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GAKUTEN

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●艦これをきっかけに艦船プラモデルに戻ってきたいわゆる出戻り提督モデラーです。
 ・・プラモを始めたのは15年の年末ごろ。艦これは2か月程先行。
 ・・しかし、以前はウオーターラインシリーズを集めきっていたくらい艦船好き。
 ・・当時は戦車、飛行機、ガンプラと幅広く手掛けていたらしい記憶がわずかに。
●船だけが今復活したのは、その後も船はなぜか好きだったから。フォローはしていた。
 ・・現用艦もいけますが、太平洋戦争の船が特に好き!
●プラモデルの他に動物(主に猫)、読書、テニスが好きです。
●プラモデルの作成方針は、それぞれの船の特徴をピックアップし、自分なりのこだわりを持ちながらもスピードを意識した組み立てです。
●基本、週末の建造ですが忙しい時期には遅れがちなことも・・・
●提督モデラーの方々や最近始めた方の参考に少しでもなれば幸いです。
●艦船に歴史あり、感動的な話もあります。歴史的な話も含めて主観に基づいて書いていきます。
●コメント大歓迎。気軽にお願いします。

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2017/06/17 (Sat) 12:00
We take them ! 戦艦大和、沖縄水上決戦!

We take them ! 戦艦大和、沖縄水上決戦!



yamato gazou


以前、戦艦大和には太平洋戦争中に5回程、水上戦の可能性があったのではという話をしました。

戦艦大和幻の出撃戦(第三次ソロモン海戦)

最期の水上決戦の機会は、昭和20年4月7日第一遊撃部隊すなわち戦艦大和及び軽巡矢矧率いる第二水雷戦隊の沖縄水上特攻の際にありました。

戦艦大和率いる第一遊撃部隊が呉港を出発したのを日本近海に展開している米潜水艦17隻の1隻が発見しました。

アメリカ第五艦隊司令長官スプールアンス大将の手元には戦艦大和を仕留めるのに2枚のカードがありました。
●ひとつは空母機動部隊の第58任務部隊(TF58)
●もう一つは上陸支援の為の(旧式)戦艦部隊の第54任務部隊(TF54)です。

ご存知の通り、戦艦大和はミッチャー中将率いるTF58の航空機部隊によって沈められた訳ですが、ここでは別のことが起こったと仮定してみましょう。
(尚、手元のわずかな資料と記憶に頼った記述なのと、あくまでも専門家でない考証大雑把な、お遊びで読み飛ばすくらいのお話です)

原因となる状況はいくつか考えられます。

吉田俊雄氏の著「特攻戦艦大和」にもありますが、戦艦大和の率いる第一遊撃部隊は出発時間、航路まで決められていました。
敵飛行機が跋扈する中、白昼堂々と海路を進むことになっていました。
(狙ってくれって言ってるようなものなの!Byイク談)

囮部隊の様に使われた戦艦大和率いる第一遊撃部隊ですが、沖縄が天候不順になる時期を狙い出発を後らせ、(潜水艦の雷撃が怖いですが)航空攻撃が行えない夜間航行を中心に沖縄近海まで迫る行動を取ればあるいは沖縄近海まで近づくことが出来たかもしれません。

事実、翌日の4月8日から沖縄近海は時化だったといいます。

天候不順で航空機が使えないと判断したスプールアンス大将はミッチャー中将に対し「We take them!」と返事をしたとしましょう!
しかも、戦艦部隊で大和を仕留められなかった場合は天候回復を待って機動部隊でとどめを刺すはずです。

※史実ではミッチャー中将が完全に準備を終えて、スプールアンスにどちらがやりますか?と問います。
スプールアンス大将はもっとも短い命令文と言われる「You take them!」と返事をします。


それでは沖縄沖海戦開始です!


そこで、氏の話の通り、夜間を中心に航行しかも、沖縄近海の天候の悪くなる翌日4月8日に出発したと仮定しましょう。

ちなみにざっと見ると、鹿児島~沖縄間は約650km、25ノット(約46km/h)直線で航行すると14時間で沖縄本島まで着けます。

現在の時刻になりますが、鹿児島市の4月8日の日の入りが1842。沖縄那覇市の日の出が0613で約12時間。
確かにうまくすれば、かなり沖縄に近づくことができそうです。(実際には対潜航行の為の之字運動(ジグザグ航行)などもしなければいけないので相当遅れると思いますが・・・)

沖縄周辺地図m


<第54任務部隊>

第54任務部隊は戦艦10隻、重巡洋艦9隻、軽巡洋艦4隻、駆逐艦25隻、護衛駆逐艦8隻の大部隊です。
しかし、その役割は沖縄上陸を支援するための艦隊で艦砲射撃を主な任務にしていました。

スプールアンス大将は実際に当初、TF54に大和の迎撃をさせるつもりでした。
これは沖縄戦で必要なTF58を残し、艦砲射撃の手があいたTF54を有効に使う為の合理的な判断でした。

しかし、東郷平八郎を尊敬するスプールアンス大将です。
よく言われる様なシーマンシップという要素もあった様な気は個人的にはしています。

この内、戦艦6隻、重巡洋艦7隻、駆逐艦21隻を第一遊撃部隊迎撃部隊に当たらせました!
選抜された6隻の戦艦の乗組員は大歓声を上げたらしいです。

戦艦6隻の内訳です。

●ニューメキシコ級戦艦
35.6cm三連装砲(50口径)×4基、21ノット

1番艦 「戦艦ニューメキシコ」
3番艦 「戦艦アイダホ」

●テネシー級
35.6cm三連装砲(50口径)×4基、21ノット

1番艦「戦艦テネシー」

戦艦テネシー

●コロラド級戦艦
40.6cm連装砲(45口径)×4基、21ノット

1番艦「戦艦コロラド」

戦艦コロラド

2番艦「戦艦メリーランド」

4番艦「戦艦ウェストバージニア」

戦艦ウエストバージニア

旧式戦艦と言われますが、このコロラド級の三隻(3番艦ワシントンはワシントン軍縮条約で廃艦)は、日本の戦艦長門、陸奥、イギリスの戦艦ネルソン、ロドネイで世界でたった7隻のみ40cm砲を装備する「世界のビッグ7」と言われていました。

