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GAKUTEN

Author:GAKUTEN
●艦これをきっかけに艦船プラモデルに戻ってきたいわゆる出戻り提督モデラーです。
 ・・プラモを始めたのは15年の年末ごろ。艦これは2か月程先行。
 ・・しかし、以前はウオーターラインシリーズを集めきっていたくらい艦船好き。
 ・・当時は戦車、飛行機、ガンプラと幅広く手掛けていたらしい記憶がわずかに。
●船だけが今復活したのは、その後も船はなぜか好きだったから。フォローはしていた。
 ・・現用艦もいけますが、太平洋戦争の船が特に好き!
●プラモデルの他に動物(主に猫)、読書、テニスが好きです。
●プラモデルの作成方針は、それぞれの船の特徴をピックアップし、自分なりのこだわりを持ちながらもスピードを意識した組み立てです。
●基本、週末の建造ですが忙しい時期には遅れがちなことも・・・
●提督モデラーの方々や最近始めた方の参考に少しでもなれば幸いです。
●艦船に歴史あり、感動的な話もあります。歴史的な話も含めて主観に基づいて書いていきます。
●コメント大歓迎。気軽にお願いします。

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2017/07/30 (Sun) 12:00
艦娘で綴る潜水母艦の系譜・生没年などまとめ

艦娘で綴る潜水母艦の系譜・生没年などまとめ


今、なぜ潜水母艦なのか?

それは単に、昨日 艦これプラモデルNo.36 「潜水母艦大鯨」の新発売で家に届いたからです!
最初に見て驚いたのは箱がでかっ!ってこと!

大鯨ちゃん水着

戦艦長門屈曲煙突の箱と同じサイズでした。
まあ、この艦これプラモデルNo.36 潜水母艦大鯨については明日でも述べるとしましょう。

今回は潜水母艦の系譜をまとめました。

潜水母艦系譜

<潜水母艦とは>

潜水戦隊の旗艦として、そして
潜水艦の居住環境は、今もそうですが、狭い艦内ということもあって非常に過酷なものでした。
その潜水艦乗組員の疲労回復、補給任務に当たったのが潜水母艦です。


<潜水母艦黎明期>


上記の目的に潜水母艦がつくられたされた訳ですが、当初は改造艦でした。

韓崎(元々はロシア貨物船 エカテリノラフ)は排水量10000くらいの比較的大きな船になりますが、豊橋は常備排水量4000t足らずの小さな船で、駒橋に至っては日本最初の潜水戦隊旗艦(第四潜水戦隊)になるものの、基準排水量1125tという非常に小さい船でした。なので、実際には測量船などの任務に当たった様です。

<潜水母艦迅鯨・長鯨>

大正時代に作られたこの2艦は最初から潜水母艦として建造されました。

迅鯨写真

基準排水量 5160トン
公試排水量 7678トン
全長      125.4m
全幅      16.2m
速度      16ノット
主砲      14cm連装砲×2基
魚雷 40本、重油1900t 貯蔵

迅鯨見取り図

大正時代に作られたこの2艦は呂号潜水艦を基準に作られたので、その後の伊号潜水艦といった大型の潜水艦が主流になると能力不足になって行きました。

<潜水母艦 大鯨>

潜水母艦大鯨、剣崎、高崎は潜水母艦として申し分ない能力でしたが、そもそもが空母に改造することを念頭に入れて建造されています。

大鯨や剣崎はまだ潜水母艦としての期間がわずかにあるものの、高崎は建造途中から軽空母瑞鳳に改造されたので潜水母艦としての期間はありません。
2016年新春艦娘g

潜水母艦大鯨

満載排水量 14400トン
全長      215.65m
全幅      20m
速力      18.5ノット
兵装 12.7cm連装高角砲×2基他、呉式2号5型カタパルト、94式水上偵察機3機搭載


大鯨写真

潜水母艦大鯨はのちに軽空母龍鳳に改造されました。
マリアナ沖海戦等にも参加したのですが、その後は航空機不足から高速輸送艦になりましたが、最後は呉港において浮き砲台になり終戦を迎えました。1946年に解体されています。

