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GAKUTEN

Author:GAKUTEN
●艦これをきっかけに艦船プラモデルに戻ってきたいわゆる出戻り提督モデラーです。
 ・・プラモを始めたのは15年の年末ごろ。艦これは2か月程先行。
 ・・小中学の頃はウオーターラインシリーズを集めきっていたくらいガチの艦船好き。
 ・・当時は戦車、飛行機、ガンプラと幅広く手掛けていたらしい記憶がわずかに。
●現用艦もいけますが、太平洋戦争の船が特に好き!
●プラモデルの他に動物(主に猫)、読書、テニスが好きです。
●プラモデルの作成方針は、それぞれの船の特徴をピックアップし、自分なりのこだわりを持ちながらもスピードを意識した組み立てです。
⇒最近は資料片手に細かくなっていく傾向。おかげで作る時間ばかり延びていく。
●基本、週末の建造ですが、週一ペースは最低守りたい。
●提督モデラーの方々や最近始めた方の参考に少しでもなれば幸いです。
●艦船に歴史あり、感動的な話もあります。歴史的な話も含めて主観に基づいて書いていきます。
●コメント大歓迎。気軽にお願いします。

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2018/07/14 (Sat) 12:00
天竜型改二実装記念回

天竜型改二実装記念回


ここのところ毎日、うだる様な暑さですね。
(うだる=茹だる なんですね。茹でられる様な暑さということか)
ベランダに出るのが好きなうちの猫ちゃんも出てはすぐ戻ってきます。

さて、艦これでも遂に天竜型で龍田改二に続いて天竜さんも改二が実装されました。

暫く間があくのかなって思ってたんですけど。

天竜改二

うちの鎮守府ではまだ、二人とも改二にできてません。
天竜さんLv84、龍田さんLv80ですのでなかなか。

最近、遠征の引率をしていますが、もともと他の艦に任せてたし。
でも改装設計図がいらないので他の艦娘と並行でLvアップにいそしむことにします。


<天竜型>


軽巡天竜

天竜型は1915年八八艦隊計画の前身である八四艦隊計画のもとで計画されました。
その設計の元は江風型駆逐艦の拡大型で嚮導駆逐艦(水雷戦隊の親玉になるべく設計された駆逐艦)の拡大型という役割だった様です。

要目 (計画)
基準排水量:3,230トン、常備排水量:3,495トン、公表値 3,500トン
全長:142.65 m、最大幅、12.42 m
常備平均13 ft 0 in (3.96 m)[8]
ボイラー:ロ号艦本式重油専焼水管缶大6基、小2基、同石炭・重油混焼水管缶2基
主機:ブラウン・カーチス式オール・ギヤード・タービン(高低圧)3基
出力:51,000 SHP、速力:33.0ノット、航続距離:5,000カイリ / 14ノット
燃料、重油:920トン、石炭:150トン
乗員:1919年公表値 332名
兵装
50口径三年式14cm砲4基4門、40口径8cm高角砲1門、三年式機砲2門
六年式(53cm)3連装発射管2基6門、四四式二号魚雷12本
八一式爆雷投射機2基、投下台4個載2基、手動1個載2基
中型防雷具2基、機雷投下軌道2条
九三式機雷56個、須式90cm探照燈 2基

龍田改二


<防空巡洋艦改造案>


さて、今回天竜型改二になるにあたって、対潜値と対空値が上がった防空軽巡洋艦の仕様になっている訳ですけども史実的にはどうだったのでしょう。
まあ、今回の改二に当たって調べようと思ったきっかけです。

<防空巡洋艦改造私案>

イギリス海軍では1936年からC級軽巡洋艦の備砲を全て高角砲にした防空巡洋艦への改造を行っていた。
日本海軍でも防空巡洋艦に着目し1935年(昭和10年)頃から検討が行われた。天龍型も防空巡洋艦への改造計画が検討され、数種の案があった。
改装検討案において、兵装は12.7cm連装高角砲4基、25mm3連装機銃4基、九四式高射装置2基、九三式爆雷投射機1基、九四式爆雷投射機1基、爆雷投下台4基、爆雷36個、薬煙幕発生装置の装備を検討した。
(Wikpedia 天竜型軽巡洋艦抜粋;毎年寄付してますし(ちょっとだけ)、いいですよね