又、テネシー級2隻、コロラド級3隻はアメリカの強力な戦艦5隻ということで「ビッグ5」と呼ばれていました。

これらの多くは真珠湾で沈んだ戦艦です。
しかし、特に戦艦テネシーや戦艦ウェストバージニアは大改装を行い、防御力、設備等を最新のものに置き換え強力な戦艦となって復活しています。

特筆すべきは射撃管制レーダーで他の改装艦がMk3のままに対し、Mk8と最新式のものを装備し、Mk8搭載艦はスリガオ海峡夜戦に対しては有効な砲撃を行ったと言われています。

(※アメリカはコロラド級以後もサウスダコタ級、アイオワ級と次々に完成させています。
航空戦力のみではなく、戦艦の戦力を比較してもアメリカとの国力の差は隔絶したものでした)

<第一遊撃部隊抜描!>

佐世保を出発した戦艦大和率いる第一遊撃部隊は一旦、米潜水艦に発見されるものの、駆逐艦の牽制により、見失った。
再び、発見されたのは8日の日の出前 0330だった。

モートン・デヨ少将率いるTF54は沖縄沖で第一遊撃部隊を待ち受けていた!
デヨ少将の乗艦は、予てから常用している戦艦テネシー。

デヨ少将は、戦艦を中心とする水上打撃部隊(一部の重巡と駆逐艦も配属)と、重巡と駆逐艦で構成する遊撃部隊に分けていた。
水上打撃部隊で頭を押さえ、T字有利を構成しつつ、遊撃部隊で撹乱、最終的には魚雷でとどめを刺す公算だった。

<発見>

天候不順の為、アメリカのレーダーが発見したのが、距離2万m。

やはり、発見したのは米海軍でも優れたレーダーMk8を装備する、戦艦テネシーとウエストバージニアだった。

わずかに遅れる形で戦艦大和においてもレーダーが捉えた!そして砲撃準備開始

IMG_20170616_212046.jpg

距離2万だと、35.6cm砲でも有効射撃距離になる。
両者ともに砲撃を開始するも、悪天候の中、レーダー射撃も精度は出ず、当初はお互いに有効な打撃はなかった。

しかし、大和の第5斉射は、戦艦メリーランドを直撃し、装甲をぶち破って爆発。大破炎上した!
集中防御方式を採用しており、優れた防御能力の高いコロラド級戦艦であったが、真珠湾で被害が比較的軽微だったことが災いし、テネシーやウエストバージニアほどの大改装をしていなかったことがアダになった。

又、大和の46cm砲は、長門やコロラド級の40cm砲の1.6倍の威力を持つ。
その破壊力は彼らの予想を上回った。
(大和の46cm砲は帝国海軍の諸提督にさえ機密で40cm砲と伝えられていた。)

大和沖縄戦被砲撃

戦艦メリーランドは傾斜、火災はひどくコントロール不能の様に見えた。
しかし、残る戦艦5隻の主砲の砲門数は合計60門、それに対する大和の主砲砲門数は9門と多勢に無勢で次第に米戦艦の夾叉が増えてきた!

そして、艦後部甲板についに直撃弾、被害はそれほど重大ではなかったが火災が発生!


大和中破!?g

そして、第一副砲横に二番目の直撃弾を喰らった。
副砲は稼働を停止し、弾薬室には誘爆を避ける為に注水を行ったのだった。

ここに至って、TF54の遊撃部隊も側面から接近、軽巡矢矧率いる第二水雷戦隊は、第41駆逐隊の冬月、涼月を残して、「我突入セントス」と第17駆逐隊、浜風、雪風及び第21駆逐隊、朝霜、霞、初霜を引き連れて米重巡遊撃部隊の迎撃に向かった。
(以後の連絡を取れず)

<戦艦大和大破炎上す>

大和炎上

その後はお互いの距離が1万m強となる。そして、有効な直撃弾を雨あられの様に浴びた。
戦艦大和の重装甲はそれでもバイタルエリアの保持が出来ていたが、電力の供給は部分的に遮断され、有効な砲撃は次第にできなくなった。

そして、最後は力尽き、速度が低下した後、米駆逐艦部隊により、左舷に魚雷10数発を叩きこまれ、転覆。沖縄沖に没した。

<戦いの後>

第二水雷戦隊は、駆逐艦初霜、冬月、涼月が満身創痍の状態ながら生き残りました。特に涼月は佐世保のドッグにたどり着きドッグ内で着底するくらいひどい有り様だった。
駆逐艦雪風はこの時もほぼ無傷で生還。その奇跡の幸運ぶりを発揮しました。

米艦隊は戦艦メリーランドが大破炎上の上、自沈処分。
第二水雷戦隊は重巡1隻、駆逐艦2隻を沈没せしめたとの報告だった。(実際には駆逐艦1隻)



もし米第54任務部隊との水上決戦がかなっても結果的には戦艦大和は沖縄にたどり着けなかったことでしょう。

しかし、ビスマルク追撃戦に比する水上戦、そして日本帝国連合艦隊の最後として後の世に残すことが出来たかも知れません。

<終わり>


ちなみに先ほどの写真は フジミ製 「艦next 戦艦大和」を水上仕様に作成し、100円ショップで購入した綿や小麦粉で簡単に装飾、光っている部分は釣りで使うLEDを仕込んだものです。

結構時間もかからずに作ることができます。(普段は。今回は多少凝ったので2時間くらいかかりました)
 ↓
艦NEXT 戦艦大和建造の記録

つたない文章をここまで読んでいただいた方がいましたら、ありがとうございました!


<P.S>

ツイッターのフォロワーの方々がもしみていたら、昨日は、ツイッター上での艦これの大型艦建造の応援ありがとうございました!

6月17日今朝の時点で計70通以上の応援とリプいただきました!
重ねて感謝いたします(^^♪。

こんな楽しい大型艦建造はありませんでした。
うちの大和もこんなに祝福をもらって幸せ者ですな。

しかし、大型艦建造宣言をして、8時間の建造時間が表示され、しかも大和が当たると言う劇的な幕引きでした。

その興奮のまま、この様なお話を一気に書き上げてしまいました。

ビジネス文章しか普段書かない私が(それも最近はさぼり気味)今朝の2-3時間ほどで一気に書き上げたので相当な駄文だと思いますが、単なる趣味文としてご容赦を。

何のこっちゃと思われる方は、ツイッターに乗せた写真をブログで有効利用したかったものとご理解下さい!

