかに。
●現用艦もいけますが、太平洋戦争の船が特に好き!
●プラモデルの他に動物(主に猫)、読書、テニスが好きです。
●プラモデルの作成方針は、それぞれの船の特徴をピックアップし、自分なりのこだわりを持ちながらもスピードを意識した組み立てです。
⇒最近は資料片手に細かくなっていく傾向。おかげで作る時間ばかり延びていく。
●基本、週末の建造ですが、週一ペースは最低守りたい。
●提督モデラーの方々や最近始めた方の参考に少しでもなれば幸いです。
●艦船に歴史あり、感動的な話もあります。歴史的な話も含めて主観に基づいて書いていきます。
●コメント大歓迎。気軽にお願いします。

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2018/03/17 (Sat) 12:30
ビスマルク追撃戦(ライン演習)とドイツ戦艦のお話

ビスマルク追撃戦(ライン演習)とドイツ戦艦のコンセプトのお話



前回、ドイツ戦艦の系譜について簡単にまとめました。

ドイツ戦艦の系譜

ドイツ戦艦の系譜


ドイツ軍艦の代表といえば何といっても

「戦艦ビスマルク」!




戦艦ビスマルクと言えば、その最初で最期の出撃になる

「ライン演習作戦」



そこで戦艦ビスマルクは劇的な勝利!そして、絶望的な戦闘での沈没となるのです。

ビスマルクg
戦艦ビスマルク かっこいいーですよね。


ライン演習
※KKベストセラーズ 世界史人vol8 第二次世界大戦ヨーロッパ決戦大図解参照


<超ざっくり ライン演習作戦経緯>

太字のところだけを読めばざっくり経緯の説明になるかと思います。

1941年5月19日グディニア(当時はゴーテンハーフェンと呼ばれた、現在のポーランド国内の都市)出港、5月27日ビスマルク沈没
作戦の目的:通商破壊
ドイツ参加艦:戦艦ビスマルク、重巡洋艦プリンツ・オイゲン
イギリス参加艦(主な艦):戦艦プリンスオブウェールズ、戦艦フッド、重巡洋艦ノーフォーク、サーフォーク、空母ヴィクトリアス、空母アークロイヤル、戦艦キング・ジョージ五世、戦艦ロドネー、重巡ドーセットシャー、駆逐艦多数など

プリンツオイゲン
プリンツ・オイゲン 世界史人Vol9参照以下写真同じ

経緯

・5月18日 ゴーテンハーフェンをビスマルクとプリンツオイゲン出発
途中ノルウェーのベルゲンに立ち寄る
・アイスランドの北を大きく迂回し、デンマーク海峡に向かう。
・5月24日イギリス重巡サーフォークは両艦を発見。ストーカーの様に追尾する。特にサーフォークのレーダーは最新式で13カイリ先でも区別できるほど優秀だった。

<デンマーク海峡海戦>

・5月27日、戦艦フッド、プリンス・オブ・ウェールズと両艦は戦闘開始約20kmの距離を介して砲撃戦になる。
ビスマルク達にとってはT字有利!逆にイギリス戦艦にとってはT字不利になり前部砲塔しか使えない状況。

 ビスマルクの5斉射目で戦艦フッドの弾薬庫に命中!巨大な火柱とともに船体が真っ二つになって轟沈した!
 

戦艦フッド
戦艦フッド

又、ドイツ両艦によって甚大な被害を受けたプリンスオブウェールズは逃げ去る。

しかし、ビスマルクもこの戦闘でプリンスオブウェールズの砲弾3発を受ける。特にその1発は艦の腹を貫きボイラー2基を使用不能にし、燃料1000トンを使用不可にした。

プリンツ・オイゲンは任務継続、戦艦ビスマルクは単艦フランスへの帰路を目指す。

<ビスマルク追撃戦>

空母ヴィクトリアスから飛び立ったソードフィッシュが魚雷1発を命中させる。大した被害なし

途中、見失うが北アイルランドを飛び立ったカタリナ飛行艇が再発見。

北アフリカ方面からH部隊空母アークロイヤル、戦艦レナウンが出撃。

ビスマルクの足を止めるために出撃した空母アークロイヤルのソードフィッシュ隊の魚雷が不運にもビスマルクの舵を取り舵のまま固定させる。

速度を出せないまま北西に向かう。

一晩中寝かせない!イギリス第四駆逐隊の攻撃

イギリス第四駆逐隊の駆逐艦5隻が一晩中肉薄!大した戦果はなかったが、ビスマルクは一晩中の戦闘で寝る暇もない。

イギリス戦艦ロドネーとキング・ジョージ五世の砲撃でボコボコに!