防空艦というのは、対潜装備と遂になっていることが多いというかほぼ必須のようです。
この当時もすでに航空機と潜水艦は両方とも大きな脅威になりつつあったということと、対潜兵器と防空兵器の充実は両立したという元でしょうね。

私案というとこですけど、大元帥であった昭和天皇まで検討していることを報告している様なのでそれなりに本気だったようです。


「オレの装備が気になるか?世界水準軽く超えてるからなぁ~!…何?古いって!?…バカなっ」

天竜型は竣工当時は世界水準を超えていた軽巡洋艦だったのですが、最高速度は33ノットと当時の日本の駆逐艦の35ノット前後の速度についていけない。
アメリカの巡洋戦艦(33ノットを想定)では逃げ切れない。

などから2隻で終わり、当時として世界最高水準の5500トン型軽巡洋艦に移行する訳です。
(7月12-13日はコロンバンガラ島沖夜戦でしたね。軽巡神通の沈んだ日です。)

5500トン型軽巡は拡張性はあるし、いい軽巡です。全て大正年代の船なのに特に大戦前期では切った張ったの大太刀周りで水雷戦隊旗艦として大活躍していますね。

艦娘で綴る日本軽巡洋艦の系譜まとめはこちら
   ↓
艦娘で綴る日本軽巡洋艦の系譜まとめ

日本水雷戦隊まとめはこちら
 ↓
日本水雷戦隊まとめ


でもそんな天竜型って結構好きなんですよね。

コンパクトな軽巡って感じで可愛いんです!

軽巡天竜艦尾

冒頭からちらちら載せているこの模型の写真は私が艦船模型を初めて1年目くらいに作ったものです。

今改めて見ても作りやすいしディテールは細かいし満足のいく良いキットでした。

ハセガワ製 軽巡洋艦天竜 スーパーディテール建造日誌はこちら
 ↓
ハセガワ製 日本軽巡洋艦天竜 スーパーディテール建造日誌



今、アマゾンを見るとこのスーパーディテールセット、天竜さんは売り切れだったのですが、龍田さんはまだ在庫がある様です。
天竜型が好きな方はいいかも知れませんね。


ただ、エッチングパーツ付きだと少々難しいという方でも、ハセガワさんが新金型使用した2015年にリニューアルしたキットです。


非常に出来が良くお勧めのキットです。

暑さはこれからが本番だと思いますが、体調に気を付けて過ごしてください!

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tag : 艦船プラモデル,艦娘,艦これ,ハセガワ,軽巡洋艦天竜,軽巡洋艦龍田,1/700,

2018/06/09 (Sat) 12:00
神風型姉妹は大正浪漫あふれる装いです!それに結構活躍してるのです!

神風型姉妹は大正浪漫あふれる装いです!それに結構活躍してるのです!



神風型姉妹

今回は日本の駆逐艦を大まかに勝手に6つに分類した第1類に当たる峯風型、神風型、睦月型の真ん中に当たる神風型のお話です。
 ↓
日本の駆逐艦の系譜まとめ


<神風型は全て大正生まれなんですよね>

神風型は、太平洋戦争開始当初では旧型になっていましたが、計画当初は戦艦長門ら、八八艦隊計画の一環で計画された大型駆逐艦だったのです。

当初は27隻が計画されましたが、ワシントン軍縮条約で縮小されて9隻が建造されました。

その9隻とは神風、朝風、春風、松風、旗風、追風(おいて)、疾風、朝凪、夕凪

1番艦の竣工が1922年12月、9番艦の竣工が1925年4月、実はこの姉妹でもっとも遅い竣工は7番艦の疾風、1925年12月になります。

1922年が大正11年、1925年が大正14年なので、この姉妹9隻は3年の間に竣工し、その全てが大正生まれなんですよね。

2018年6月現在で、艦これでは神風姉妹は神風、朝風、春風、松風、旗風と実装されたのはこの順ではなかったものの、現時点では1番艦から5番艦までそろった形になっています。