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tag : 艦船プラモデル,歴史if,フジミ,艦NEXT,戦艦大和,沖縄水上特攻,,

2017/05/27 (Sat) 12:00
戦艦大和 幻の出撃 第三次ソロモン海戦編

戦艦大和 幻の出撃 第三次ソロモン海戦編


太平洋戦争は水上艦同士の戦いから大きく航空機決戦に時代が動いた時でした。

「艦これ」でも、当初は、箱入り娘として扱われていた戦艦大和ですが、12話のMI作戦や劇場版のアイアンボトムサウンドでは次第に活躍の機会を得ることが出来ています。(アニメの話ですけどね)

大和ナズナ
※イズナさんのイラスト 素晴らしいです!

史実の戦艦大和は「出し惜しみ」「温存」などの理由により十分な活用がなされませんでした。

もしこの場面で出撃していたら?

戦艦大和の活躍の場はあったのでは?
 ヾ(o´∀`o)ノ

今、1/700 艦NEXT 戦艦大和を作っているこの機会にちょっと考えてみたりしました。
 ↓
フジミ 艦NEXT戦艦大和建造日誌

戦艦大和にも水上戦での活躍のチャンスは5度ほどありました。

歴史if的な感じですが、そんなシーンをピックアップするとこんな感じ?
(Ⅰ) 第三次ソロモン海戦
(Ⅱ) 渾作戦(第三次ビアク島輸送作戦)
(Ⅲ) マリアナ沖海戦
(Ⅳ) レイテ沖海戦(サマール沖海戦のあとでの米戦艦との遭遇)
(Ⅴ) 沖縄特攻

(Ⅱ)と(Ⅲ)は歴史ifとしても少し無理があるかなと思いますが、(Ⅰ)、(Ⅳ)、(Ⅴ)なんてのはあり得た話かなと思います。

今回は、(Ⅰ)のソロモン海戦。
まあ、お遊びということで、お暇があればお付き合い下さい。


(Ⅰ) 第三次ソロモン海戦及びヘンダーソン飛行場砲撃


艦これ劇場版のアイアンボトムサウンドを戦史を交えながら解説を行っています。
ここで、第三次ソロモン海戦について、記述しているので時間があればご覧を!
 ↓
劇場版艦これ アイアンボトムサウンドにおける激戦を戦史を交えて解説!


時期としては昭和17年11月12日から14日にかけて。


米軍のガダルカナル上陸作戦「ウオッチタワー」が敢行され、ガダルカナル島は米軍の占領下に。
滑走路も確保して制空権を確保されています。

このガダルカナル島を巡って、ソロモン海戦が第一次、第二次、南太平洋海戦と攻防がありました。

お互いの空母が損傷し、あるいは沈み消耗戦が続く中、空母の一時的な空白ができました。

ガダルカナル島は日本軍にとっても戦略的に非常に重要な拠点で同島のヘンダーソン飛行場が健在では輸送任務も不可能。
以前行った、戦艦金剛、戦艦榛名によるヘンダーソン飛行場への艦砲射撃は成功。

もう一度、戦艦比叡、戦艦霧島によって艦砲射撃を行うべく出撃したのが第三次ソロモン海戦でした。史実ではこの海戦で比叡、霧島は大破し自沈を余儀なくされました。


この作戦!山本五十六長官は自ら戦艦大和で出撃する意思を表明しています。

燃料不足やなんやらという理由で結局出撃はなかったわけですが、出撃していれば戦艦大和も艦隊決戦の機会があったのにと・・・


この場合、日本の戦艦は戦艦比叡と戦艦霧島の出撃ではなく、当時トラック泊地にて待機していた戦艦大和と戦艦陸奥が出撃したと仮定してみましょう。

さて、この時に相対したアメリカ戦艦は2隻。

<”艦隊の疫病神” 戦艦サウスダコタ> 


インディアナ
※写真はサウスダコタ級2番艦 戦艦インディアナ

戦艦サウスダコタ

基準排水量 3万7970トン
満載排水量 4万4374トン
全長      207m
全幅      33m
速力      27.8ノット
主砲      40.6cm(45口径) 3連装×3基
副砲      12.7cm 連装両用砲 8-10基

この戦艦サウスダコタは、まあ恐らく練度不足が原因なんでしょうか?パナマ運河を通過して太平洋艦隊に着任後、暗礁に乗り上げ船体に重大な損傷を受けたり、空母エンタープライズの護衛をしている時に衝突しかけたり(ビッグEが躱して大惨事を免れたが)、その4日後今度は駆逐艦マハンに衝突し、マハンの艦首を曲げ火災を起こしたりと、まあドジっ娘と言うにもひどい有りさまでした。

第三次ソロモン海戦でも「駆逐艦綾波」と「駆逐艦浦風」が大活躍し、全電源を遮断、サーチライトを浴び、霧島の砲撃により航行不能に陥りました。

(この戦艦サウスダコタは、復帰後も問題娘ぶりを発揮した為、末妹のアラバマと一緒に大西洋艦隊に回されました。のち、太平洋に戻ってきています。)

駆逐艦綾波
綾波改2
「はい!大丈夫ですよ!」

<歴史if  決戦!第三次ソロモン海戦>


もし、ここに戦艦陸奥と戦艦大和がいれば、戦艦サウスダコタの装甲は40.6cm砲にまで対応でき、金剛型の35.6㎝砲では十分な損害を与えられなかったものの(特にこの時霧島は3式弾を装備していた)、大和の46cm砲の前には大破は免れなかったものと思われます。

駆逐艦綾波や浦風が肉薄し、夜戦は混乱の状況になりました!

そして、駆逐艦隊は果敢にもサーチライトで戦艦サウスダコタを照らし出します!

対40㎝砲の安全圏のはるか内側での砲撃で初弾から至近弾を与え、2度目の斉射では命中弾を浴びせました。サウスダコタの装甲も91式徹甲弾では持ちません。数度の斉射で艦橋も破壊され、大破炎上。水中弾になった徹甲弾の損害が決め手となって沈没しました。


さて、残るは戦艦ワシントンです!



