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GAKUTEN

Author:GAKUTEN
●艦これをきっかけに艦船プラモデルに戻ってきたいわゆる出戻り提督モデラーです。
 ・・プラモを始めたのは15年の年末ごろ。艦これは2か月程先行。
 ・・しかし、以前はウオーターラインシリーズを集めきっていたくらい艦船好き。
 ・・当時は戦車、飛行機、ガンプラと幅広く手掛けていたらしい記憶がわずかに。
●船だけが今復活したのは、その後も船はなぜか好きだったから。フォローはしていた。
 ・・現用艦もいけますが、太平洋戦争の船が特に好き!
●プラモデルの他に動物(主に猫)、読書、テニスが好きです。
●プラモデルの作成方針は、それぞれの船の特徴をピックアップし、自分なりのこだわりを持ちながらもスピードを意識した組み立てです。
●基本、週末の建造ですが忙しい時期には遅れがちなことも・・・
●提督モデラーの方々や最近始めた方の参考に少しでもなれば幸いです。
●艦船に歴史あり、感動的な話もあります。歴史的な話も含めて主観に基づいて書いていきます。
●コメント大歓迎。気軽にお願いします。

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2016/11/05 (Sat) 12:00
特に艦船プラモデル初心者に見て欲しい! メーカー別、ディテールアップ別に見る完成度の違い まとめ(駆逐艦編 フジミ 駆逐艦雪風からウォーターライン秋雲まで)

艦船プラモデル メーカー別、ディテールアップ程度別に見る完成度の違い まとめ(駆逐艦編)

駆逐艦7隻を2カ月余りで作成したものの紹介を秋雲の紹介でひと段落つきました。そこでメーカー別、ディテールアップ程度の違いにより、その出来栄えの見え方がどのように違うかを一度まとめてみたいと思います。

特に初心者の方やこれから艦船プラモデルを始めようと思う方は駆逐艦が入り口になるかと思いますので参考になればいいなっと思ってます。

ディテールアップの程度とメーカー別一覧(駆逐艦)

艦名メーカーディテールアップ程度備考
秋雲アオシマ(WL)素組み
山雲ピットロード素組み+手摺
叢雲ピットロード純正EP+窓枠
春風ピットロード手作りパーツ+汎用EP程度軽
夕雲ハセガワ(WL)手作りパーツ多用+転用パーツ+汎用EP程度強
雪風フジミ純正EP+α
天津風フジミ純正EP+α

EP=エッチングパーツ

これを図式で表すとこんな感じでしょうか


キットの精密さ度合

右上に行くほど精度は上がりますが、逆に工数は増え手間も難易度も上がります。
逆に左下に行くほど精度は下がりますが、工数は下がり容易に作れるのでコレクション性が高まります。

私は子供の頃艦船プラモデルはひたすら左下のウォーターラインシリーズを集めてました。艦隊なんか作ったりして、それも楽しみの一つですね。

では実際に出来栄えを見てみましょう。


始めにフジミの1/700 「日本駆逐艦 雪風(1945)/浦風(1944)」から雪風1945です。

雪風右前

流石にフジミさんの特シリーズの中でも比較的最近の2010年に初出の雪風です。1/700のスケールに1/350の精密さを備えて驚きをもって迎えられたと聞いているキットだけに非常に精密だと感じました。艦橋の造り、舷外電路、舷窓の閉じているところと、開いているところが別々に再現されている艦側面など非常に精密です。

フジミさんの精密な特シリーズは、そのまま作るにはもったいなく感じて、エッチングパーツによるディテールアップをセットにして試したくなります。

写真の雪風はフジミの特シリーズに純正エッチングパーツを施したものです。ただ、あまり深く考えることなく、そのまま作って行けば、当時、艦船プラモデルを再開してから8カ月程度の私でも結構満足のいくものが出来ました。(究極の完成度を求めてらっしゃる諸先輩方には遠く及びませんが・・・)


純正エッチングパーツの他には、信号桁には滑車加えていますが、これは汎用エッチングパーツを使用しています。それと、応急用木材を加えています。

詳細はこちらを⇒雪風及び天津風建造日誌

普通に見る分には目立たないのですが、この様に写真でアップにすると、気になるところがあります。マストの斜めのヤード部分「信号斜桁」の太さです。ここに真鍮線で手を加えるのもひとつの方法です。