空母龍鳳が呉港で浮き砲台になって、被弾した場所はここに
 ↓
歴戦の名艦の眠る場所 呉港


<潜水母艦剣崎、高崎>

基本的な形状は潜水母艦大鯨といくつかの部分を除いて同等です。
大きな違いは大鯨が艦橋とその後の格納庫が一体なのが、分離。

カタパルトが未設置。機銃が未設置だったことです。
これは早期の改造が念頭にあったからと言われています。

ちなみに剣崎⇒軽空母祥鳳は珊瑚海海戦で、高崎⇒軽空母瑞鳳は囮機動部隊としてレイテ沖海戦でエンガノ岬沖に沈みました。

詳しくは「艦娘で綴る日本空母の系譜」をご覧ください!と書こうと思って今見てみると、空母のまとめでもまだ、空母龍驤までしか書いていないことが判明!

艦娘で綴る日本空母の系譜
 ↓
艦娘で綴る日本空母の系譜

ここも続きを書かなければならないなあ。
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tag : 艦娘,艦これ,潜水母艦大鯨,艦これプラモデル,アオシマ,まとめ,,

2016/12/03 (Sat) 12:00
護衛艦の塗装色 まとめ! 塗装色のモヤモヤを解消しました。DDH-183 護衛艦いずも 建造日誌5日目 

<1/700 DDH-183 護衛艦いずも ハセガワ製 建造日誌5日目>


護衛艦の塗装色まとめ

前回までに護衛艦いずもの上部構造物の設置が一通り終わりました。
艦橋周辺から、キャットウォークまでエッチングパーツも交えての設置です。

護衛艦いずものこれまでの建造日誌はこちら
 ↓
護衛艦いずも建造日誌

これから護衛艦いずもの塗装ですが、護衛艦の塗装で塗装色で悩まれる方は多いと思われます。

何を隠そう、ちょうど1年前、護衛艦ちょうかいで船体色を塗装しようと考えた時、その塗装色について悩みました。
相当、モヤモヤしていたのです。

護衛艦のカラーに対する疑問は主に二つ
 
①単色なのか、複数あるのか?
②実際のところ、どんな色なのか

Mrカラーからも、タミヤカラーでも呉海軍工廠や佐世保の特色は発売されていますが、護衛艦の船体色はありません。
護衛艦って、やっぱ人気がないのかな~。だから特色がないのかな~
なんて思っていました。

そこで、今回は護衛艦の塗装色についてまとめて見ました。

護衛艦のプラモデル、ハセガワさんの「ちょうかい」には次の様な色指定がありました。

写真はこんごうの色指定ですが、ちょうかいも同じです。

こんごうの色指定

ハセガワさんの指定だと、護衛艦の甲板色も船体色も
Mrカラー グレー307とフラットブラック33の9:1の混色指定です。

ちょうかいを作ったころはプラモデルを再開して、間もない頃で万事、適当に作っていたので、呉海軍工廠色で代用しました。
(佐世保は流石に暗すぎる様に感じたので、護衛艦は少し明るめのグレーのイメージでした)

ちょうかい塗装済み

しかし、見ていただくと分かる通り、全体に色が均一でフラットな感じです。

実艦の写真を見るとどうでしょうか?
海上自衛隊のHPギャラリーから参照しています。

同じ護衛艦こんごうでも光の具合で色は全く異なって見えます。

船体色と上部構造物の色は同じはずなのに全く異なって見えます。

こんごう左舷小

又、甲板色と船体色も同じように見えます。

こんごうななめ写真

良く分からんなーと思っていた時に「ピットロード」さんから護衛艦の特色が出ているのを知りました。

ピットロード自衛隊カラー特色

船体色と甲板色の2色セットです。

中身はこんな感じです。手作り感満載。まあ、ピットロードさんの製品はプラモデルの箱からして手作り感がありますからね。

ピットロード護衛艦特色2セット

ビンを良く見ていただくと分かる様に、色粉がかなり沈殿しています。

これがかなりしつこくてよっぽど気合を入れて混ぜないと混ざりません。
混ぜ切らないとちゃんと特色が出ないから注意です。

こんごうはそんな感じでピットロードさんの特色で塗装しました。

こんごう塗り分け

照明が暗く、分かりずらい写真で申し訳ありませんが、ちょうかいの模型写真より変化が出てきたのが分かると思います。

そんな、感じである程度護衛艦の色について、もやもやがすっきりし始めた頃、
Mrカラーさんから「海上自衛隊護衛艦カラーセット」
が2016年5月頃発売されることが、発表されました。

ありがとうございます!