夕凪までそろってもきっとこの和装が似合うんでしょうね。

ところでフランス語であるところの「ロマン(roman)」を「浪漫」って漢字に宛てたのは夏目漱石だと言われています。
さすが  I LOVE YOU = 月が綺麗ですね の逸話がある漱石さんです


夏目漱石が英語教師の時に
 I LOVE YOUを「我、君を愛す」と訳した生徒に「日本人はそんなことは言わないから『月が綺麗ですね』とでも訳しておきなさい」と言ったとされる逸話だとか。

この話は結構ライトノベルなどで使っている作家の方も多いので逆に若い人の方が知っている話かもですね。

<閑話休題>

<神風型駆逐艦 SPEC>

神風型前期竣工時

基準排水量:1,270トン、常備排水量:1,400トン
全長:336 ft 6 in (102.57 m)、最大幅:30 ft 0 in (9.14 m)
ボイラー:ロ号艦本式缶(過熱器付) 4基
出力:38,500shp、速力:37.25ノット
航続距離:3,600カイリ / 14ノット

後の陽炎型の公試排水量が約2500トンなので、おおざっぱに約半分程度の排水量だった訳ですし、装備も12cm単装砲や連装魚雷発射管3基、航続距離も不足しているとなるわけです。

大戦後半には主砲や魚雷発射管も撤去して対空装備に置き換えていきました。
中途半端に持っているより、潜水艦に備えた方が良いということですね。

そんな訳で、この神風型は開戦時にはすでに旧式化していたので(何しろ吹雪型という画期的な駆逐艦が生まれている訳ですし)船団護衛などに従事することになりますが、結構活躍しているのです。


<1番艦 駆逐艦神風>


神風ヴァレンタインコスb
このバレンタインコス!めちゃくちゃ可愛いんですけど!

駆逐艦神風の最大のハイライトは、アメリカ潜水艦ホークビルとの壮絶な一騎打ちでしょう!

その壮絶な一騎打ちはこちらに記事にしたことがあります。
 ↓
アメリカ潜水艦との壮絶な一騎打ち 神風VSホークビル

この出来事が1945年7月の大戦末期


駆逐艦神風

ホークビルとの戦いのその少し前、

「ペナン沖海戦」(1945年5月)

すでにシンガポールで稼働できる重巡が羽黒と足柄、駆逐艦神風だけになっていた時。

重巡洋艦羽黒と駆逐艦神風は輸送作戦に従事していました。

重巡洋艦羽黒は2番砲塔は破壊され、スクリューシャフトが損傷したままの作戦従事、物資を積むために魚雷も積載していない状態。
駆逐艦神風もドラム缶をたくさん積んでたんでしょうね。

たった2隻だけの第五戦隊。

すでにドイツは降伏し日本だけが敵国になったイギリス東洋艦隊の駆逐艦5隻との戦いです。

羽黒もフルスペックの状態なら、5隻と言えどもS級、V級駆逐艦の艦隊にはいい勝負になったと思うんですけど。

この戦いで羽黒を失うことになるのですが、神風は最後まで煙幕を張って救おうとするのです。
最期は離脱せざるを得なかった訳ですが・・・
(艦娘の神風が羽黒を気にするのはそんな訳です)


駆逐艦神風は終戦まで生き残ります。
そして復員艦として頑張りました。
勇気と運の両方を持ち合わせた船です。


駆逐艦神風型全体の紹介をざっとするつもりで、駆逐艦神風だけの紹介になってしまいました。
ピットロードさんの「駆逐艦神風」早いとこ作りたいのですが、まだまだ先になりそうです。