デメリットとしては、やはり駆逐艦と思えないくらいのパーツの多さなので手間がかかります。小さいパーツも多く、よくピンセットではじいて飛ばしたあげく、床を目を凝らして探すなんてありました。それで結構時間をロスした様な・・・

フジミの特シリーズの近年のキットは忠実に作って行けば精密な完成品ができる。デメリットは手間と価格

同様に天津風です。
胴体断裂前の1943年末あたりの状態をイメージしています。

天津風左後ろ

天津風は、同キットの浦風部分の2番砲塔が25mm三連装機銃になって置き換わっている部分を一つ時代をさかのぼり、もとの12.7cm連装砲塔C型に置き換えたものです。フジミのセットではこのC型砲塔が2基しかないために、ピットロードの「WW-Ⅱ日本海軍艦船装備セットⅤ」に置き換えています。
又、天津風には13号電探を付けていません。
(浦風さんすいません。広島弁の同郷なのにね)

天津風には、ウォーターラインシリーズとピットロードさんからも出てます。

(この改造を始めてから気が付いたのですが私すでにウォーターラインシリーズの天津風を購入してました。
まとめて大人買いしていて忘れていたんですね。どうするかな。)

地味に苦労したのが舷窓の開口です。このころの天津風は舷窓が全て空いているものとの理解で艦側面をやすり掛けした後でピンバイスで穴あけしました。マスキングテープでガイドをしたにも関わらず上下に少々ずれたりしてます。

次に駆逐艦夕雲を見て行きます。


夕雲左前

これは、もとのキットはハセガワさんのウォーターラインシリーズの40年来の古参キットです。このまま組み立てるとかなりディテールを省いた出来になってしまうので、比較的手軽にできる範囲で手を加えました。それもなるべく伸ばしランナーを用いています。


比較できる元のキットがあれば、より分かりやすいのですが、かなり見違えました。難を言えば、スキッドビームを手書きで陰影をつけているのでどうしても限界があること。煙突の頭がつるつるなので少し気になることです。これも細くした伸ばしランナーで何とかなるかも知れません。

マストも真鍮線で作っているのですが余裕があれば、マストの見張り台の下あたりが寂しいので、信号灯を伸ばしランナーの切れ端で作るのも良いかも知れません。

いろいろ手を加えられて楽しかったです。たまに、こんなのも面白いですね。

詳細はこちら⇒夕雲建造日誌

手を加えるのが面倒と言う方は、ピットロードさんの夕雲の方がより精度が高いのでこちらが良いかもしれません。


次に「神風型駆逐艦春風」です。


春風左舷前

駆逐艦春風というキットはありませんので、ピットロードさんの駆逐艦夕凪からの改造です。


ピットロードさんからは、峯風型、神風型、睦月型といった初期の駆逐艦が出ています。
初期の駆逐艦も小さくて味がありますよね。

神風型は大戦途中から専ら海上護衛任務に就きました。その為、終盤では砲塔や魚雷発射管を取っ払って、機銃や爆雷投射機を装備し、対潜、対空装備に置き換えて行きました。神風型夕凪はその仕様になっています。

夕雲同様に手作りのエッチングパーツを使用していますが、ピットロードのもとのモールドがそれなりにしっかりしているので、ディテールアップの程度は夕雲よりかなり少な目です。

夕雲も春風も舷外電路は伸ばしランナーを用いて接着したものですが、アップにすると波をうっているのが少し気になります。でも実際には十数cmのキットなので、ほとんど分かりません。

このころの駆逐艦はちいさくて可愛いですよね。

駆逐艦春風詳細はこちら⇒駆逐艦春風建造日誌

次に駆逐艦叢雲です。

叢雲左舷前

叢雲は、ピットロードのキットを用いています。2007年初出の近年のキットでとてもいい出来です。


ちなみに吹雪型はウォーターラインではタミヤさんが出していますが1972年の古参キットです。

この叢雲はピットロード純正の特型(Ⅰ型)駆逐艦用エッチングパーツを加えて作ったものです。パーツ数は少ないですが、スキッドビームやマストの上半分など要所を抑えているパーツです。

窓枠は汎用パーツから使用しています。作っているときには気にならなかったのですが、アップで見ると艦橋の情報量が少なくて少しあっさりしているのが少し気になります。それとⅠ型の特徴であるキセル型缶室吸気口ですが、きれい過ぎて少し目立ちます。少し伸ばしランナーなどで少し起伏を付けてもいいかも知れません。それもフジミさんのキットと比べると少し気になる程度ですが。