5月27日朝、戦艦ロドネーとキング・ジョージ五世が補足、攻撃を開始する。
距離22キロで砲撃戦開始。ロドネーの砲弾1発が1番主砲アントンと2番主砲ブルーノの間に命中し、両砲塔とも使用不可に。
ついで3番主砲ツェーザルにキングジョージ五世の砲弾が直撃、貫通はしなかったものの使用不可。
最期にロドネーの砲弾が砲塔バーベット部分を貫通。弾薬庫に注水し使用不可に。

この戦闘で戦艦ロドネーは魚雷12発を発射。一発命中。

<戦艦ロドネーは大戦中戦艦同士の戦いで魚雷を命中させた唯一の戦艦という記録を作る>

計400発もの砲撃を浴びせられてボコボコに。


ビスマルクはキングストン弁を開いて自沈。最後はドーセットシャーの魚雷3発でとどめをさされました。

この戦いで個人的にいくつか興味深い点があります。

よく似ているドイツ艦

①同じような形でまとめたドイツ艦 

デンマーク海峡戦で当初、フッドとプリンス・オブ・ウェールズ(POW)は、当初、間違ってプリンツ・オイゲンを狙って打ちます。


これはドイツ戦艦、巡洋艦が結構形が似ている為の欺瞞効果がうまくいったと言えます。
同様の形態だと作りやすいというのもあったのかも知れません。
⇒ドイツ軍艦、特にビスマルク級、シャルンホルスト級、アドミラルヒッパー級はお互いを見間違える様に意図的に似せて造ったようです。

②ドイツ戦艦の砲撃コンセプト

ビスマルク級の砲撃コンセプト

ドイツ戦艦はその主戦場は霧が多く視界の悪い北海やバルト海になると考えられていました。

その為に主として近距離戦を想定し初速の速く、命中精度が高く、装甲貫通力に優れた高初速弾砲を用いていました。

それは、緒戦のフッド、POWとビスマルクの砲撃戦でいち早くフッドに命中させたことからも、砲撃戦が20km前後で始まっていることからも正しかったと言えるかも知れません。

日本のできるだけ遠くから砲撃するという特に大和の思想と異なっていますよね。
面白い点です。

でも、イギリスの戦艦キング・ジョージ五世はレーダー射撃も行っており、すでに視界がすべてでは無くなってきていました。

③戦艦装甲の違い

装甲配置イギリスドイツ比較

従来の海戦では砲弾が艦の側面しか当たらなかったので、ビスマルクは水上の装甲は強固にしていました。
従って、近距離での砲撃戦ではかなりの防御力を持っていたと言えます。

しかし、大砲の射程が長距離化すると水面下の装甲も重要になってきました。
同時に上方からの砲撃も多くなってきます。
その部分には不安が残る構造でした。

すなわち遠距離での砲撃による防御性はやや劣るものでした。

バイタルパート(重要防御区画)が装甲の上に一部ありますし、軽量化を意図してか水平甲板装甲も薄くなっています。
こういったことが、主砲がいち早く使用不可になった理由に繋がっているのかも知れません。

対してキング・ジョージ五世の装甲は、バイタルパートも装甲で覆っていました。

しかし、イギリス戦艦が一様に優れていた訳ではありません。

巡洋戦艦フッドはビスマルク以前の最大の戦艦で世界一周するほどのイギリス戦艦の顔(だからフッドを沈めたビスマルクをイギリスは許せなかった)だったものの、例え改修をしていてもユトランド以来の巡洋戦艦の装甲の弱さがもろに出ての爆沈でした。