当鎮守府では毎日、東京急行に何往復も旗艦として遠征してくれている働きものです。
神風を少しでも好きな方増えてくれると幸いです。・・・なんてね。


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2018/05/12 (Sat) 12:00
艦娘で綴る日本海軍の駆逐艦 第1G <峯風型、神風型>

艦娘で綴る日本海軍の駆逐艦 第1G <峯風型、神風型>


5月に入り、暖かい天気や少し肌寒い天気と移り変わりが激しいですが、皆様も健康には気を付けてください。

私は、GW最初にテニスの練習時の軽い肉離れが2週間たちだいぶ治ってきたものの運動をするには少し不安があり今週いっぱいは休もうかと思っております。

仕事的にも新しい部署に異動して、2か月が経過して少しずつ慣れてきたかなって感じですかね。

そういえば、今日明日と静岡での模型ホビーショーですね。
ツイッターでのFF(フォロー&フォロワー)の方々も多く出品されるようで、準備が大変そうでした。

2018年 静岡ホビーショーHPにリンクを付けておきました。興味のある方は・・・
 ↓
静岡ホビーショー

入場無料ですからね。それぞれの方の満足=成功を祈願しております。

来年あたりは行きたいかな。

そう言えば、昨年の静岡ホビーショーでタミヤさんの「駆逐艦島風」の45年ぶりのリニューアルが発表されていましたね。
今年も何か面白いニュースがあればいいんですけど

そんな訳で駆逐艦島風繋がりで(と言っても初代ですが)今週は峯風型駆逐艦にします。

島風ちゃんg


以前に日本駆逐艦の系譜と称して、勝手ながら「日本の駆逐艦を6つのグループ分け」して分類しました。

艦娘で綴る日本駆逐艦の形式分け
 ↓
艦娘で綴る日本駆逐艦の分類分け


第1Gの最初に当たるのが「峯風型、神風型、睦月型」になります。
全艦大戦に参加!純日本式で建造された初の駆逐艦!

<峯風型>

1920年から1921年までに竣工した12隻
峯風、澤風、沖風、島風(Ⅰ)、灘風、矢風、羽風、汐風、秋風、夕風、太刀風、帆風

<改峯風型(野風型)> 

1922年に竣工した3隻(後部備砲と魚雷発射管の配置が神風型と同じ)
野風、波風、沼風


<峯風型4番艦 駆逐艦島風(Ⅰ)>

ShimakazeⅠg
※Wikipedia 駆逐艦島風写真

峯風型要目 (計画)
基準排水量:1,215英トン、常備排水量:1,345英トン
全長:102.57 m
ととても可愛いサイズです。

ご存知の通り、日本の軍艦はイギリスを見習って作られていきましたし、日露の頃まではイギリスから購入した船も多数ありました。純国産化する上で日本の駆逐艦にはテーマがありました。

日本の駆逐艦のテーマは(船体的な意味で)

①凌波性の向上(波を超える能力)

②航続距離の延長

①は荒波の立つ太平洋で波がある状況でも高速を出すために必要。
②は大型艦の擁する艦隊についていけるだけの航続距離

ということですよね。

その為の解決方法として考えられたのが艦橋前にウェルデッキという一段下がった甲板を設けて艦首甲板を超えて来た波を受け止めることでした。



峯風型の一つ前の駆逐艦が「江風型駆逐艦」です。
江風(Ⅰ)と谷風(Ⅰ)の2隻があります。

江風型駆逐艦谷風
※Wikipedia 駆逐艦江風写真

艦橋がかなり前にあります。
その後の駆逐艦を見慣れているとアンバランスに見えます。

そして、参考にしたのがG132級以降のドイツの水雷艇です。

形状だけをみると、峯風型、神風型にそっくりですよね。
水雷艇なので排水量は400トン強だし、全長も65m強ですけど。

ドイツ水雷艇 G137
G137 torpedo boat

ウェルデッキが見てとれます。
ユトランド沖海戦以降、日本海軍の目はイギリスよりドイツに向いていたとも言いますしそう言った関連の一つなのかも知れません。

こうやって技術って継承していくんですよね!