駆逐艦叢雲 詳細はこちら⇒駆逐艦叢雲建造日誌

次にピットロードのキットを手摺を加えた以外は、ほとんど素組みの朝潮型駆逐艦の駆逐艦山雲(朝雲)です。

山雲右舷前

朝潮型駆逐艦はウォーターラインシリーズからハセガワさんが出していますが、これも1972年の古参キットです。
ディテールの良さからいうと、ピットロードさんに軍配が上がります。


ピットロードは精密さと作りやすさのバランスがいい。デメリットは価格とフジミキットに比べると精密さに若干劣る。

駆逐艦山雲と秋雲組み立てはこちらを参考に⇒駆逐艦山雲及び秋雲建造日誌

それとアオシマ製 ウォーターラインシリーズの駆逐艦秋雲を素組みで組んだものです。

秋雲左舷前

私、このキットを見て少し驚いたのです。ウォーターラインシリーズの駆逐艦と言えば、古参キットのディテールのほとんどないものが多かったのですが、アオシマさんは比較的近年リニューアルをしたものが多い為か結構しっかりとした作りでした。

私、個人的には、アオシマさんの近年リニューアルをした陽炎型は作りやすさと精度のバランスが良く、コレクションとしても良いものだと感じました。

ウォーターラインシリーズには古参キットが多く、ディテールももの足りないものが多い。アオシマの近年のキットは作りやすさと精度のバランスが良く、コレクションには向いている。


駆逐艦7隻をこの様に見比べて見ました。もちろん、各社の特徴はキットの初出等によっても異なりますが、概ねこんな感じかと思います。何らかの参考になれば幸いです。

ポチっ宜しくお願いします。↓( ̄^ ̄)ゞ

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tag : 艦船プラモデル,初心者,フジミ,ピットロード,アオシマ,雪風,天津風,駆逐艦,まとめ,ディテールアップ,

2016/09/28 (Wed) 07:10
雪風と天津風 トラック泊地での休息、そしてその後

トラック泊地での雪風天津風の束の間の休息と銘打ちました。

「第十六駆逐隊」

大戦開始時から雪風は姉妹の陽炎型四隻で第十六駆逐隊に所属しました。
第十六駆逐隊第一小隊が雪風と二つ下の妹の時津風、第二小隊が天津風と初風という構成です。
開戦時より緒戦を戦い抜いた「第十六駆逐隊」は南太平洋海戦で第3艦隊に所属しました。この海戦で帝国海軍は空母ホーネットと駆逐艦ポーターを撃沈し、空母エンタープライズ、戦艦サウスダコタ、軽巡サンジュアンの3隻を中破するという大戦果を挙げ、一時的に活動できる米空母が太平洋にいないという状況を作り出しましたが、帝国海軍は空母翔鶴、重巡筑摩が大破、軽空母瑞鳳が中破し、貴重なベテランパイロットを多く失う事態になりました。
第十六駆逐隊の雪風天津風の他の姉妹たちは損傷艦の内地への帰還に伴い護衛任務に立ったためトラック泊地にはこの両艦だけが残りました。という風景です。
雪風天津風並走

「第三次ソロモン海戦」

その後、この2艦は第三次ソロモン海戦に出撃します。その第一夜戦は大変な乱戦でした。
雪風天津風手前並走
第三次ソロモン海戦で戦艦比叡は沈み、天津風も大破しました。
天津風も修理の為に内地に引き返します。

「そして天津風さえも・・・」

ソロモン海戦後、雪風はしばらく姉妹と離れて任務に就き、再び天津風に合うときには、妹の時津風をビスマルク海海戦(ダンピールの悲劇)で失い、ブーゲンビル島沖海戦で姉の初風を失っていたのでした。2隻だけになった第十六駆逐隊は空母千歳と海上護衛総隊に臨時編入され海上護衛任務に就きます。
そしてヒ31船団護衛中に米潜水艦レッドフィンによる雷撃で天津風は船体断裂という悲劇にあいます。天津風は1週間ほど漂流した後、味方機に発見され曳航の上、サイゴンにたどり着きました。天津風は船体断裂後も艦首応急修理を行い、ほぼ半分の船体のまま護衛任務に就きます。何とか日本へ帰りたいと。しかし、たどり着くことはできず、空襲で損傷、座礁し自沈します。