最期に主砲に関しては、ビスマルクの主砲が38cm砲。
ロドネーはビッグセブンのひとりだけあって、40.6cm砲、ロンドン条約の縛りを受けているキング・ジョージ五世とその2番艦POWは36cm砲になります。

ビスマルクがちゃんと動ければ最後の海戦もここまで一方的にならなかったかも知れませんが、そもそも舵がやられなければフランスに逃げ切ることができたかも知れません。

てなことで今回はここまでです。

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tag : 戦艦ビスマルク,ライン演習,戦艦フッド,ドイツ戦艦,,

2018/03/10 (Sat) 12:54
艦娘で綴るドイツ軍戦艦の系譜まとめ(第二次世界大戦時)

艦娘で綴るドイツ軍戦艦の系譜まとめ(第二次世界大戦時)
艦隊これくしょん 冬のイベント 最終海域は乙難度で先週終え、そこで堀を行ってました。


目標はドイツ戦艦ビスマルクさんとアメリカ戦艦アイオワさんの両名。

ドイツ戦艦のビスマルクさんは大型艦建造の愉しみにわざと取っているところもあるのですが(まだ一度もビスマルクレシピで回していない)、アイオワさんは艦これを始めた後にまだまだ戦力も資源も不十分で最終海域まで到達できなかった時の雪辱なのでほしかったんですよね。

ビスマルクさんを先日GET!

なんか感動するなアビス娘g

日本の戦艦の系譜と比べるとちょっと面白いかも知れません。
艦娘で綴る日本の戦艦の系譜

今回はその記念にドイツ戦艦の系譜についてまとめてみました。


keihhug.png

ドイツはご存知の通り、第一次世界大戦時はれっきとした海軍大国でした。
生粋の海軍マニア(なんか親近感が湧きます)でイギリス軍艦の模型も収集していたと言うヴィルヘルムⅡ世が皇帝に即位した後に海軍力を本格的に強化したのが海軍大国になった発端です。

しかし、第一次世界大戦で敗退し、その強力な戦艦を有した海軍はほぼ解体され、ベルサイユ条約によって戦艦6、軽巡8、駆逐艦16隻と大幅に制限され、更新する際も排水量一万トン以内の艦とい「うかなりキツイ制限をされました。

その条件下で作られたのがドイッチュラント級でした。

その後、中型戦艦シャルンホルスト級、超弩級戦艦ビスマルク級と続きますが、第二次世界大戦中に活躍したのはこの7隻、ドイッチュラント級は戦艦の範疇ではないかもですので、実際には5隻になります。

<ドイッチュラント級>

アドミラルグラーフシュッペー
※ドイッチュラント級装甲艦2番艦 装甲艦アドミラル・グラーフ・シュッペー 世界の戦艦プロファイル 大日本絵画参照


基準:11,700トン、満載:15,900トン
全長:186.0m、全幅:20.6m
機関:MAN式2サイクルディーゼル機関8基2軸推進
最大出力:48,930hp
最大速力:26ノット(公試時:28ノット)
航続距離:20ノット/10,000海里、10ノット/21,500海里
兵装
28cm(52口径)三連装砲2基、15cm(55口径)単装速射砲8基、8.8cm(45口径)単装高角砲3基(1935年:8.8cm(76口径)連装高角砲3基)3.7cm(83口径)速射砲4基、2cm(65口径)機関銃10丁、53.3cm4連装魚雷発射管2基
航空兵装
ハインケルHe 60D 2機→アラドAr196水上偵察機2機
旋回式カタパルト1