峯風型駆逐艦は39ノットの高速を出すことができました。特に4番艦の島風は40.7ノットと二代目島風が40.9ノットを出すまでは最高速度記録ホルダーでした。

峯風型で一定の成果は出ており、当時の他国の駆逐艦の能力をしのぐものでしたが、帝国海軍の求める荒波でも乗り越える本当の意味での凌波性や航続距離もまだまだでしたし、そこから特型駆逐艦や艦隊型駆逐艦の完成形陽炎型へ発展していきます。

そして、特型駆逐艦の完成、老朽化などにより哨戒艇などへの艦種変更、任務も空母機動部隊へ随伴してトンボ釣り(着陸できなかった飛行機から乗務員を救出する役割)、船団護衛、沿岸警備などに役割に移っていきました。

一応、駆逐艦島風(Ⅰ) ピットロードを作った時の建造日誌です。(艦船模型を始めた頃なので恥ずかしい限りですが)
 ↓
駆逐艦島風(Ⅰ)建造日誌

あれ!表題に峯風型と神風型と書きながら神風型には触れるに至りませんでした。
まあ、次回と言うことで。

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2018/03/24 (Sat) 12:00
ドイツ軍重巡洋艦の系譜まとめ 提督!プリンに体重詐称の疑いがあります!

ドイツ軍重巡洋艦の系譜まとめ 提督!プリンに体重詐称の疑いがあります!


前回から続いている「ドイツ軍艦の系譜」ですが、今回は前回までの戦艦に引き続いて、今回は

「ドイツ軍 重巡洋艦の系譜」です!

「ドイツ軍 戦艦の系譜はこちら」
 ↓
艦娘で綴るドイツ戦艦の系譜

もともとは2018年冬イベントで「戦艦ビスマルク」 通称 ビス娘が当鎮守府に来られたのがきっかけですが、

当鎮守府には
(←あっ!これは「艦これ(艦隊これくしょん)」での話です!)

あと、「重巡洋艦プリンツ・オイゲン」(通称プリンちゃん)と「伊号第26号潜水艦」(通称 ニム)の二人だけがいないのですよ。

「プラモで作ったら来る!」との迷信で少し前にニムを造ったので、駆逐艦吹雪の後は「重巡プリンツ・オイゲン」を作る予定です。

なので、今回はドイツ重巡を調査しました!

プリンg改
※カモーン!プリンちゃん!

前回、ドイツ戦艦の系譜表を載せたのですが、純粋な重巡だけを載せると、「アドミラル・ヒッパー級」の3隻しかいないことになり寂しいので戦艦と一緒にまとめました。

第一次世界大戦で敗北し「ヴェルサイユ条約」を受け入れざる終えなかったドイツですが、その条約下で認められたのが10000トン以下の装甲艦でした。

それが、ドイッチュランド級装甲艦ですが、これは後ほど重巡に組み入れられたので今回の表には重巡に入れてあります。

もともと、条約を破棄した後の重巡洋艦を考えていたドイツは、1935年に英独海軍協定を締結し、大型の重巡洋艦を作り始めます。

それが「アドミラル・ヒッパー級」で基準排水量で14000トン、満載排水量は18000トンの大型重巡になり、世間には10000トンだよと公表しました。

これを人間の体重で言うと 体重80kgくらいの人が

「私の体重50kgなんだよね!」

って言っているようなもので「そんなの通用する訳ない!」と思うのですが結構世間の目は欺かれたのでした。


日露戦争当時なら戦艦三笠が常備排水量15300トンなので、戦艦で通用するサイズです。

日本の妙高型とかが10000トンの制限の中、11000トンくらいになったのって可愛いものだったんですね。
(二次改装後には13000トンくらいになってますが)