「雪風ハ沈マズ」

その後、この両姉妹は再び会うことなく第十六駆逐隊も解隊、雪風は他の陽炎型姉妹艦で構成する第十七駆逐隊に編入し、その後も戦い抜き沖縄特攻では磯風、浜風、雪風の三隻になった第十七駆逐隊で参加し、この駆逐隊でいや陽炎型19隻の姉妹艦の中で唯一、雪風のみが生き残ります。雪風の強運は終戦まで尽きず、終戦後は復員船として活躍、そして中華民国艦隊旗艦として活躍し、天寿をまっとうしました。

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tag : 艦船プラモデル,天津風,雪風,作例,,戦いの記録,

2016/09/26 (Mon) 19:36
天津風完成(所要時間 約2週間)いい風ね!

雪風と天津風を同時並行して作っているのですが、天津風の後部マストに13号電探を取り付けていました。
天津風の船体断裂後の写真を見ると解像度が悪くて分かりにくいのですが、13号電探は付いてなかったようです。
その代わりに2m測距儀を取り付けました。(ピットロード「艦船装備セットⅤ」から)
天津風測距儀取り付け
前回、前部マストのヤードの真鍮線(0.3mm)への切り替えまで記載しました。
今回ヤードにはよりこだわりを付与する上で信号桁を取り付けました。
信号桁は海魂の「WWⅡ艦船汎用信号桁HO49」を使用しています。張線も行いました。
amatukaze信号桁張線
信号桁には滑車がついていてその両端を揚旗索が通るのですがそれは細かすぎるということで滑車の後ろに揚旗索を取り付けています。この揚旗索は薄めの色のプラ端材から伸ばしライナーで作りました。この雪風、天津風までに作った艦船は張線も揚旗索も空中線のたぐいは全て金属製の釣り糸の「鮎ゲッター」0.06mmを使用してきましたが、揚旗索はよりひも状に見せたかったのと鮎ゲッターだと細すぎて今一つ目立たないということで、伸ばしライナーで作りました。
この伸ばしライナーでの揚旗索は私的に非常に気に入ったのでこれ以後の製作品は全て伸ばしライナーで作っています。
(細い伸ばしライナーを作るのが慣れてきたおかげもあります。他の空中線は従来通り鮎ゲッターです)
という訳で、張線を軽めに仕上げたら碍子(瞬間接着剤+白塗り)を付けて完成です。
説明を端折りましたが、墨入れ、ウエザリングは施しています。
天津風左後方洋上
前回に説明した応急木材はマッチから作成したものを天津風には使用しています。
救命浮標(浮き輪)はモールドしているのを面相筆で筆塗りしました。第16駆逐隊脱描よ
ごめん。何か言いたげだけど、髪飾りの速力標(赤白の円筒みたいなの)は省略しちゃいました。チャームポンイントなんだけどね。
天津風左方向洋上
横から見たところ
天津風左前洋上
製作期間は雪風との同時並行で約4週間。ほぼ土日の作業です。精密なパーツが多いだけに少々時間がかかりましたが私的には満足な出来です。実は天津風の装備を調べるのにあーでもないと試行錯誤し時間がかかったのもあります。
基本的には雪風をベースに第二砲塔の台座を取り付けて、主砲(12.7cm砲)は3基とも艦船装備セット(Ⅴ)に切り替え他少々手を加えただけです。
次は「雪風の完成」です。

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tag : 艦船プラモデル,作例,天津風,艦むす,艦娘,艦これ,フジミ,駆逐艦,