ご覧の通り、排水量1万トン強(さり気なく超えてますね)では戦艦とは言えず、装甲艦という新しい艦種を付けられていましたが
後に巡洋艦に組み入れられています。

主砲が巡洋艦にしては大きい28cmというのがみそです。

英国の新聞記者は「ポケット戦艦」とあだ名をつけたところから日本では「豆戦艦」と紹介されたようです。

私、この「ポケット戦艦」というあだ名が可愛くて大変好きでございました。


<シャルンホルスト級>

シャルンホルスト
※シャルンホルスト級戦艦1番艦 戦艦シャルンホルスト 世界の戦艦プロファイル 大日本絵画参照


排水量:基準 31,500トン、常備 35,550トン、満載 38,900トン
全長:235.4 m(772 ft)、水線長:226 m (741.5 ft)、全幅:30 m (98.4 ft)、吃水:9.69 m (31 ft 9 in)
機関:ワグナー式重油専焼高圧水管缶12基、ブラウン・ボベリー式ギヤードタービン(グナイゼナウはゲルマニア式)3基3軸推進
機関出力:160,000hp(安定時出力:125,000hp) 
最大速力:33.0ノット
航続距離:19ノット/8,400海里、17ノット/10,000海里
燃料:重油
兵装:28.3cm(54.5口径)3連装砲3基9門、15cm(55口径)連装砲4基8門+同単装砲4基計12門、10.5cm(65口径)連装高角砲7基14門
3.7cm(83口径)連装高射機関砲8基16門、2cm(65口径)連装高射機関砲5基10門、(53.3cm水上魚雷発射管3連装2基6門)
艦載機:アラドAr 196 3機、カタパルト 2基

1934年に全権委任法を可決してドイツの実権を握ったヒトラーがヴェルサイユ条約の履行義務を破棄し再軍備を宣言しました。

しかし、正面きって敵対したくないイギリスにはドイツ海軍の軍備を対イギリス35%に留める英独海軍協定を締結しました。

その協定に従って建造されたのが、シャルンホルスト級戦艦です。(イギリスでは巡洋戦艦扱い)

主砲は38cm直径のものを開発するには間に合わず、28cmでも54.5口径でフランスのダンケルク級に対抗できると判断しこれを搭載。中型の高速戦艦ができあがりました。


<ビスマルク級>

ビスマルク
※ビスマルク級戦艦1番艦 戦艦ビスマルク 世界の戦艦プロファイル 大日本絵画参照


排水量:基準:41,700トン(46,000 short tons)、常備:45,950トン、満載:50,300トン(55,400 short tons)
全長:251.0m、全幅:36.0m
吃水:9.3m(基準)、10.2m(満載)
機関:ワーグナー式重油専焼高圧型水管缶12基+ブラウン・ボベリー式ギヤード・タービン3基3軸推進
最大出力:138,000hp(標準蒸気圧時出力)、150,170hp(高加圧時出力)
最大速力:30.8ノット(公試時)
航続距離、16ノット/9,280海里、19ノット/8,525海里、24ノット/6,640海里、28ノット/4,500海里
兵装、SK C/34 38cm(47口径)連装砲4基、SK C/28 15cm(55口径)連装速射砲6基、SK C/33 10.5cm(65口径)連装高角砲8基、SK C/30 3.7cm(83口径)連装機関砲8基、C/38 2cm(65口径)四連装機関砲2基&同単装機関砲12基 (1941年5月時)
艦載機:アラドAr196A-3水上偵察機4機、カタパルト1基


第二次世界大戦におけるドイツ海軍は完全にイギリス海軍に対して戦力に完全に劣る為にまともにぶつかっても勝ち目はありませんでした。
基本戦略はイギリスの物資補給を絶つことでした。

その目的の為に、潜水艦、偽装巡洋艦、ポケット戦艦は大西洋を暴れまくり、イギリス商船はかなり沈められました。

護衛船団に戦艦が付くようになるとポケット戦艦やシャルンホルスト級ではやや分が悪く、逃げ帰ります。
その経緯が、ビスマルクの出撃した作戦「ライン演習作戦」に繋がります。
多少の護衛も排除できる戦力で通商破壊戦をする為です。

この「ライン演習」でビスマルクはイギリスの戦艦フッドを撃沈しましたが、自身も沈むことになります。

姉妹艦のテルピッツはフィヨルドで停泊し続け「孤独な女王」と評されますが、いるだけで脅威になります。

イギリスはどうにかこの脅威を排除しようと作戦名がついているものだけでも10回以上この脅威を排除しようと試みます。

最終的には空襲で大型爆弾によって沈められましたが2年以上も対処を強いたのは役割を果たしたと言うことなのでしょう。

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アイオワさんをこのブログを書いている最中の周回でゲット!私の艦これ2018冬イベは終了です。

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