Mrカラー護衛艦特色セット


護衛艦いずもはこのMrカラーの特色セットで塗装することにしました。
セットの中身はこんな感じです。

護衛艦カラー3点セット
カラー護衛艦特色3点セット" border="0" width="730" height="548" />

説明によると
護衛艦の色指定はパントーン(色見本帳)で指定されており、色見本にに従って塗装されています。
 
Mrカラー 海上自衛隊カラーセット

●SC17 船体色・上部構造物色 2704(灰色、N5)
●SC18 甲板色           2705(暗灰色、N4)
●SC19 滑り止め塗装色


これで護衛艦の色についてもかなりすっきりしました。

ちなみに私も普段商品開発を行っているのですが、パッケージの色の指定にパントーンのNoで話をします。
色というのはかなり微妙なのでこの様な共通のワードが必要な訳です。
ですからデザイン会社、印刷会社などデザインに関わるところは、パントーンや他の色見本帳は必ず持っています。

いずも塗装全体図説明付き

ところで、当初理解があまりなかったころ、護衛艦の戦闘通路、ヘリコプター離発着用の飛行甲板などの塗装色は何色なのだろうという疑問がありました。

この部分の色は、基本色は甲板色です。しかしながら、塗料に砂を混ぜて滑り止めを行っているので光の反射が抑えられて暗く映ります。

Mrカラーさんの滑り止め塗装色はその見え方の最大公約数的な色を出している訳です。

いずも海上左前

いずもの飛行甲板はほとんどの部分にこの滑り止めが入っています。ただ、よく見てみると端のわずかな部分は滑り止めが入っていない様です。
なので少し縁取る様に甲板色を塗りました。

キャットウォークは船体色で塗装したので、いずもに関しては甲板色の出番はここだけです。

全通甲板式の「いずも」や「ひゅうが」など以外は滑り止め塗装色を使うことは余りないのでバランスが取れて良いかも知れません。



ちなみに、このMrカラーの特色とピットロードさんの特色に違いがあるのか比較して見ました。

護衛艦特色比較

大勢で見ると大きく外している訳ではないのですが、船体色については、ピットさんの方が、Y(黄色)がほんのわずか強い様に感じます。

逆に、甲板色については、ピットさんはわずかにC(藍)が強い様に思います。こちらの方が船体色より違いがあります。

我々パッケージの印刷の立ち上げ時には色を見本に合わせて見るのですが、色をC、M、Y、Kで分解して表現します。
C・・・シアン(藍・青)
M・・・マゼンダ(赤)
Y・・・イエロー(黄色)
K・・・キー・プレート(黒)

の4色です。そして、Mを足すとかYを足すとかして調整します。
そして、金や銀、特別な色を出す時には特色を作る訳です。 

これは印刷物の関係の話で、画面などはRGB(レッド・グリーン・ブルー)で表現する様ですがこちらは慣れていません。

カラーセットに話を戻すと、どちらを選んでも良いと思いますが、Mrカラーさんは色の専門メーカー、パントーンカラーに合わせて作っている訳ですので間違いないでしょう。

半光沢にしているのも塗料の質を合わせているのだと思います。

ピットロードさんのカラーは色粉が相当沈殿し、なかなか混ざらないのでそこはストレスです。
特色を選ぶのは素直にMrカラーさんの特色にするのがストレスレスです。

でも新品のピットロードカラーセット1セット持ってるんですよね。

どっかで使わないと勿体ないのですよ。

今回は護衛艦の塗装色の話でした。
塗装色でもっともモヤモヤしていたところだけにまとめる機会ができて良かったです。

同じように護衛艦の塗装色について、もやっている方が参考になれば幸いです。
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2016/11/15 (Tue) 12:00
思っていたより簡単、お手軽だった!空母の飛行甲板の塗装と白線引き