ノースカロライナ
※写真はノースカロライナ級1番艦戦艦ノースカロライナ

軍縮条約明けを見越して建造された新世代戦艦!ノースカロライナ級戦艦

戦艦ワシントン(戦艦ノースカロライナ級2番艦)新造時

基準排水量 3万7487トン
満載排水量 4万2330トン
全長      222.1m
全幅      33m
速力      28ノット
主砲      40.6cm(45口径) 3連装×3基
副砲      12.7cm 連装両用砲 10基


実際の戦史では、後方にいた無傷の戦艦ワシントンが戦艦霧島にレーダー射撃で命中弾を浴びせ、装甲の薄い霧島はわずか7分で大破状態に陥りました。

ここでは、戦艦陸奥と戦艦大和が対峙したとしましょう。

ワシントン乗艦の提督はレーダー射撃の専門家リー少将。レーダー技術に優れた米軍でしたが、まだそこまで精度がでなかった中、戦艦ワシントンは探照灯を点けることなく、距離8000mで40.6cm砲を戦艦陸奥に浴びせます。

丁度横腹を向けた格好になった日本海軍きっての不幸艦陸奥(運6)は、第三砲塔に直撃弾を浴び、当たり所が悪く中破!火災発生の上、戦列から外れました。(戦艦陸奥ファンの方すいません!)

獅子奮迅の戦いの中、米駆逐艦2隻を沈め、サウスダコタにも損傷を与えた駆逐艦綾波はすでに力尽き撃沈されたものの、夜戦バカ 川内の率いる第3水雷戦隊は健在!肉薄しサーチライトを浴びせます!


そしてついに戦艦大和の砲弾が戦艦ワシントンを捉えます!



大和の46㎝砲の威力は凄まじく、コロラド級より改善されたとはいえ、40.6cm砲に対してやや不十分だったワシントンの装甲では10000mを切った近距離での大和の九一式徹甲弾による砲撃を防ぐことは出来ませんでした。

貫通能力が高いゆえにサマール沖海戦では護衛空母にあたっても突き抜けてしまう砲弾でしたが、戦艦にはかえって有効でした。

米戦艦ワシントンは大破炎上しましたが、米艦屈指の浸水防御に優れ、ダメコン能力の高い同艦は沈むことなく、何とか持ちこたえていました。

しかし、そこへ第三水雷戦隊が最大戦速35ノットで肉薄し、次発装填済みの61cm魚雷を叩き込みます。
大和の砲撃で速力も低下していたワシントンは躱せず、魚雷数発を右舷に受け、右側のみの浸水により翌朝には転覆し沈没しました。


第三次ソロモン海戦if舞台r


艦砲射撃・揚陸も無事完了!


重巡鳥海と衣笠を擁する第八艦隊は艦砲射撃に参加するために、大和本体に合流しました。

ベトナム戦争などでも行われた様に戦艦による艦砲射撃の破壊力は凄まじいものがあります。

その後行われたヘンダーソン飛行場への大和艦隊の艦砲射撃の破壊力は凄まじく、対砲撃陣地を築いていない飛行場や周辺施設への破壊力は甚大であったと考えられます。

輸送船団も無事、ガ島に到着。揚陸作業中に空襲を受けることもなく、無事乗員と物資を揚陸することが出来ました。


戦艦陸奥はなんとか自力航行が可能でした。損害のあった第3水雷戦隊に伴われて帰還します。
ヘンダーソン飛行場を叩いたことで、比叡の様に空襲を受けることなく航行できたのが幸いでした。




ちょうど、光人社NF文庫の「新説 ミッドウェー海戦 (海自潜水艦は米軍とこのように戦う)」中村秀樹氏著を読んだ後だっただけに、著者お勧めの歴史ifで遊んでみました。

日本海軍に一方的に都合のいい展開になってしまうのが素人なんでしょうね。
でも案外愉しいものでした。
(お粗末さまでした。そしてお付き合いいただいた方はありがとうございました (。-_-。))


※あまり歴史改変小説は(以前はともかく最近は)読まないのですが、この小説は愉しく読まさせていただきました。
現代の潜水艦がミッドウェー海戦に紛れ込んだら、1隻でもバランスを崩す兵器になったのでしょうね。


実際には金剛型以外の戦艦にこの様な活躍はなかっただけに、艦これの世界では戦艦を空母同様に活躍させることができるのも楽しい理由かも知れません。

後だしの意見になりますが、真にガダルカナル島が重要な拠点だったら、出し惜しみせずに全戦艦戦力を叩きこむべきだったのでしょうね。

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tag : 艦娘,艦これ,戦艦大和,歴史if,第三次ソロモン海戦,戦艦サウスダコタ,戦艦ワシントン,

2017/01/15 (Sun) 12:00
「劇場版 艦これ」における作戦徹底解説 第五弾(アイアンボトムサウンド突入編)

「劇場版 艦これ」のアイアンボトムサウンド(鉄底海峡)における作戦詳報を史実を交えて徹底解説 第五弾 突入編

全五回に渡って続けてまいりました「劇場版 艦これ」徹底解説シリーズですが、前回までにソロモン海北方における機動部隊の陽動作戦(史実:南太平洋海戦)について解説しました。

最後の突入編では、残る主力である第二艦隊のアイアンボトムサウンド(鉄底海峡)最深部突入について史実を交えて解説を行います。

全体の作戦海域が広いのでおさらいになります。

南方作戦ルート図

第一艦隊と第三艦隊の機動部隊がソロモン海北方で敵大規模機動部隊を陽動します。

詳細はこちら
 ↓
「劇場版 艦これ」戦史も交えて徹底解説!

ショートランド泊地の北側には長門さんたちが最終防衛ラインを作っていました。

最終防衛ライン編成

第四艦隊編成

複縦陣編成です。

そして、水上打撃部隊で構成している第二艦隊がアイアンボトムサウンドに突入し攻略を行います。

<第二艦隊 編成>


第二艦隊 水上打撃部隊

第二艦隊編成

むうう・・・すいません。(;д;)
私の鎮守府には大和がないんです・・・。そもそも、非常に資源の消費される大型艦建造は盆暮れ正月くらいの年に数回しかしないのですが、この正月に行った大型艦建造でありがたいことに戦艦武蔵と潜水艦の伊号401が出てくれました。

大和狙いだったのですが、武蔵が出てくれただけで十分運の良さがあったと思います。
しかし、大和がいない...
そこで、この記事を書くのにあたって、一回大型艦建造を行いました。

結果・・・・
4時間半の建造時間なので、赤城か伊勢か日向。またしても外れました。
・・・・・日向でした。

てなわけで武蔵→大和と置き換えて見て下さい。

艦娘大和艦娘

第二艦隊 護衛部隊

第二艦隊随伴部隊

主力部隊に駆逐艦の仲良しトリオ 吹雪、夕立、睦月がいますね。吹雪はこの物語の主人公です。

陣形は連合艦隊 第四警戒航行序列(単縦陣の連合艦隊版)

第四警戒航行序列

この形で突入します!
見ての通り、艦隊旗艦は戦艦比叡!