未完に終わりましたが、4番艦と5番艦は更に調子に乗って詐称の度合いが酷く・・・・・・


<ドイツ戦艦及び重巡の系譜>

ドイツ重巡及び戦艦の系譜



「アドミラル・ヒッパー級 重巡洋艦」

5隻の建造計画がありましたが、完成したのは3隻
長女の「アドミラル・ヒッパー」、次女の「ブリュッヒャー」、そして3女が我らが「プリンツ・オイゲン」、未完で終わりましたが、4女が「ザイドリッツ」、末の妹が「リユッツォウ」です。

ザイドリッツも建造途中で放置、途中空母への改装が決定されますが、物資の不足により途中で中止、最後は自沈。

この末娘更に可哀そうなのです

1940年に未完のままソ連に身売りに出されます。独ソ戦以前はドイツはソ連と条約を結んでいたし、実利になるということで水上艦を売りに出そうとされるのはあの「戦艦テルピッツ」でさえ真剣に検討されたくらいです。

この「リユッツォウ」はソ連に引き渡されたあと「ペトロパブロフスク」という名前に変更され、レニングラードで艤装工事が進められます。しかし、独ソ戦が開始、そのまま浮き砲台になります。
その後、→1944年 タリン→53年 ドニエプル→56年 PKZ-112と最後は記号になった挙句60年に未完のまま解体されてしまいました。


アドミラル・ヒッパー

Admiral_Hipper_.jpg
※Wikiより写真を転載 以下の写真も同じ

公称排水量:10,000トン、基準排水量:14,050トン、満載排水量:18,200トン
全長:202.8m、水線長:195.5m、全幅:21.3m、吃水:5.8m(基準)、7.7m(満載))
機関:ラ・モント式重油専焼高温高圧缶12基+ブローム・ウント・フォス式ギヤード・タービン3基3軸
最大出力:132,000hp、速力:32.5ノット、航続距離:20ノット/6,800海里
兵装;SKC/34 20.3cm(60口径)砲:連装4基8門、SKC/33 10.5cm(65口径)高角砲:連装6基12門、
37mm(83口径)機関砲:連装6基12門、20mm(65口径)機関砲:単装8基8門、
533mm水上魚雷発射管:3連装4基12門
航空兵装:Ar 196×3機、カタパルト1基

1945年キール港ドッグ内で空襲の為、大破着底

ブリュッヒャー

Kreuzer__Blücher

1940年4月の初の作戦、ヴェーザー演習作戦で要塞砲と魚雷で沈没。結構、不運の娘。(多分、艦これに実装されても運は一桁)


プリンツ・オイゲン


PrinzE.jpg

排水量:基準:15,000トン、満載:18,400トン
全長:212.5m、幅:21.8m、吃水:7.2m、
出力:136,000shp(98MW)
速力:33.5ノット(62.04km/h)
航続距離:7,200海里(20ノット時)
乗員:1,600名
兵装:20.3cm砲x8門、10.5cm砲x12門、37mm機関砲x12門、20mm機関砲x8門、533mm魚雷発射管x12門
搭載機:Ar 196x3機

上のアドミラル・ヒッパーと比較していただくと、上の姉妹と全長、幅もプリンの方が大きくなっています。
未完に終わりましたが、「ザイドリッツ」と「リユッツォウ」は満載排水量で19800トンまで大きくなっていました。


ご存知、戦艦ビスマルクとライン演習作戦に参加、ツェルベルス作戦で無事フランスからドーバー海峡を抜けて本国にたどり着く、大型艦艇で唯一終戦まで生き残った強運艦。

アメリカに折衝され、プリンツ・ユージンって発音になるんですね。
(そっか!オイゲンって英語名になるとユージンになるんだ (・_・D フムフム)

ビキニ環礁で例のクロスロード作戦に長門や酒匂、サラトガなどと強制参加させられ二度の爆撃にも耐えた後、クェゼリン環礁に運ばれてそこで沈没、現在に至る。浅瀬なのでお尻は水上に出ているらしい・・・・・・
(恥ずかしいよ~)

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tag : 艦娘,ドイツ重巡,アドミラル・ヒッパー,ザイドリッツ,プリンツ・オイゲン,,

2018/03/17 (Sat) 12:30
ビスマルク追撃戦(ライン演習)とドイツ戦艦のお話

ビスマルク追撃戦(ライン演習)とドイツ戦艦のコンセプトのお話



前回、ドイツ戦艦の系譜について簡単にまとめました。

ドイツ戦艦の系譜

ドイツ戦艦の系譜


ドイツ軍艦の代表といえば何といっても

「戦艦ビスマルク」!