思っていたより簡単、お手軽だった!空母の飛行甲板(木甲板)の塗装と白線引き

今回、空母 飛鷹の製作を通じて、木甲板の塗装と白線引きを行いました。
実際、塗装をする前は空母は飛行甲板の塗装が面倒だし、難しそうだし、中々手が出せないなあ~
なんて恐々始めたのですが、実際、行ってみると思っていたより手軽に簡単に出来ました。

まあ、思っていたより簡単だったということで、手間もかかるし、慎重にしないといけない事に変わりないのですが・・・。
でも戦々恐々とする必要はなかったです。

完成写真

飛鷹完成右前

空母の飛行甲板の塗装は私同様に艦船プラモデルを始めて間もない方、初心者の方には、(何度目かの)障害の一つに違いないと感じ、飛行甲板の塗装部分だけをまとめることにしました。

とは言え、私も初めての飛行甲板の塗装です。上の完成写真で良いと思う方は参考にして下さい。
もっと精密にと言う方はアレンジするなり、別のアプローチもあると思いますのでその一助になれば幸いです。

それぞれのもう少し詳しい記述はこちらを参考に
    ↓
空母飛鷹建造日誌

<木甲板の塗装>

ー飛行甲板塗装方針ー

工数をできるだけ短縮したい。
色は最終的にはタンに近い色を多く見せ明るめに仕上げる。

具体的には
A)タンからウッドブラウンまで5色を用意する。
B)濃い方から塗り、都度、細めのマスキングテープを張っていく。
C)最後はタン(+若干のウッドブラウン)で終わる。

では行きましょう。

色の用意です。

飛行甲板色塗装の順番

塗料の色を5色用意しました。

一番濃い色①はMrカラー ウッドブラウン9;タン1くらいの配合です。(大体です)
反対に一番明るい⑤番は タン9:ウッドブラウン1くらいの配合です。

写真にイエローともう一つはMrカラー52 フィールドグレーです。
イエローは④番に少量、フィールドグレーは②番にほんの少量混ぜてます。
色の変化を出す為です。

<始めの木甲板はこんな状態です>

飛鷹木甲板無塗装

0.4mm幅長さ10mmのミクロンマスキングテープを一色塗るごとに40-50枚ランダムに貼って行きます。


私は最後はタンの色合いで明るく作りたかったので、濃い色から初めて最後は⑤の色が多めに出るように塗装しました。

仕上げたい色を最後に持ってくると良いと思います。

色にもっと変化を付けたい時には、④当たりにもう少し濃いブラウンや少々グレーを混ぜるなどをしてもいいかも知れません。

私は一回後とに40-50枚の細切りマスキングテープを張りましたが、もっと多く張れば全体の色調としては濃い目に行くのではないかと思います。

飛鷹五色終了時点

<次に飛行甲板を船体に取り付け、木甲板シールを貼り付けます>


飛鷹木甲板貼り付け

<白線を引きます。白線を引くところ以外をマスキングします>


飛鷹飛行甲板白線マスキング

<白色の塗料をエアーブラシで吹きます>

飛鷹木甲板白色吹き付け

<飛行甲板の後ろの紅白部分は白色に塗った上を、マスキングし、赤の塗料を吹きます>

飛鷹飛行甲板艦尾

マスキングテープを除いた後です。

飛鷹飛行甲板白線塗装後

実艦の塗装には矢印と〇が描いてあります。

飛鷹飛行甲板塗装実態

<マスキングシートに矢印の抜型を1mm幅のミクロンマスキングテープを用いて作り、くり抜きます>
図解にある矢印を少し簡略化しました。

飛行甲板矢印


一方、円はコンパスカッターで正確に円を作ります。この場合、外径の半径11mm、内径は10.2mm程度で作りました。


マスキングシート矢印

<再度白色の塗装をエアーブラシで行います。>

そして完成です!