<海戦経過図>

突入作戦図


しかし、戦艦比叡も戦艦霧島も傷つきます!そして、駆逐艦夕立は獅子奮迅の戦い!

この艦隊編成!そして、比叡や霧島が傷つき、駆逐艦夕立が獅子奮迅の戦い!と聞いて、史実に詳しい方は気づくと思います!

そうです!第三次ソロモン海戦です!

私も映画を鑑賞しながら、第三次ソロモン海戦をモチーフにしているな・・・。
とそのつもりで見ておりました。

<史実における第三次ソロモン海戦とは・・・>

<作戦目的>
戦略的に非常に重要なガダルカナル島奪還に、同島にある米軍のヘンダーソン飛行場は非常に目障りな存在だった。
制空権を奪われた状態のままだと同島で戦っている陸軍の補給や補充もままならない状況だからである。
(昭和17年)10月に行った金剛、榛名のヘンダーソン飛行場砲撃は成功を見せた。

戦艦金剛たちによるヘンダーソン飛行場砲撃に関してはこちら
 ↓
「劇場版 艦これ」における金剛・榛名のヘンダーソン飛行場砲撃

しかし、米軍の圧倒的な復帰能力に瞬く間に空港は使用可能な状態になった。
帝国海軍はその後も重巡洋艦等による艦砲射撃を行ったものの十分な効果がなかった為、再度戦艦による砲撃を行うことになった。
これより飛行場を使用不能にし米軍の航空能力を削ぎ、陸軍による同島の確保を援助することが目的であった。

<時期>
2回に渡る夜戦が行われた。

第一夜戦
昭和17年11月12日~13日
第二夜戦
昭和17年11月14日

前述の南太平洋海戦(10月26日)の後。

<編成>

●第一夜戦

帝国海軍
挺身攻撃隊
・戦艦比叡(旗艦)、戦艦霧島
・軽巡長良
・第十六駆逐隊:天津風、雪風
・第二駆逐隊:村雨、五月雨、夕立、春雨
・第六駆逐隊:暁、雷、電
他駆逐艦多数

例によって、赤字が「劇場版 艦これ」のこの部隊出撃メンバーです。

米軍
支援艦隊
・重巡洋艦サンフランシスコ、ポートランド
・軽巡洋艦ヘレナ、ジュノー、アトランタ
他駆逐艦多数

●第二夜戦

帝国海軍
前進部隊
・戦艦霧島
・重巡洋艦愛宕、高雄
・軽巡洋艦長良、川内
・駆逐艦綾波、雷、他6隻

外南洋部隊
・重巡洋艦鳥海、衣笠
・軽巡洋艦五十鈴、
・駆逐艦朝潮

支援隊
・重巡洋艦鈴谷、摩耶
・軽巡洋艦天竜
他駆逐艦3隻

米軍
第64任務部隊
・戦艦ワシントン、サウスダコタ
駆逐艦4隻

<海戦の経緯>

<第三次ソロモン海戦 第一夜>

第三次ソロモン海戦舞台第一夜m

(経過)
月もない真っ暗闇の中での遭遇戦になりました。機銃さえ有効な至近距離での打ち合いで、単艦同士の決闘状態で同士討ちも起こるほど。探照灯を点けた比叡に攻撃が集中し上部構造物はめちゃくちゃに!相手は重巡だったが、速射砲だったために射撃指揮も操艦も行えなくなりました。

致命的だったのは操舵機械室への一撃でこのために舵が効かなくなった。
その為、空襲により比叡は自沈せざる負えなくなった。

この戦闘で単艦で突撃で米艦隊を大混乱にした夕立はまさにバーサーカー状態。しかし、両側から砲撃を受け大破炎上の上、放棄せざる負えなくなりました。

まさにまれに見る大混戦で、米艦隊でも無傷なのは駆逐艦フレッシャー一隻のみでした。

損害
帝国海軍
沈没:戦艦比叡、駆逐艦夕立、暁
小破:天津風、雷

米軍
沈没:軽巡アトランタ、ジュノー、駆逐艦×4
大破:重巡サンフランシスコ、ポートランド、駆逐艦×1
中破:駆逐艦×1
小破:軽巡ヘレナ、駆逐艦×1

<第三次ソロモン海戦 第二夜>

第三次ソロモン海戦第二夜経過図m

(経過)
この日も月のない夜でした。先に発見したのは米軍のリー部隊、砲撃を開始、川内を旗艦とする第三水雷戦隊は直ちに反撃、単艦で突入した駆逐艦綾波が、米駆逐艦ベンサムとウォークを沈めます。
続いて軽巡長良を旗艦とする第10水雷戦隊が突入。駆逐艦プレストンを撃沈し、グウィンを撃破しました。

駆逐艦隊は撃破されましたが、米戦艦二隻は無傷。
サウスダコタを発見し砲撃戦になりました。
霧島の砲撃はサウスダコタの上部構造物を破壊するも、艦砲射撃用に砲弾は三式弾だった為に厚い装甲を持つサウスダコタに致命傷を与えることが出来ませんでした。

そして、後方にいたワシントンが砲撃戦に参加、探照灯なしのレーダー射撃のみで霧島に40cm砲の有効弾を浴びせます。
わずか7分で戦闘不能になった霧島は放棄され翌日に沈没しました。

損害
帝国海軍
沈没:戦艦霧島、駆逐艦綾波
小破:重巡愛宕、高雄

米軍
沈没:駆逐艦ウォーク、プレストン
大破:駆逐艦ベンサム
中破:戦艦サウスダコタ、駆逐艦グウィン

<作戦結果>

二度にわたる攻撃で空港砲撃も実施できず、日本海軍は戦艦二隻を失った。
輸送船4隻はガダルカナル島に兵員2000名を上陸させたが、空襲で食料などは失われた。
輸送手段もその後の駆逐艦による鼠輸送のみになり、兵員ばかり増えたガダルカナル島はやがて、飢餓が蔓延し餓島と呼ばれるようになった。

「艦これ 劇場版」解説に戻ります!