戦艦ビスマルクと言えば、その最初で最期の出撃になる

「ライン演習作戦」



そこで戦艦ビスマルクは劇的な勝利!そして、絶望的な戦闘での沈没となるのです。

ビスマルクg
戦艦ビスマルク かっこいいーですよね。


ライン演習
※KKベストセラーズ 世界史人vol8 第二次世界大戦ヨーロッパ決戦大図解参照


<超ざっくり ライン演習作戦経緯>

太字のところだけを読めばざっくり経緯の説明になるかと思います。

1941年5月19日グディニア(当時はゴーテンハーフェンと呼ばれた、現在のポーランド国内の都市)出港、5月27日ビスマルク沈没
作戦の目的:通商破壊
ドイツ参加艦:戦艦ビスマルク、重巡洋艦プリンツ・オイゲン
イギリス参加艦(主な艦):戦艦プリンスオブウェールズ、戦艦フッド、重巡洋艦ノーフォーク、サーフォーク、空母ヴィクトリアス、空母アークロイヤル、戦艦キング・ジョージ五世、戦艦ロドネー、重巡ドーセットシャー、駆逐艦多数など

プリンツオイゲン
プリンツ・オイゲン 世界史人Vol9参照以下写真同じ

経緯

・5月18日 ゴーテンハーフェンをビスマルクとプリンツオイゲン出発
途中ノルウェーのベルゲンに立ち寄る
・アイスランドの北を大きく迂回し、デンマーク海峡に向かう。
・5月24日イギリス重巡サーフォークは両艦を発見。ストーカーの様に追尾する。特にサーフォークのレーダーは最新式で13カイリ先でも区別できるほど優秀だった。

<デンマーク海峡海戦>

・5月27日、戦艦フッド、プリンス・オブ・ウェールズと両艦は戦闘開始約20kmの距離を介して砲撃戦になる。
ビスマルク達にとってはT字有利!逆にイギリス戦艦にとってはT字不利になり前部砲塔しか使えない状況。

 ビスマルクの5斉射目で戦艦フッドの弾薬庫に命中!巨大な火柱とともに船体が真っ二つになって轟沈した!
 

戦艦フッド
戦艦フッド

又、ドイツ両艦によって甚大な被害を受けたプリンスオブウェールズは逃げ去る。

しかし、ビスマルクもこの戦闘でプリンスオブウェールズの砲弾3発を受ける。特にその1発は艦の腹を貫きボイラー2基を使用不能にし、燃料1000トンを使用不可にした。

プリンツ・オイゲンは任務継続、戦艦ビスマルクは単艦フランスへの帰路を目指す。

<ビスマルク追撃戦>

空母ヴィクトリアスから飛び立ったソードフィッシュが魚雷1発を命中させる。大した被害なし

途中、見失うが北アイルランドを飛び立ったカタリナ飛行艇が再発見。

北アフリカ方面からH部隊空母アークロイヤル、戦艦レナウンが出撃。

ビスマルクの足を止めるために出撃した空母アークロイヤルのソードフィッシュ隊の魚雷が不運にもビスマルクの舵を取り舵のまま固定させる。

速度を出せないまま北西に向かう。

一晩中寝かせない!イギリス第四駆逐隊の攻撃

イギリス第四駆逐隊の駆逐艦5隻が一晩中肉薄!大した戦果はなかったが、ビスマルクは一晩中の戦闘で寝る暇もない。

イギリス戦艦ロドネーとキング・ジョージ五世の砲撃でボコボコに!