飛鷹塗装上がり

私も飛行甲板の塗装を行う前にネットなどで調べたのですが、思ったような資料が見つかりませんでした。

今回の作業は確かに多少手間はかかりますが、まとまった時間が2-3時間取れれば3日分くらいで出来ます。
(それだけあれば簡単な駆逐艦など出来ちゃいますが・・・)

私的にはイメージした仕上がりになりました。一つの参考になれば幸いです!
もし、記述で不明な点があればお気軽に質問をして下さい。

ぽちっとお願いします。
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2016/11/05 (Sat) 12:00
特に艦船プラモデル初心者に見て欲しい! メーカー別、ディテールアップ別に見る完成度の違い まとめ(駆逐艦編 フジミ 駆逐艦雪風からウォーターライン秋雲まで)

艦船プラモデル メーカー別、ディテールアップ程度別に見る完成度の違い まとめ(駆逐艦編)

駆逐艦7隻を2カ月余りで作成したものの紹介を秋雲の紹介でひと段落つきました。そこでメーカー別、ディテールアップ程度の違いにより、その出来栄えの見え方がどのように違うかを一度まとめてみたいと思います。

特に初心者の方やこれから艦船プラモデルを始めようと思う方は駆逐艦が入り口になるかと思いますので参考になればいいなっと思ってます。

ディテールアップの程度とメーカー別一覧(駆逐艦)

艦名メーカーディテールアップ程度備考
秋雲アオシマ(WL)素組み
山雲ピットロード素組み+手摺
叢雲ピットロード純正EP+窓枠
春風ピットロード手作りパーツ+汎用EP程度軽
夕雲ハセガワ(WL)手作りパーツ多用+転用パーツ+汎用EP程度強
雪風フジミ純正EP+α
天津風フジミ純正EP+α

EP=エッチングパーツ

これを図式で表すとこんな感じでしょうか


キットの精密さ度合

右上に行くほど精度は上がりますが、逆に工数は増え手間も難易度も上がります。
逆に左下に行くほど精度は下がりますが、工数は下がり容易に作れるのでコレクション性が高まります。

私は子供の頃艦船プラモデルはひたすら左下のウォーターラインシリーズを集めてました。艦隊なんか作ったりして、それも楽しみの一つですね。

では実際に出来栄えを見てみましょう。


始めにフジミの1/700 「日本駆逐艦 雪風(1945)/浦風(1944)」から雪風1945です。

雪風右前

流石にフジミさんの特シリーズの中でも比較的最近の2010年に初出の雪風です。1/700のスケールに1/350の精密さを備えて驚きをもって迎えられたと聞いているキットだけに非常に精密だと感じました。艦橋の造り、舷外電路、舷窓の閉じているところと、開いているところが別々に再現されている艦側面など非常に精密です。

フジミさんの精密な特シリーズは、そのまま作るにはもったいなく感じて、エッチングパーツによるディテールアップをセットにして試したくなります。

写真の雪風はフジミの特シリーズに純正エッチングパーツを施したものです。ただ、あまり深く考えることなく、そのまま作って行けば、当時、艦船プラモデルを再開してから8カ月程度の私でも結構満足のいくものが出来ました。(究極の完成度を求めてらっしゃる諸先輩方には遠く及びませんが・・・)


純正エッチングパーツの他には、信号桁には滑車加えていますが、これは汎用エッチングパーツを使用しています。それと、応急用木材を加えています。

詳細はこちらを⇒雪風及び天津風建造日誌

普通に見る分には目立たないのですが、この様に写真でアップにすると、気になるところがあります。マストの斜めのヤード部分「信号斜桁」の太さです。ここに真鍮線で手を加えるのもひとつの方法です。

デメリットとしては、やはり駆逐艦と思えないくらいのパーツの多さなので手間がかかります。小さいパーツも多く、よくピンセットではじいて飛ばしたあげく、床を目を凝らして探すなんてありました。それで結構時間をロスした様な・・・