戦史通り、比叡と霧島が損害を受け、部隊は2部隊に再編します。

引き返す回航部隊と突入部隊です。

回航部隊

再編第二艦隊回航部隊編成

戦史的にはこの第三次ソロモン海戦で沈んだ船が三隻含まれてます。

突入部隊

再編第二艦隊突入部隊編成

仲良し駆逐艦3艦娘が残りました。
(戦史ではこの時点で三隻とも沈んでるんですよね(;д;))

しつこいですが、私の鎮守府に大和がないので武蔵が代役になっています。

大和映画小

そして、大和は盾になって傷つきながらも最後は吹雪が突入。
変色海域の影響を受けない吹雪には秘密が・・・・


吹雪に何があったのか?m

ここで大事な歴史ifが・・・

実は第三次ソロモン海戦には山本長官が戦艦大和で自ら赴くという案と言うか山本長官はそう言ってたんですね。

戦艦大和が第三次ソロモン海戦に参加していたら・・・
夜戦なのでワシントンのレーダー射撃が有効だったのは違いがありませんが、一方的に撃たれると言うこともなかったのでは・・・。
(第二夜戦で米軍を指揮したリー少将はレーダー射撃の専門家でもありました)

大和ホテルと揶揄されて置物になることもなかったと思えてしょうがありません。
艦娘の大和もそんな寂しさを持っていますよね。


いやー。この「劇場版 艦これ」の解説今日で終わらせようと書き始めたら3時間以上優にかかりました。
2回に分ければ良かったかな~。

間違い箇所があれば、修正します。

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2017/01/14 (Sat) 12:00
「劇場版 艦これ」の作戦徹底解説 第四弾(南方海域全力出撃編)

「劇場版 艦これ」のアイアンボトムサウンド(鉄底海峡)における作戦詳報を史実を交えて徹底解説 第四弾 南方海域全力出撃 囮機動部隊編


前回まで3回に分けて送ってきた「劇場版 艦これ」の作戦内容を部隊構成、陣形、作戦経路などの紹介、及び史実との比較ですが、その第四段になります。

今回初めて読む方は、注意!「劇場版 艦これ」の作戦については、ネタバレ要素がありますが、ストーリー上についてはネタバレ要素はあまりありません。

<前回までのあらすじ>

アイアンボトムサウンド(鉄底海峡)における異常が発見され、そこから広がっている変色海域には艤装などを劣化させる影響が分かりました。

一方、南方から大規模機動応援部隊が、アイアンボトムサウンドに向けて進行しており、この部隊が到着すると目標とするアイアンボトムサウンド(鉄底海峡)の攻略がかなり困難になります。

前回までの記事はこちら
 ↓
劇場版艦これを歴史if要素を絡めながら解説

そこで、長門の姉さんは大規模な陽動作戦を交えた攻略作戦を立案し実行します!

アイアンボトムサウンドに何が起きているm

どうやら作戦部隊を見ると3つの部隊に分けています。

①囮機動部隊
 第一艦隊・・・空母機動部隊(連合艦隊:12隻編成)
 第三艦隊・・・空母機動部隊(連合艦隊:12隻編成)

②突入部隊
 第二艦隊・・・水上打撃部隊(連合艦隊:12隻編成)

③最終ライン防衛部隊
 第四艦隊・・・通常編成による艦隊(6隻編成)

※艦これをご存知でない方で興味を持っていただいた方への補足説明
 ・艦これでは通常6隻による編成になります。
 ・イベント時には通常艦隊に加え、2つの艦隊を同時出撃させる連合艦隊を編成(12隻)することが出来ます。
 ・連合艦隊はその構成によって3種類に分かれる。
  水上打撃部隊(戦艦が中心の打撃部隊及び護衛部隊)
  空母機動部隊(空母が中心の機動部隊及び護衛部隊)
  輸送護衛部隊(軽巡・駆逐などを中心とした輸送部隊と警戒部隊)※大型艦艇は一部を除き組み込めない。

今回は、囮機動部隊の2艦隊について説明します。

尚、囮機動部隊と言う名称が嫌いなので(それに正確にはおとりでないので)以後陽動部隊とさせていただきます。
(レイテでの小沢艦隊や第二次ソロモンでの空母龍驤による支援艦隊は囮艦隊。前者も後者も十分な飛行機がなく、正に囮にするための部隊)

<第一艦隊の艦隊編成>

第一艦隊 機動部隊の編制

第一艦隊編成その一

強力ですね~。
旗艦は赤城さん、それに加賀さんの一航戦メンバー

一航戦の二人

そして、翔鶴ネエと瑞鶴さんの五航戦メンバー

瑞鶴さん思う

そして、金剛、榛名姉妹

当鎮守府でも、この布陣ならほぼ最強の機動部隊になります。

第一艦隊 護衛部隊

第一艦隊随伴艦部隊

当鎮守府では時津風ちゃんは最近ドロップしたのでまだ、Lvが低いです。

陣形は第三警戒航行序列
いわゆる輪形陣(対空警戒陣形)

第三警戒航行序列

※艦これでは、連合艦隊の場合は、12隻による編成を取ります。


 一方、第三艦隊の編成は以下の通りです。

<第三艦隊の艦隊編成>

第三艦隊 機動部隊編成

第三艦隊機動部隊

第三艦隊 護衛部隊

 
第三艦隊随伴部隊

陣形は第四警戒航行序列(いわゆる単縦陣の連合艦隊版)

第四警戒航行序列

そして、作戦海域とルートはこの様になっています。

南方作戦ルート図

ソロモン海進行中の敵機動部隊を北方へ誘因し、その間に水上打撃部隊中心の第二艦隊がアイアンボトムサウンドに突入するという作戦内容になります。そして、第四艦隊は抑えになり最終防衛ラインを作るというものです。

作戦は成功し、機動部隊の陽動には成功します。
でも、どんな戦いだったか覚えてないんですよね。

龍驤ちゃんの飛行機発進シーンは良く覚えてますよ。
加賀さんたち見たいな弓矢変化型ではなく、シキガミ召喚型です。
アニメ初公開じゃないかな。

歴史if要素なのですが、もしミッドウェー海戦で失われた、赤城、加賀、蒼龍、飛龍が健在ならさぞ、ここから述べる海戦も有利だっただろうってことになりますが、大前提過ぎて面白みに欠けるかな。

<さて、史実に当てはめると?>

この頃になると、日本帝国海軍にも被害が結構出ていて、沈んでいる艦も多くなっていました。
艦これの世界では轟沈した艦娘は駆逐艦如月ちゃん(T_T)だけなので、大きく様相が変わっています。
(今回の映画ではその如月ちゃんが現れます?)