2016/09/24 (Sat) 22:00
全日本模型ホビーショー アオシマは艦これ推し!(続き)既存艦むす

昨日も飲み会があって遅くなったし。今日も朝からビッグサイトまで行った後、午後テニスの練習をして、帰って記事を3連荘書いてると、いい加減疲れて来ました。(遊んでるだけでしょという説がある)
ここは一気に書かないと伸ばし伸ばしになるので、ここまでは頑張ります。(ピットさんとハセガワさんはどうする)
ここは何も言わず兎に角、艦むすのフィギュアで展示していたのと、艦これキットの写真と行きましょう。
kongokai2san.jpg
まずは金剛(改2)ちゃん
kagasama.jpg
そして加賀さん
akagisann.jpg
加賀さんといえば、赤城さん
amatsukazechan.jpg
あっ天津風ちゃんも新製品だったんだ。12月発売とのことです。
・・・よく見ると2014年じゃん。”予定”を消しといて下さい。
akidukichan.jpg
防空駆逐艦秋月ちゃんも新製品だったんですね。この子たち駆逐艦2娘もよろしく。
って秋月ちゃんも今年の1月発売でした。
あぶねえなあ。みんな分かってるってことですか。
次いで艦これキット既存艦
nagatosan.jpg
まずはビッグ7長門さん。この屈曲煙突の時代をキットにしているのがいいですよね。
あれっ!よく見ると第一砲塔が後ろを向いていますね。わざとか?
Bismarksan.jpg
ビッグ7ではないですが、ドイツの誇る超ド級戦艦ビスマルク
以上このコーナーにあった艦これ関係はすべて紹介できたと思います。
あー疲れました。

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tag : 全日本模型ホビーショー,艦むす,艦娘,金剛,加賀,天津風,長門,秋月,艦これ,

2016/09/24 (Sat) 01:32
艦船プラモにおける応急補修用木材作成

応急修理について

今回の雪風、天津風を作るに当たって、応急補修用木材を付けることにしました。よく、箱絵などをみるとマストの下やスキッドビームの上なんかに載せている木材です。

応急修理要員小

艦これでは轟沈を防いでくれる優れものですが、現実にはそうは行きません。搭乗員が状況に合わせて応急修理をしました。その時に鉄骨では運ぶこともできないので木材などを使われていました。

日米のダメコン

ところで、損害を受けた時にダメージの範囲と規模をどれだけ抑制できるかのコントロールをダメージコントロール通称ダメコンと言いますが、大戦時の帝国海軍と米軍では大きな開きがありました。その差はミッドウェーで大きく出ました。加賀や赤城、蒼龍は数発の爆弾で航行不能になりましたが、アメリカ空母はたびたびの爆撃にあってもそうそう沈むまでは至っていません。ダメコンについて記述すると特集レベルに長くなるので今後の機会にするとして、ミッドウェー当時のアメリカ空母は戦闘時に燃料ホースに炭酸ガスを通しておき不燃化を行うなどの処置をすでに行っていました。それに対して日本帝国海軍が艦載物の不燃化などを行ったのは大戦後期に入ってからです。特に空母は爆発物や燃焼物の塊ですからね。
ちなみに現在の海上自衛隊は米海軍とともに世界トップレベルのダメコン対応力だそうです。(もっとも人員はかつかつですが)

模型における応急用資材

さて本題の模型における木材についてです。
フジミさんの重巡鳥海はキットに付属のパーツがついていました。

鳥海木材

写真は重巡鳥海(当ブログ未掲載、早くここまでたどり着きたい!)の第一煙突と第二煙突の間にある応急用木材のモールドをタンとウッドブラウンで着色したものです。
今回の雪風、天津風にはパーツがついてないのでこれらを作ります。

       <雪風応急用木材>
雪風補修用木材

       <天津風応急用木材>
天津風木材2小

画像が荒くて申し訳ありませんが、素材の違いが分かるでしょうか?
雪風に使用したものがプラ棒です。ヨドバシカメラで買ったものです。
この0.5mm×0.5mm角ぐらいがちょうどいいでようです。(エバーグリーン製)

エバーグリーン角棒小

天津風に使ったものはこれ

マッチ小

100円ショップで買ったマッチ箱です。これをアートナイフなどで1mm以下の角棒状にざっくりと切りそろえます。

プラ木材切り出し記載

こんな風に1.5cmくらいか2cmくらいかで適当に切ってランダムに並べ瞬間接着剤で数本ずつ束ねます。4-5本束ねれば十分ですが船の大きさや載せる場所で調節です。
プラ木材塗装済記載あり

今回試してみた方法のどちらが良いかは好みだと思います。(もちろん他にもいい方法はあると思います。)
マッチだとお金はほとんどかかりませんし、ささくれがらしさを出していますが、木を崩すのが少々手間がかかるのではっきり言ってプラ棒の方が作るのは楽です。
これを焼いたエナメル線で束ねてらしく見せています。初めて作ったのですがそれらしく見えてるもんですね。
10分くらいで作れるので簡単にできるディテールアップとして十分ありだと思いました。
いっぺんにいくつか作っとけば適時乗せて行けます。

tag : 艦船プラモデル,製作手順,雪風,天津風,応急用資材,作例,艦これ,

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