フジミの特シリーズの近年のキットは忠実に作って行けば精密な完成品ができる。デメリットは手間と価格

同様に天津風です。
胴体断裂前の1943年末あたりの状態をイメージしています。

天津風左後ろ

天津風は、同キットの浦風部分の2番砲塔が25mm三連装機銃になって置き換わっている部分を一つ時代をさかのぼり、もとの12.7cm連装砲塔C型に置き換えたものです。フジミのセットではこのC型砲塔が2基しかないために、ピットロードの「WW-Ⅱ日本海軍艦船装備セットⅤ」に置き換えています。
又、天津風には13号電探を付けていません。
(浦風さんすいません。広島弁の同郷なのにね)

天津風には、ウォーターラインシリーズとピットロードさんからも出てます。

(この改造を始めてから気が付いたのですが私すでにウォーターラインシリーズの天津風を購入してました。
まとめて大人買いしていて忘れていたんですね。どうするかな。)

地味に苦労したのが舷窓の開口です。このころの天津風は舷窓が全て空いているものとの理解で艦側面をやすり掛けした後でピンバイスで穴あけしました。マスキングテープでガイドをしたにも関わらず上下に少々ずれたりしてます。

次に駆逐艦夕雲を見て行きます。


夕雲左前

これは、もとのキットはハセガワさんのウォーターラインシリーズの40年来の古参キットです。このまま組み立てるとかなりディテールを省いた出来になってしまうので、比較的手軽にできる範囲で手を加えました。それもなるべく伸ばしランナーを用いています。


比較できる元のキットがあれば、より分かりやすいのですが、かなり見違えました。難を言えば、スキッドビームを手書きで陰影をつけているのでどうしても限界があること。煙突の頭がつるつるなので少し気になることです。これも細くした伸ばしランナーで何とかなるかも知れません。

マストも真鍮線で作っているのですが余裕があれば、マストの見張り台の下あたりが寂しいので、信号灯を伸ばしランナーの切れ端で作るのも良いかも知れません。

いろいろ手を加えられて楽しかったです。たまに、こんなのも面白いですね。

詳細はこちら⇒夕雲建造日誌

手を加えるのが面倒と言う方は、ピットロードさんの夕雲の方がより精度が高いのでこちらが良いかもしれません。


次に「神風型駆逐艦春風」です。


春風左舷前

駆逐艦春風というキットはありませんので、ピットロードさんの駆逐艦夕凪からの改造です。


ピットロードさんからは、峯風型、神風型、睦月型といった初期の駆逐艦が出ています。
初期の駆逐艦も小さくて味がありますよね。

神風型は大戦途中から専ら海上護衛任務に就きました。その為、終盤では砲塔や魚雷発射管を取っ払って、機銃や爆雷投射機を装備し、対潜、対空装備に置き換えて行きました。神風型夕凪はその仕様になっています。

夕雲同様に手作りのエッチングパーツを使用していますが、ピットロードのもとのモールドがそれなりにしっかりしているので、ディテールアップの程度は夕雲よりかなり少な目です。

夕雲も春風も舷外電路は伸ばしランナーを用いて接着したものですが、アップにすると波をうっているのが少し気になります。でも実際には十数cmのキットなので、ほとんど分かりません。

このころの駆逐艦はちいさくて可愛いですよね。

駆逐艦春風詳細はこちら⇒駆逐艦春風建造日誌

次に駆逐艦叢雲です。

叢雲左舷前

叢雲は、ピットロードのキットを用いています。2007年初出の近年のキットでとてもいい出来です。


ちなみに吹雪型はウォーターラインではタミヤさんが出していますが1972年の古参キットです。

この叢雲はピットロード純正の特型(Ⅰ型)駆逐艦用エッチングパーツを加えて作ったものです。パーツ数は少ないですが、スキッドビームやマストの上半分など要所を抑えているパーツです。

窓枠は汎用パーツから使用しています。作っているときには気にならなかったのですが、アップで見ると艦橋の情報量が少なくて少しあっさりしているのが少し気になります。それとⅠ型の特徴であるキセル型缶室吸気口ですが、きれい過ぎて少し目立ちます。少し伸ばしランナーなどで少し起伏を付けてもいいかも知れません。それもフジミさんのキットと比べると少し気になる程度ですが。