それでも、無理やり史実に当てはめて見ます。

昭和17年10月26日、すなわち第二次ソロモン海戦や金剛たちによるヘンダーソン飛行場砲撃の後であり、第三次ソロモン海戦の前に、ソロモン海の南で行われた空母機動部隊通しによる海戦がありました。

南太平洋海戦作戦経過図

「南太平洋海戦」と名付けられています。

主な参加艦艇

機動部隊

一航戦 空母翔鶴、瑞鶴、瑞鳳
戦艦 比叡、霧島
重巡 利根、筑摩、鈴谷、熊野
軽巡 長良
駆逐艦 雪風、天津風、時津風

前進部隊

二航戦 隼鷹
戦艦 金剛、榛名
重巡 高雄、愛宕、妙高、摩耶
軽巡 五十鈴
駆逐艦 親潮他

例によって赤字が、「劇場版 艦これ」のメンバーと重なっている艦です。
綾波、敷波を除いた主な艦娘と重なっていますね。

それと、一航戦、二航戦に赤字をしているのは、ここでも参加している航空戦隊が一航戦(この時は赤城、加賀が失われているので翔鶴、瑞鶴、瑞鳳が一航戦)と二航戦(隼鷹、(飛鷹、龍驤))なのです。(この時点には飛鷹は故障で帰国、龍驤は第二次ソロモン海戦で失われたので二航戦が隼鷹一隻になっていた)

艦これの世界では一航戦の赤城さん、加賀さんは失われていないのでそのまま、一航戦で。五航戦の翔鶴さん、瑞鶴さんもそのまま参加という訳で。
更に、二航戦の隼鷹の代わりに元二航戦の蒼龍、飛龍、∔二航戦新メンバーの龍驤ちゃんが参加しているという訳です。

史実の戦果は?

空母翔鶴、瑞鶴の第一次攻撃隊がホーネットを大破、第二次攻撃隊はエンタープライズを中破させました。
一方、米機動部隊は、索敵ミスや第三艦隊への攻撃に分散した為に翔鶴と瑞鳳の飛行甲板損傷にとどまりました。

猛将 角田少将のロングレンジ戦法とは!

この海戦ではロングレンジ戦法が効果的に機能しました。

空母隼鷹、翔鶴、瑞鳳が小破した後には瑞鶴を伴い、米機動部隊の攻撃範囲外から航空機を発進!「必ず拾ってやると!」との言葉通りに航空機発進と同時に敵機動部隊に艦隊毎全速で肉薄!敵機動部隊との距離を縮めることで帰りの距離を短縮し航空機を回収するという戦術を見事に成功させました!

こうして、二航戦からの三度の攻撃によって、さすがのホーネットも大破炎上で放棄。
駆逐艦秋雲、巻雲が魚雷により、とどめを刺すにいたりました。

日本機動部隊最後の勝利を飾りました!

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tag : 解説,艦娘,劇場版,艦これ,歴史if,南太平洋海戦,赤城,加賀,一航戦,蒼龍,

2016/12/23 (Fri) 12:00
「劇場版 艦これ」を戦史的にif要素も絡めながらの感想!・・・(ネタバレ注意)。+「君の名は。」さわり

「劇場版 艦これ」を戦史if要素を絡めながらの感想!+「君の名は。」

「劇場版 艦これ」見て来ました!

今まで結構ネタに使いながら、なかなか見に行く時間もなかったのですが、映画の上映スケジュールを見たところ、先々週より2コマ縮小されていたので「こりゃ、やばい!」ということで昨夜のレイトショーで見て来ました。

一部のネタバレ要素があるので、これから見に行くという方はご注意下さい!

映画そのものの感想については、多くの方が、投稿しているので気になる方は、それらを見ていただくと良いかと思います。

艦これ星

現時点でのこのサイトでの評価は☆3.75。

ちなみに参考までに
「君の名は。」は4.14。
「この世界の片隅に」は4.25。
「ローグ・ワン スターウォーズ」は4.33。
3点台、2点台はもちろん、はたまた1点台もあります。

表題で戦史if要素に絡めながら・・と書いたのは映画を見ながらつい、〇〇海戦のモチーフに戦史if要素も絡められていたので、私的にはそれについて書くことにしました。

舞台はアイアンボトムサウンドということは、予告PVで結構出ていたのでご存知の通りです。

アイアンボトムサウンドにおける戦いはこちらを
 ↓
アイアンボトムサウンド鉄底海峡での死闘


そこでも書きましたが
アイアンボトムサウンド(鉄底海峡)では多くの戦いがありました。
そこで、沈没(大破)した主な艦船も併記します。

・第一次ソロモン海戦・・・戦術的大勝利:重巡鳥海旗艦の第八艦隊の大活躍
・サボ島沖夜戦・・・敗北:(沈没)重巡古鷹駆逐艦吹雪、(大破)旗艦重巡青葉
・ヘンダーソン飛行場砲撃・・・戦艦金剛榛名の活躍、損傷艦なし
・第三次ソロモン海戦
 第一夜戦・・・敗北:(沈没)戦艦比叡駆逐艦夕立
 第二夜戦・・・敗北:(沈没)戦艦霧島、駆逐艦綾波
・ルンガ沖夜戦・・・勝利:(沈没)駆逐艦高波

ガダルカナル島やソロモン諸島を舞台にした消耗戦だったので、大きなぶつかり合いというよりも比較的中規模、小規模の戦いが多く、多くの艦船や飛行機が海底に沈んでいることからアイアンボトムサウンド(鉄底海峡)という名がついています。

アイアンボトムサウンドから少しずれますが

・第二次ソロモン海戦・・・敗北:(沈没)空母龍驤駆逐艦睦月

見ていただくとお分かりの通り、戦史通りにしてしまったら、主人公の吹雪から準主人公の夕立、睦月ちゃん他多数の艦娘が轟沈してしまい、物語が破たんしてしまいます!