5月27日朝、戦艦ロドネーとキング・ジョージ五世が補足、攻撃を開始する。
距離22キロで砲撃戦開始。ロドネーの砲弾1発が1番主砲アントンと2番主砲ブルーノの間に命中し、両砲塔とも使用不可に。
ついで3番主砲ツェーザルにキングジョージ五世の砲弾が直撃、貫通はしなかったものの使用不可。
最期にロドネーの砲弾が砲塔バーベット部分を貫通。弾薬庫に注水し使用不可に。

この戦闘で戦艦ロドネーは魚雷12発を発射。一発命中。

<戦艦ロドネーは大戦中戦艦同士の戦いで魚雷を命中させた唯一の戦艦という記録を作る>

計400発もの砲撃を浴びせられてボコボコに。


ビスマルクはキングストン弁を開いて自沈。最後はドーセットシャーの魚雷3発でとどめをさされました。

この戦いで個人的にいくつか興味深い点があります。

よく似ているドイツ艦

①同じような形でまとめたドイツ艦 

デンマーク海峡戦で当初、フッドとプリンス・オブ・ウェールズ(POW)は、当初、間違ってプリンツ・オイゲンを狙って打ちます。


これはドイツ戦艦、巡洋艦が結構形が似ている為の欺瞞効果がうまくいったと言えます。
同様の形態だと作りやすいというのもあったのかも知れません。
⇒ドイツ軍艦、特にビスマルク級、シャルンホルスト級、アドミラルヒッパー級はお互いを見間違える様に意図的に似せて造ったようです。

②ドイツ戦艦の砲撃コンセプト

ビスマルク級の砲撃コンセプト

ドイツ戦艦はその主戦場は霧が多く視界の悪い北海やバルト海になると考えられていました。

その為に主として近距離戦を想定し初速の速く、命中精度が高く、装甲貫通力に優れた高初速弾砲を用いていました。

それは、緒戦のフッド、POWとビスマルクの砲撃戦でいち早くフッドに命中させたことからも、砲撃戦が20km前後で始まっていることからも正しかったと言えるかも知れません。

日本のできるだけ遠くから砲撃するという特に大和の思想と異なっていますよね。
面白い点です。

でも、イギリスの戦艦キング・ジョージ五世はレーダー射撃も行っており、すでに視界がすべてでは無くなってきていました。

③戦艦装甲の違い

装甲配置イギリスドイツ比較

従来の海戦では砲弾が艦の側面しか当たらなかったので、ビスマルクは水上の装甲は強固にしていました。
従って、近距離での砲撃戦ではかなりの防御力を持っていたと言えます。

しかし、大砲の射程が長距離化すると水面下の装甲も重要になってきました。
同時に上方からの砲撃も多くなってきます。
その部分には不安が残る構造でした。

すなわち遠距離での砲撃による防御性はやや劣るものでした。

バイタルパート(重要防御区画)が装甲の上に一部ありますし、軽量化を意図してか水平甲板装甲も薄くなっています。
こういったことが、主砲がいち早く使用不可になった理由に繋がっているのかも知れません。

対してキング・ジョージ五世の装甲は、バイタルパートも装甲で覆っていました。

しかし、イギリス戦艦が一様に優れていた訳ではありません。

巡洋戦艦フッドはビスマルク以前の最大の戦艦で世界一周するほどのイギリス戦艦の顔(だからフッドを沈めたビスマルクをイギリスは許せなかった)だったものの、例え改修をしていてもユトランド以来の巡洋戦艦の装甲の弱さがもろに出ての爆沈でした。

最期に主砲に関しては、ビスマルクの主砲が38cm砲。
ロドネーはビッグセブンのひとりだけあって、40.6cm砲、ロンドン条約の縛りを受けているキング・ジョージ五世とその2番艦POWは36cm砲になります。

ビスマルクがちゃんと動ければ最後の海戦もここまで一方的にならなかったかも知れませんが、そもそも舵がやられなければフランスに逃げ切ることができたかも知れません。

てなことで今回はここまでです。

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tag : 戦艦ビスマルク,ライン演習,戦艦フッド,ドイツ戦艦,,

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