駆逐艦叢雲 詳細はこちら⇒駆逐艦叢雲建造日誌

次にピットロードのキットを手摺を加えた以外は、ほとんど素組みの朝潮型駆逐艦の駆逐艦山雲(朝雲)です。

山雲右舷前

朝潮型駆逐艦はウォーターラインシリーズからハセガワさんが出していますが、これも1972年の古参キットです。
ディテールの良さからいうと、ピットロードさんに軍配が上がります。


ピットロードは精密さと作りやすさのバランスがいい。デメリットは価格とフジミキットに比べると精密さに若干劣る。

駆逐艦山雲と秋雲組み立てはこちらを参考に⇒駆逐艦山雲及び秋雲建造日誌

それとアオシマ製 ウォーターラインシリーズの駆逐艦秋雲を素組みで組んだものです。

秋雲左舷前

私、このキットを見て少し驚いたのです。ウォーターラインシリーズの駆逐艦と言えば、古参キットのディテールのほとんどないものが多かったのですが、アオシマさんは比較的近年リニューアルをしたものが多い為か結構しっかりとした作りでした。

私、個人的には、アオシマさんの近年リニューアルをした陽炎型は作りやすさと精度のバランスが良く、コレクションとしても良いものだと感じました。

ウォーターラインシリーズには古参キットが多く、ディテールももの足りないものが多い。アオシマの近年のキットは作りやすさと精度のバランスが良く、コレクションには向いている。


駆逐艦7隻をこの様に見比べて見ました。もちろん、各社の特徴はキットの初出等によっても異なりますが、概ねこんな感じかと思います。何らかの参考になれば幸いです。

ポチっ宜しくお願いします。↓( ̄^ ̄)ゞ

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2016/10/16 (Sun) 12:00
「艦これ好き」なら買って損をしない「艦これプラモデル」はこれだ!

艦これ好きなら買って損をしない艦これプラモデルシリーズはこれだ!

なんて銘打ってしまいましたが、昨日まとめたデーターをもとに勝手に選出します。
※初心者モデラーの方へのおすすめは真ん中から下に書いています。

では早速結果発表!

<お勧めの艦これプラモデルはこれ!BEST3+1艦娘選出!>

企画性、コラボ性、コストパフォーマンスの観点から選定しています。

一位 長門 屈曲煙突
二位 北上さん(大井っち)
三位 龍驤 
次点 千歳


選定の理由

一位 長門さん 屈曲煙突

選出の理由は、もちろん、艦これ運営とのコラボレーションによる若き長門さんの描きおろしイラストパッケージ&
ディスプレイシートです。当時、マストについていた示数盤を腕時計に見立てる辺りもセンスありますなあ。
長門さんへの賛辞は昨日のブログでも書いたのでこの辺で。

二位北上さん(大井っち)

選出理由は以前2日前の大井さんの解説でお話した通りですが、大戦では全く戦う機会のなかった重雷装巡洋艦が
艦これの世界では時には戦艦以上の戦果を生み出す重装備艦。
この世界観に最もマッチした艦を完全新金型で再現していただいたものだからですね。

三位 空母龍驤

龍驤はキャラクターもかわいいですが、艦自体もかわいらしくて好きなんですよね。
店頭に並んでいるとついつい買ってしまいたくなる船です。

この龍驤からシールではなく、ディスプレイシート(DPS)が付くようになりました。
艦これプラモとの必然性においてはDPSが断然お得感があります。
更に、飛行甲板は灰色と黄土色(タン)の2色から選択可能。

12cm30連装噴進砲がセットされています。龍驤には実装されていなかったのですが、イラストには
噴進砲が描かれており、これをキットでも再現しているマニアックな構成です。
(龍驤は、12.7cm高角砲をことさらぶっ放す稀有な空母。哨戒艇や輸送船を高角砲で撃破している)

次点 空母 千歳

迷彩塗装用のデカール、緑色の着色船体、格納庫を再現している、噴進砲などうれしい要素が
満載。正直、三位でも良かったのですが、付属品がDPSではなく、シールなので惜しくも次点としました。