特に今回は睦月が主人公と言っていいくらいです。

当然そんな風に進まないのですが、戦史要素も取り入れられていました。
映画を見ながらメモっていた訳でもないので、記憶違いがあるかも知れない点はお許しを。(#^.^#)

DVDなどでじっくり見れればその辺も間違いなくできるのですけど。

艦これ劇場版ピンナップ

<冒頭は、重巡鳥海、青葉、古鷹、衣笠、加古、軽巡天竜が夜戦での出場です!>

●ご存知、第一次ソロモン海戦の面子です!

歴史的には、ここで軽巡夕張、駆逐艦夕凪も参加しますが、映画では不参加です。

夕凪はキャラ自体いないので、止むを得ないのですが、軽巡夕張は参加して欲しかったですね。
夕張の最高の活躍の場でしたので。

夕張さん完全に明石さんと同じポジションです。

映画版で初登場?(覚えがないだけかも)のメンバーが幾人かいます。

これが、青葉や衣笠(鉄人ではないよ)、古鷹、加古が可愛いんですね。
又、天竜がかっこよく出来ていました。
途中、天竜らしい、強がるけど怖がりなところが出て良かったですね。

大勝利になる訳ですが、ここで重要なシーンが!


戦史では、戦術的にはほぼ一方的に大勝利をおさめる訳ですが、当初の目的であった米軍の船団撃滅が成し遂げることができませんでした。
そう言った意味で、戦略的敗北と言われる訳ですが、ここでは深海棲艦の輸送船団を破壊まで成し遂げます。

歴史ifをクリアしてますなあ。と思いながら見ておりました。

最後に鳥海さんが探照灯に損害を受けた辺りは芸が細かいですね。

海戦後、TV版アニメで轟沈してしまった如月ちゃんが、浮かび上がってきます。
その辺はネタバレが過ぎるのでここに留めます。

〇重巡鳥海の艦船プラモデルはこちら
 ↓
重巡鳥海建造日誌

〇軽巡夕張の艦船プラモデルはこちら
 ↓
軽巡夕張建造日誌

〇軽巡天竜の艦船プラモデルはこちら(まだほとんど進んでないけど)
 ↓
軽巡天竜建造日誌

●そして、目標の海域に異常が発生し、それが拡大していきます。

途中、第二次ソロモン海戦っぽい要素を取り入れつつ敵機動部隊の接近が明らかになります。

ここで軽空母龍驤ちゃんが沈まず良かったですね~

空母翔鶴、瑞鶴だけでなく、TVアニメ版ではMI作戦で赤城、加賀、蒼龍、飛龍も残っており、大戦力が温存されていましたので
戦史の様に龍驤ちゃんだけを囮に出す様なひどいこともせずに済んでます。
(* ´ ▽ ` *)

●敵機動部隊の接近も明らかになり、部隊を大集結して決戦に!

秘書官長門は、部隊を5つくらいに分けて、進行します。
ここでは、いくつかの海戦をモチーフに同時展開で進んでいる様に見受けました。

敵機動部隊を北方に釣り上げる作戦は完全に時期が違いますが、レイテを思い起こします。
ただし、レイテでは空母4隻に乗せる飛行機もなく、飛行士も未熟なものが大半でした。

時期が完全に違うので、それを取り入れたという訳でもないのかな。
でも釣り上げたのに成功したのに進行部隊と連絡が付かないのはレイテ海戦そっくりですよ。

●そして、戦艦比叡、霧島、駆逐艦夕立(っポイ)、暁、雷をはじめとする第三次ソロモン海戦のメンバー

ここで、戦史通り戦艦比叡は探照灯を点けて、攻撃の起点になるも集中砲火を浴びます。

そしてカバーに来た戦艦霧島も被害を負います。

駆逐艦夕立は戦史通り、獅子奮迅の戦いをしている感じです。
雷や暁ちゃんも頑張っています。

絶対絶命になった時に、大和が来ました!。でもそのあと吹雪を助けていたから霧島を助けに来たのではないのかな?ちょっとあいまいです。

三次ソロモンメンバーを大和が助けに来たということで話を進めます。

ヘンダーソン飛行場砲撃、第三次ソロモン海戦では、全て金剛型戦艦で行われましたが、山本長官は戦艦大和で自ら行くという意思表明をしていました。大和や長門が戦艦として対峙することがこれ以後の戦いでそうそうないことを山本長官は理解されていたのだと思います。

特に第三次ソロモン海戦では、霧島と対峙した米戦艦は「ワシントン」と「サウスダコタ」で「大和」と同時期の戦艦です。

~霧島が対峙するには荷が重いヘビー級戦艦~

出し惜しみの挙句、沖縄特攻に散った大和が第三次ソロモン海戦で、最大のライバルであった、これらの戦艦と対峙できれば、たとえそこで傷ついたとしても本望だったのではとどうしても思ってしまうのです。


ともかく、大和が救援に来てくれたことで、窮地を脱することができた訳です。

この戦史ifは、良かったですね。

そして、吹雪は変色海域の中心に向かい・・・・物語は終盤へ・・・

といった感じでした。

まあ、私的にはそう言った見方も含めて楽しめました。

金剛ちゃん、北上さん(大井っち)の出番をもう少し増やしてほしかったなあ。
天津風や時津風が結構出ていたのは良かったですね。
雪風はなぜ出ぬ・・・


そう言えば、今回、上映開始時間ぎりぎりで入場できたので、最初もらったのに気づかなかったのですが、入場特典がありました。

35mmフィルムで加賀さんでした!

35mmフィルム

昔、セル画とかフィルム特典とか偶にありましたね。(セル画とかいつの時代だ?)

それと、「君の名は。」を2週間ほど前に見て来ました!

女性にすごく評判が良いですよね。
もちろん、男性にとってもほのぼのします。

ボーイミーツガール的要素で、何となく尾道三部作の転校生や時かけを思い出しました。

アジア五か国で週間トップになった映画です。

お正月映画に時間がある時でも見て損はないと思います。

私、映画はこどもの時から好きで見るたびにパンフを集めていました。
パンフ紹介ブログを書けば、毎日紹介しても、たぶん一年以上持ちます。

だけど最近映画自体を見てなかったなあ、やっぱ偶には見ないとねということで

TOHOシネマカード会員に入会しました!

シネマイレッジカード艦これ

一応最後も艦これネタということで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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