コスパについてですが、実勢売価がウォーターラインシリーズと艦これプラモデルで大きく開きがでるOEM商品(昨日のブログに少し解説)は頭から除外してます。

又、私の視点による選出であり、価格と内容のマッチングをベースに好きなキャラ要素も加味してます。
もちろん、軍艦ではありませんが、間宮や速吸、あきつ丸なんてのも非常に面白そうです。

間宮さんなんて当時の水兵さんに大歓迎された船らしいですよ。
羊羮やアイスクリームも提供出来たらしいですから。
大忙しだった様です。

一家言お持ちの方は、そうは言っても俺はやっぱこれだねなんて思うのと比べてみて下さい。
もちろん! まあ、好きな艦娘が一番です。納得できるのが大事ですからね。


次に初心者が選ぶべき艦これプラモデルを選出しました。

<提督初心者モデラーが初めに試すべき艦これプラモデルはこれ!>

次に提督から艦船プラモデルに興味を持った方、プラモデルは初心者なので作りやすいキットから選出して見ました。

一位 北上さん(大井っち)
二位 陽炎型駆逐艦 四人娘 陽炎、天津風、時津風、雪風
三位 川内型軽巡洋艦 三人娘 川内、神通さん、那珂ちゃん

選定理由

一位 北上さん(大井っち)

またかと言われそうですが、初心者が選ぶべき最初の船はたとえ戦艦の金剛が作りたくても
駆逐艦か軽巡にした方が良いと思うんですよね。
他の理由は上に書いた通りです。DPSも付いてますしね。

二位以降は私の重視しているDPSなどが付いていません。
なので軽巡、駆逐艦から選ぶならこのキットかなって感じです。


二位  陽炎型駆逐艦

作りやすさから言えば駆逐艦でこちらを一位に挙げるべきかも知れません。
しかも、陽炎型はアオシマl2004年リニューアルの比較的モールドと作りやすさのバランスがいいキット
なんですよ。

艦これプラモデルって限定しなくとも艦船プラモデル全体を通じても初心者お勧めモデルです。

秋雲なか卯
<秋雲×なか卯コラボカードで艦これプラモデルにして見た!>

先にネタバレさせてしまいますが、こんなのも作ってみました。なので何回かあとでこのネタもう一度出します。
これはウォーターラインシリーズの秋雲をまるっきりの素組みで作ったものにMrカラーの軍艦色2で塗装したものです。

結構リノリウム抑え、甲板の滑り止め等のモールド、22号や13号電探がしっかりとしているキットで感心しました。
陽炎型は基本的にこの金型を流用しているので上記の艦娘はしっかりとしたキットです。

三位 川内型軽巡洋艦

こだわる方には時代考証的な問題だったり、艦の側面に舷外電路がなかったりするので足したりと
手を加えたくなるキットですが、初心者のモデルとしては良くできたキットだと思います。


逆に島風、吹雪、睦月ちゃんなどはそうとうの古参キットの代表なのでちょっとどうかなって感じです。
この艦娘はキャラの人気や映画の観点から入っている様に思いますが、本来ならウォーターラインと別枠
でアオシマさんが金型を作り直すのも検討すべきかと。

島風をいじったものがあるのでご参考になれば見て下さい。まあ参考程度に。

タミヤ製駆逐艦島風建造日誌

もちろん、プラモデルで金型は非常にコストのかかるものでウォーターラインと共通にすることで
金型代未回収のリスクを軽減しているものと思いますし、静協のしがらみもあるのかも知れませんが・・・

2017/04/12(追記)
タミヤさんついに駆逐艦島風のリニューアルを発表!

色々書きましたが、手に入れても興味がわかないキャラなら仕方がありません。

だれが何と言おうが島風がいいんだ~て言うならそれでいい~んです。

しかし、キットの内容にもこだわる方に今回のまとめがお役に立てばいいなと思います。

そもそも箱が目的で作らず飾っておくだけでいいって方は箱のイラスト重視で良いかと思います。

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テーマ : 模型・プラモデル - ジャンル : 趣味・実用

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